暑い夜は「小豆」を使うと寝苦しさ軽減! 専門家が教える快眠のコツ

いよいよ、本格的な夏の到来! 寝苦しい夜が続きます。そこで快眠セラピストの三橋美穂さんが「眠りの質を高める夏の寝室の環境」について解説しました。

【7月29日(月)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」】
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190729063133


■夏にぐっすり眠るには?

節約のため、冷房ではなく扇風機をつけて、薄着で寝ている......という人はいませんか? 三橋さんによると、寝室が29度を超えた場合は、扇風機だけで乗り切ろうとすると、睡眠中に熱中症を起こすリスクが高くなります。冷房を使うと体がダルくなる人は、長袖、長ズボンのパジャマで体を保温しながら、上手に冷房を使いましょう。

冷房をつける際は、こんなことに気をつけてください。

・部屋の温度は28度以下に。温度と湿度が高いと汗が蒸発しにくいので、熟睡に必要な体温低下が妨げられます。28度以上になると熱中症のリスクが高まります。
・湿度は40から60パーセントがベスト。湿度が下がると涼しく感じます。

三橋:微風があると涼しく感じますが、風が強いと体に負担がかかるので気をつけましょう。

■敷パット、アロマ、クールパック...快眠アイテムを紹介!

三橋さんおすすめの快眠アイテムは?

・涼しい敷パッド
寝苦しくて眼が覚める原因の一つは、背中が蒸れることにあります。

三橋:立体構造で熱を逃がす敷パッドや、吸湿性や放出性に優れている麻でできた敷パットがおすすめです。

・クールパック
三橋:クールパックで頭を冷やすのもおすすめ。頭を冷やすと脳の温度が下がりやすく、寝付きがよくなります。クールパックを枕の真ん中に置いて、後頭部を冷やしましょう。ファスナー付きの小袋に小豆1袋(250グラム)を入れて冷凍庫で冷やして使います。小豆は水分をおよそ15パーセント含んでいて、ちょうどいい冷たさが15分ほど持続し、冷えすぎる心配もありません。頭を冷やしながら、同時に首を温めるのもおすすめです。露天風呂に入っているような心地よさで、スーッと眠りにつくことができます。

・アロマ
三橋:ミント系のアロマは体感温度をおよそ2度を下げるという報告があります。寝る時に使う場合は、リラックス系のラベンダーやスイートオレンジといったアロマにブレンドして使うのがおすすめです。

三橋さんの著書『眠トレ! ―ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣』も参考にしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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