J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。7月13日(土)のオンエアでは、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介さんがゲストに登場。音楽との出会いや、衝撃を受けたライブについて話しました。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年7月20日28時59分まで)
■初めて買ったCDはglobe
ニューヨーク生まれの斎藤さん。4歳のときに少しだけ東京に戻り、その後、ロンドン、シンガポールと渡り、日本で生活するようになりました。
斎藤:ロンドンは小学1年から4年までいました。今振り返るといい経験だったと思うんですけど、日本の音楽が簡単に聴けないことが悔しくて。
クリス:音楽にはいつ目覚めたんですか?
斎藤:もともと趣味で母がピアノ、父が合唱とかをしていて、基本的に音楽が流れている家ではありました。自分で音楽が好きだなと思ったのは小学校に入るくらいですね。母にピアノを習って、3歳上の兄は早々にピアノを投げ出したけど僕はけっこう楽しかったので「俺は音楽が好きなんだな」と気がつきました。
斎藤さんが初めて買ったCDはglobeでした。
斎藤:父が仕事で日本に一時帰国する度に、日本の音楽番組を録画したVHSを持って帰ってくれて、それを擦り切れるまで何度も観ていました。そこにglobeさんが出ていて、「日本でこういう音楽が流行っているんだな」と羨ましく思って、夏休みとかで僕が日本に一時帰国できるタイミングで買ってもらいました。
■3ピースにこだわる理由
斎藤さんがバンドを始めたきっかけはsyrup16gとの出会いでした。
斎藤:小さい頃から音楽が好きで、歌うことも好きで、バカだったからなんとなく「僕は歌手になるんだろうな」と当時から思っていました。そんなときに、高校のひとつ上の先輩が3ピースバンドを組んでいたんです。その先輩の演奏がすごくよくて、オリジナル曲もあって、下北沢とかのオーディションライブとかに出てすごくカッコいいバンドと対バンしている姿とかを見てて、「俺もやりたいな」と思いました。
その先輩と仲よくなった斎藤さんが「どんな音楽を聴いているのか?」と訊くと、先輩は「syrup16g」と答えたそうです。
斎藤:syrup16gも3ピースバンドで、当時流行っていたギターロックと言われる音楽シーンの真ん中にいた人たちなんですけど、それを聴いて今までなんとなく好きだった歌うこととバンドがすごくリンクした感じがあって。「僕もギターを弾きながらこういうバンドをやりたいな」と思うきっかけになりました。いろいろバンドをやってたけど、自分が歌うようになってからはずっと3ピースです。
クリス:3ピースにこだわる理由は何ですか?
斎藤:他の人にギターを弾かれたくないというか。僕がちょっと弾けちゃうから、全部弾きたくなっちゃうんでしょうね。「俺がやりたい」という気持ちがあって、自分が絶対にできないギターフレーズとかがあったら諦められるんですけど、めちゃくちゃ頑張ったらできるんじゃないかって心のどこかで思っているので。それがあるうちは、他の人に弾かせるよりは、まず自分で挑戦したいと思っています。
■衝撃を受けたBRAHMANのライブ
高校時代に初めてライブハウスでライブを観たという斎藤さん。そこで観たBRAHMANのライブに衝撃を受けたそうです。
斎藤:人の上を人が転がる様や、音が塊でバンと飛んできて、それを浴びながら人が熱狂している姿がめちゃくちゃ衝撃的でした。本当に楽しくて、その瞬間に「自分はライブハウスでライブを観ることも演ることも好きな人なんだ」と決められた感じがしました。バンドと観客が熱を交換している感じがずっと自分の中に植え付けられています。
当時のBRAHMANのライブはMCがなく、立て続けに曲を演奏していたと斎藤さんは振り返ります。
斎藤:あと、曲が終わった最後の拍が次の曲の1拍目になっていて、どんどん叩きつけていく感じに衝撃を受けました。曲だけで成立させるところがカッコよかったです。
■バンド結成15周年の道のり
UNISON SQUARE GARDENは、今年でバンド結成15周年を迎えます。
クリス:この15年は長かった? 短かった?
斎藤:長かったですね(笑)。UNISON SQUARE GARDENのフォーマットが出来上がるまでが長かったと思うんですよね。今のライブのスタンスとか曲作りのスタンスとか、それが出来上がるまでにアルバム2枚くらいかかってしまってたので。2009年とか2010年とかまでですかね。
クリス:じゃあ、下積みというか、当時は大変だった?
斎藤:当時は楽しくてやっていたんですけど、もう一度その時期を経験したいかと言うと、したくはないですね。
UNISON SQUARE GARDENは、7月3日に結成15周年記念B面集ベストアルバム『Bee side Sea side 〜B-side Colloection Album〜』をリリースしました。
7月24日(水)には、結成15周年記念トリビュートアルバム『Thank you, ROCK BANDS! 〜UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Album〜』がリリースされます。どちらもぜひチェックしてみてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年7月20日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SAPPORO BEER OTOAJITO』
放送日時:毎週土曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/
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■初めて買ったCDはglobe
ニューヨーク生まれの斎藤さん。4歳のときに少しだけ東京に戻り、その後、ロンドン、シンガポールと渡り、日本で生活するようになりました。
斎藤:ロンドンは小学1年から4年までいました。今振り返るといい経験だったと思うんですけど、日本の音楽が簡単に聴けないことが悔しくて。
クリス:音楽にはいつ目覚めたんですか?
斎藤:もともと趣味で母がピアノ、父が合唱とかをしていて、基本的に音楽が流れている家ではありました。自分で音楽が好きだなと思ったのは小学校に入るくらいですね。母にピアノを習って、3歳上の兄は早々にピアノを投げ出したけど僕はけっこう楽しかったので「俺は音楽が好きなんだな」と気がつきました。
斎藤さんが初めて買ったCDはglobeでした。
斎藤:父が仕事で日本に一時帰国する度に、日本の音楽番組を録画したVHSを持って帰ってくれて、それを擦り切れるまで何度も観ていました。そこにglobeさんが出ていて、「日本でこういう音楽が流行っているんだな」と羨ましく思って、夏休みとかで僕が日本に一時帰国できるタイミングで買ってもらいました。
■3ピースにこだわる理由
斎藤さんがバンドを始めたきっかけはsyrup16gとの出会いでした。
斎藤:小さい頃から音楽が好きで、歌うことも好きで、バカだったからなんとなく「僕は歌手になるんだろうな」と当時から思っていました。そんなときに、高校のひとつ上の先輩が3ピースバンドを組んでいたんです。その先輩の演奏がすごくよくて、オリジナル曲もあって、下北沢とかのオーディションライブとかに出てすごくカッコいいバンドと対バンしている姿とかを見てて、「俺もやりたいな」と思いました。
その先輩と仲よくなった斎藤さんが「どんな音楽を聴いているのか?」と訊くと、先輩は「syrup16g」と答えたそうです。
斎藤:syrup16gも3ピースバンドで、当時流行っていたギターロックと言われる音楽シーンの真ん中にいた人たちなんですけど、それを聴いて今までなんとなく好きだった歌うこととバンドがすごくリンクした感じがあって。「僕もギターを弾きながらこういうバンドをやりたいな」と思うきっかけになりました。いろいろバンドをやってたけど、自分が歌うようになってからはずっと3ピースです。
クリス:3ピースにこだわる理由は何ですか?
斎藤:他の人にギターを弾かれたくないというか。僕がちょっと弾けちゃうから、全部弾きたくなっちゃうんでしょうね。「俺がやりたい」という気持ちがあって、自分が絶対にできないギターフレーズとかがあったら諦められるんですけど、めちゃくちゃ頑張ったらできるんじゃないかって心のどこかで思っているので。それがあるうちは、他の人に弾かせるよりは、まず自分で挑戦したいと思っています。
■衝撃を受けたBRAHMANのライブ
高校時代に初めてライブハウスでライブを観たという斎藤さん。そこで観たBRAHMANのライブに衝撃を受けたそうです。
斎藤:人の上を人が転がる様や、音が塊でバンと飛んできて、それを浴びながら人が熱狂している姿がめちゃくちゃ衝撃的でした。本当に楽しくて、その瞬間に「自分はライブハウスでライブを観ることも演ることも好きな人なんだ」と決められた感じがしました。バンドと観客が熱を交換している感じがずっと自分の中に植え付けられています。
当時のBRAHMANのライブはMCがなく、立て続けに曲を演奏していたと斎藤さんは振り返ります。
斎藤:あと、曲が終わった最後の拍が次の曲の1拍目になっていて、どんどん叩きつけていく感じに衝撃を受けました。曲だけで成立させるところがカッコよかったです。
■バンド結成15周年の道のり
UNISON SQUARE GARDENは、今年でバンド結成15周年を迎えます。
クリス:この15年は長かった? 短かった?
斎藤:長かったですね(笑)。UNISON SQUARE GARDENのフォーマットが出来上がるまでが長かったと思うんですよね。今のライブのスタンスとか曲作りのスタンスとか、それが出来上がるまでにアルバム2枚くらいかかってしまってたので。2009年とか2010年とかまでですかね。
クリス:じゃあ、下積みというか、当時は大変だった?
斎藤:当時は楽しくてやっていたんですけど、もう一度その時期を経験したいかと言うと、したくはないですね。
UNISON SQUARE GARDENは、7月3日に結成15周年記念B面集ベストアルバム『Bee side Sea side 〜B-side Colloection Album〜』をリリースしました。
7月24日(水)には、結成15周年記念トリビュートアルバム『Thank you, ROCK BANDS! 〜UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Album〜』がリリースされます。どちらもぜひチェックしてみてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年7月20日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『SAPPORO BEER OTOAJITO』
放送日時:毎週土曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/
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