J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』。7月11日(木)の「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、miletが影響を受けた映画音楽を紹介しました。
【『SONAR MUSIC』の「SONAR'S ROOM」(22:30-45頃オンエア)】
まずは、1987年に日本で公開されたジョン・ヒューズ監督の映画『Ferris Bueller's Day Off』(邦題『フェリスはある朝突然に』)の劇中で、主人公の男の子・フェリスが歌っているThe Beatlesの曲から紹介しました。
・The Beatles『Twist & Shout』
milet:フェリスはサボり魔の常習犯で、ある日突然仮病でズル休みをして街に出て、はちゃめちゃなことをします。ジョン・ヒューズ監督は『ホーム・アローン』の脚本・製作を手がけていて、悪ガキ感は『ホーム・アローン』に通ずるものがあります。フェリスがシカゴの街のフェスティバルでこの曲をかけて勝手に歌って盛り上げて、フェスティバルの中心になるという謎のシーンがあります。そこがこの映画のハイライトです。彼が歌って踊り始めると、なぜかまわりのお客さんも踊り始めます。ちょっとしたフラッシュモブを彷彿とさせる感じ。そこで特にお気に入りの動きがあるんです。フェリスが歌っているときに、広場の階段の左のほうからすごいカメラ目線で指をパッチンパッチンしながら入ってくるグループがいるんですよ。その人たちのステップのなめらかさが、milet流の見どころです。踊りたくなります。
・Electric Light Orchestra『Mr. Blue Sky』
milet:2017年に公開されたジェームズ・ガン監督の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』のオープニングで流れています。この映画はマーベル・スタジオが製作作したもので、銀河で戦うガーディアンズが仲間のピーター・クイルの本当の両親の謎を解き明かすために、そして新たなファミリーのために戦うというお話です。オープニングだけでいいから、この映画を観てほしい。このシーンのCGとか、カメラワークのえげつなさは、もはや泣けるレベルです。オープニングでほかの仲間が敵と戦っているのに、ベビー・グルートという木のヒーローはこの曲を聴いて踊りまくってるんです。オープニングの映像でこの曲を流すことで、みんなをどんどん引き込んでいて「映画はこんな感じだから、みんなついてきて。よろしく!」という強引な導き方がアメリカっぽくていいんです。キャラクターもとっても可愛いし、音楽を楽しむという意味でも、おすすめの映画です。
・Eminem『8 Mile』
milet:2003年に日本で公開されたカーティス・ハンソン監督の映画『8 Mile』の主題歌です。主演を務めるEminemの自伝的な映画ともいえると思います。デトロイトには“8 Mile”と呼ばれる境界線があって、貧困層と裕福層、白人と黒人をしっかり分けるラインといわれています。低所得の白人層にいたEminem演じるジミーの夢は、ラップを使って8 Mileを越えること。Eminemのほかに、50 Cent、Jay-Zとかのラッパーやヒップホップアーティストもたくさん参加しています。ラップをどう使うかというのはこの映画の一番の見どころで、Eminemがラップを使って若者の心理描写を緻密に描いているし、それを伝えるためというよりも、生きるためにラップをするという、ギリギリで生きている感じがすごく伝わってきます。あのラップバトルは3ヶ月に1回は観たくなります。
コーナー後半では 8月21日(水)にリリースするmiletの3rd EP『us』に収録されている『Fire Arrow』を初オンエアしました。
milet:この曲は私が曲作りを始めて最初の頃にできた曲で、聴くと私がどのようなテンションの人間かということがわかっていただけると思います。ディープな音が好きな方には、けっこう気に入っていただけるのではないかと思います。
表題曲『us』は放送中のドラマ『偽装不倫』(日本テレビ)の主題歌です。ぜひチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
【『SONAR MUSIC』の「SONAR'S ROOM」(22:30-45頃オンエア)】
まずは、1987年に日本で公開されたジョン・ヒューズ監督の映画『Ferris Bueller's Day Off』(邦題『フェリスはある朝突然に』)の劇中で、主人公の男の子・フェリスが歌っているThe Beatlesの曲から紹介しました。
・The Beatles『Twist & Shout』
milet:フェリスはサボり魔の常習犯で、ある日突然仮病でズル休みをして街に出て、はちゃめちゃなことをします。ジョン・ヒューズ監督は『ホーム・アローン』の脚本・製作を手がけていて、悪ガキ感は『ホーム・アローン』に通ずるものがあります。フェリスがシカゴの街のフェスティバルでこの曲をかけて勝手に歌って盛り上げて、フェスティバルの中心になるという謎のシーンがあります。そこがこの映画のハイライトです。彼が歌って踊り始めると、なぜかまわりのお客さんも踊り始めます。ちょっとしたフラッシュモブを彷彿とさせる感じ。そこで特にお気に入りの動きがあるんです。フェリスが歌っているときに、広場の階段の左のほうからすごいカメラ目線で指をパッチンパッチンしながら入ってくるグループがいるんですよ。その人たちのステップのなめらかさが、milet流の見どころです。踊りたくなります。
・Electric Light Orchestra『Mr. Blue Sky』
milet:2017年に公開されたジェームズ・ガン監督の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』のオープニングで流れています。この映画はマーベル・スタジオが製作作したもので、銀河で戦うガーディアンズが仲間のピーター・クイルの本当の両親の謎を解き明かすために、そして新たなファミリーのために戦うというお話です。オープニングだけでいいから、この映画を観てほしい。このシーンのCGとか、カメラワークのえげつなさは、もはや泣けるレベルです。オープニングでほかの仲間が敵と戦っているのに、ベビー・グルートという木のヒーローはこの曲を聴いて踊りまくってるんです。オープニングの映像でこの曲を流すことで、みんなをどんどん引き込んでいて「映画はこんな感じだから、みんなついてきて。よろしく!」という強引な導き方がアメリカっぽくていいんです。キャラクターもとっても可愛いし、音楽を楽しむという意味でも、おすすめの映画です。
・Eminem『8 Mile』
milet:2003年に日本で公開されたカーティス・ハンソン監督の映画『8 Mile』の主題歌です。主演を務めるEminemの自伝的な映画ともいえると思います。デトロイトには“8 Mile”と呼ばれる境界線があって、貧困層と裕福層、白人と黒人をしっかり分けるラインといわれています。低所得の白人層にいたEminem演じるジミーの夢は、ラップを使って8 Mileを越えること。Eminemのほかに、50 Cent、Jay-Zとかのラッパーやヒップホップアーティストもたくさん参加しています。ラップをどう使うかというのはこの映画の一番の見どころで、Eminemがラップを使って若者の心理描写を緻密に描いているし、それを伝えるためというよりも、生きるためにラップをするという、ギリギリで生きている感じがすごく伝わってきます。あのラップバトルは3ヶ月に1回は観たくなります。
コーナー後半では 8月21日(水)にリリースするmiletの3rd EP『us』に収録されている『Fire Arrow』を初オンエアしました。
milet:この曲は私が曲作りを始めて最初の頃にできた曲で、聴くと私がどのようなテンションの人間かということがわかっていただけると思います。ディープな音が好きな方には、けっこう気に入っていただけるのではないかと思います。
表題曲『us』は放送中のドラマ『偽装不倫』(日本テレビ)の主題歌です。ぜひチェックしてみてください。
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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