J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)。「KYOCERA TECHNOLOGY COLLEGE」のコーナーでは、各ジャンルの第一線で活躍するイノベーターを講師に招き、学生向けの講義を実施しています。第三回目は、「自動運転」の第一人者である青木啓二さんが講師を努めました。
同講義に、上智大学4年・加藤真伎さんが潜入! ここでは、当日の講義の内容と、大学生が抱いた感想をお届けします。
青木さんは、トヨタ自動車株式会社で自動運転の研究に携わった技術者です。2008年に定年退職した後、2014年に先進モビリティを立ち上げました。当初は4人の個人出資でスタートしましたが、現在は約35名の社員が在籍しています。
【自動運転の世界】
■自動運転を開発しようと考えた理由
「自動運転をやるためには、ベンチャー企業しかない」。こう話す青木さんは、バスやトラックの自動運転技術を開発しようと考えた理由を、「トラック・バスが無人化できればニーズがあるから」だと明かします。
20年前のトヨタは、量産の技術開発はやっていたものの、自動運転の開発は行っていませんでした。むしろ、ドライバーが責任を持てないことから、「自動運転」はどこの車メーカーでも禁句だったそうです。そんななか、青木さんは自動運転に可能性を感じていました。当時はボトムアップだったため、上司を騙し騙し、研究部で少しずつ開発を行っていたそうです。また、保守的な自動車業界では、使用できる素材に制限があることも。そんな状況を「難しい」と感じていたとも明かします。
■自動運転技術 開発の進捗
世界中で開発が進められる自動運転の技術ですが、開発はどれぐらい進められているのでしょうか。
車の自動運転は0~5まで、6段階の技術レベルがあります。レベル0~2まではあくまで運転支援ですが、レベル3から自動運転の世界になります。緊急時にはドライバーによる対応が求められるレベル3と違い、レベル4からドライバーは必要でなくなります。
先進モビリティが力を入れているトラックやバスの場合、トラックに関しては開発が進んでいるものの、バスはまだしばらく時間がかかるそう。自動運転全体の技術開発の進捗については、第一人者である青木さんでも「アンダーデスクなので正直わからない」と話しました。
■自動運転の実現で得られるメリットは?
段階的に進めていく必要がある自動運転の周知と技術開発。実現した際、私たちの生活にどのようなメリットがもたらされるのでしょうか。
中途半端な自動運転は、メリットを理解しづらいことから人々は興味を示さない、と青木さん。ただし、トラック・バスの分野では得られるメリットが大きいようです。というのも、近年大型トラックのドライバー数が不足・現象しており、困っている人のニーズがすでに存在しているからです。例を挙げてメリットを紹介していただきました。
もしトラックで3台隊列を組んだ場合、隊列のあたまに大型免許を保有するドライバーを持ってきます。先頭を有人状態にすることで、後ろ2台を無人運転にすることが可能になります。もし何かトラブルが起こったとしても、先頭のドライバーが認知・判断することできるというわけです。2020年にはバスの自動運転実現が謳われていますが、青木さんはどのように達成すればよいか分からないそう。2025年なら達成できている可能性が高い、と仰っていました。
また、自動運転の技術によって、渋滞解消が期待できるそうです。
渋滞には、上り坂でいつの間にかスピードが落ちて発生する「サグ渋滞」と、前方を走行する車がブレーキを踏むことで、減速動作が後方車に影響し、どんどんブレーキを踏む量が増えて起こる「ショックウェーブ渋滞」の2種類があります。青木さんによると、自動運転の車が2割あるだけで、ショックウェーブ渋滞が解消され、燃費も良くなることが期待されるそうです。
【自動運転に最も必要なことは】
■完全自動運転実現には、新たなルール設定が必要
自動運転の実用化に向けて開発が進められていますが、社会的に安全な技術にするために、どのような基準を設けるかはまだ決まっていません。これから完全自動運転を実現するために、必要なことを訊きました。
青木:イッキに自動運転になるのではなく、絶対に段階を踏んで行われていきます。混在しているときのルール作りはこれからです。今の道路交通法上では歩行者が優先ですが、今後、自動運転を優先にするルールなどが必要になるかもしれません。「この車は自動運転中です」ということが周りの人が分かるようにしないといけないかもしれません。また、自動運転は相手に合わせて判断しますが、自分で判断することはしません。以前、自動運転の実験をしたときに、車が見合った際にどちらも止まって動かなかったことがありました。
自動運転の車に割り込んだらどうなるのか。そういった保安基準がまだ間に合っていないのが現状です。事故を起こしたら前例になってしまうため、絶対にそうならないように、一般車に周知をしていると明かします。
今後、新東名で実証実験を行うことがすでに決定しています。また、道路局主導で自動運転実験を道の駅や、石垣島など全国各地で行っています。交通の足がない田舎にこそ自動運転の技術が必要ということで、実現に向けて日々実験が進められています。
【開発への情熱と苦労!】
■自動運転技術の開発で苦労している点 トラック・バスにおける自動運転技術の開発を行う青木さんが、最も苦労していることは何なのでしょうか。
一番のネックは資金だと断言。自動運転技術はお金を使うばかりで、今はまだお金を稼ぐ段階ではないといいます。トヨタは100億円を費やして研究を進めていますが、国からの援助が必須であり、ベンチャー企業が手を出しづらい分野だと説明します。
また、人についても言及します。今は売り手市場であり、わざわざベンチャーに就職して苦労する人がいないのだとか。青木さんが立ち上げた先進モビリティは、東京大学の駒場キャンパス内にありますが、物珍しさから来る人はいるものの、就職する人はいないそうです。ただし、大企業と違い、様々なことに挑戦できるベンチャーの良さも熱弁しました。
【夢や目標を叶えるためにすることは?】
青木さんはトヨタを定年退職してからも、ベンチャーを立ち上げ、新技術開発に力を注いでいます。そのモチベーションはどこから来るのでしょうか。
青木:トヨタに入ったとき、上司から「3つだけちゃんと仕事をしろ」と言われました。10年×3で、最後が自動運転だったんです。2005年の愛・地球博で180万人が集まりましたが、6か月のことで、実用化には至りませんでした。私の目的は「ベンチャー」ではなく、「実用化」です。これからの世の中で、実用化をやらなくてはいけない。実現できなければいけないから、これは夢ではなくて目標ですね。だって、夢は実現できないですから。
自動運転の実用化を目標に掲げる青木さん。車の10年後を、どう捉えているのでしょう。
トラックに関しては、宅配や物流などのニーズがあるため、自動運転が実用化されていると予想します。実用化できなければ、ドライバー不足で宅配が滞ったり、物流を維持することさえ厳しくなるかもしれないからです。ただし、乗用車については「まだ厳しい」とも。高速道路であれば、レベル3くらいまでならいけるかもしれない、と期待を露わにしました。また、自動運転を実用化するために、ネットワークは必要不可欠な要素です。その整備も重要になると明かしました。
今回の講義を受けた学生から、さまざまな質問が挙がりました。
Q:将来何をしたいのか、まだ明確ではありません。学生のうちにやっておいた方が良いことはありますか?
青木:僕は学生時代何もしませんでした。たまたま自動車メーカーのトヨタに入っただけです。正直に言って、会社に入ってから変われると思います。
川田十夢:まだやりたいことが分からなくても、大丈夫。社会人になって、ギアが入る瞬間がある。
青木:僕は、自動車に興味があったからトヨタというわけではなかった。エレキの分野で、電気でラジオを組み立てるのが好きだったんです。トヨタに入ってみたら、たまたまエレキがあったわけです。
Q:青木さんが考える究極の自動運転とは?
青木:「Fun to Drive」。運転を楽しむことと、自動運転の混在の世界になると思います。全てが自動運転になるわけではないと思いますが、若い人が何を要求するのかによって未来は変わると思います。
【感想】
自動運転は、今はよく聞くトピックですが、20年前は自動車メーカーの中で禁句だったことが面白いと感じました。自動運転のレベルや、同じ自動運転でも乗用車・トラック・バスで、自動運転の世界を実現するために抱えている問題が異なるところも興味深いです。
そして、自動運転に合わせて、信号や街などの環境がすべて変化していくと考えていましたが、自動運転のものとそうでないものが混合した世界になって行くと分かり、非常に面白かったです。人間優先だった車道が自動運転優先になっていくのが、ロボット掃除機のために部屋を片付ける感覚に近いようにも感じました。
今回の全体のテーマは自動運転でしたが、自動運転を実現するためにはネットワークの整備や、実験場所の確保、周知・認知の問題、自動運転をめぐる社会のルールづくりなど、技術だけで解決できないところの話も伺えて、とても面白かったです。私は文学部で、技術的なことははっきりとは分からないですが、SF作家アイザック・アシモフの小説で、ロボットが従うべきとして示された原則としてロボット工学三原則が示されたように、物語をつくる世界からも自動運転の世界にアプローチができるかもしれないと思いました。
私は、今やってみたいことがあっていろいろ挑戦をしている最中です。一方、就活のことなどを友人と話している中で、「やりたいこととかないんだよねー」みたいな話になったときに、「そっか~、まあそうだよね~、わからないよね~」と、テキトウに返すことしかできませんでした。ですが、これからは「社会人になったギアが入る瞬間があるらしいから大丈夫だよ」と言おうと思いました。
この日の授業の模様は、J-WAVEの YouTubeチャンネルでも公開中。ぜひチェックしてみてください!
【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜日 20時-22時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
同講義に、上智大学4年・加藤真伎さんが潜入! ここでは、当日の講義の内容と、大学生が抱いた感想をお届けします。
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青木さんは、トヨタ自動車株式会社で自動運転の研究に携わった技術者です。2008年に定年退職した後、2014年に先進モビリティを立ち上げました。当初は4人の個人出資でスタートしましたが、現在は約35名の社員が在籍しています。
【自動運転の世界】
■自動運転を開発しようと考えた理由
「自動運転をやるためには、ベンチャー企業しかない」。こう話す青木さんは、バスやトラックの自動運転技術を開発しようと考えた理由を、「トラック・バスが無人化できればニーズがあるから」だと明かします。
20年前のトヨタは、量産の技術開発はやっていたものの、自動運転の開発は行っていませんでした。むしろ、ドライバーが責任を持てないことから、「自動運転」はどこの車メーカーでも禁句だったそうです。そんななか、青木さんは自動運転に可能性を感じていました。当時はボトムアップだったため、上司を騙し騙し、研究部で少しずつ開発を行っていたそうです。また、保守的な自動車業界では、使用できる素材に制限があることも。そんな状況を「難しい」と感じていたとも明かします。
■自動運転技術 開発の進捗
世界中で開発が進められる自動運転の技術ですが、開発はどれぐらい進められているのでしょうか。
車の自動運転は0~5まで、6段階の技術レベルがあります。レベル0~2まではあくまで運転支援ですが、レベル3から自動運転の世界になります。緊急時にはドライバーによる対応が求められるレベル3と違い、レベル4からドライバーは必要でなくなります。
先進モビリティが力を入れているトラックやバスの場合、トラックに関しては開発が進んでいるものの、バスはまだしばらく時間がかかるそう。自動運転全体の技術開発の進捗については、第一人者である青木さんでも「アンダーデスクなので正直わからない」と話しました。
■自動運転の実現で得られるメリットは?
段階的に進めていく必要がある自動運転の周知と技術開発。実現した際、私たちの生活にどのようなメリットがもたらされるのでしょうか。
中途半端な自動運転は、メリットを理解しづらいことから人々は興味を示さない、と青木さん。ただし、トラック・バスの分野では得られるメリットが大きいようです。というのも、近年大型トラックのドライバー数が不足・現象しており、困っている人のニーズがすでに存在しているからです。例を挙げてメリットを紹介していただきました。
もしトラックで3台隊列を組んだ場合、隊列のあたまに大型免許を保有するドライバーを持ってきます。先頭を有人状態にすることで、後ろ2台を無人運転にすることが可能になります。もし何かトラブルが起こったとしても、先頭のドライバーが認知・判断することできるというわけです。2020年にはバスの自動運転実現が謳われていますが、青木さんはどのように達成すればよいか分からないそう。2025年なら達成できている可能性が高い、と仰っていました。
また、自動運転の技術によって、渋滞解消が期待できるそうです。
渋滞には、上り坂でいつの間にかスピードが落ちて発生する「サグ渋滞」と、前方を走行する車がブレーキを踏むことで、減速動作が後方車に影響し、どんどんブレーキを踏む量が増えて起こる「ショックウェーブ渋滞」の2種類があります。青木さんによると、自動運転の車が2割あるだけで、ショックウェーブ渋滞が解消され、燃費も良くなることが期待されるそうです。
【自動運転に最も必要なことは】
■完全自動運転実現には、新たなルール設定が必要
自動運転の実用化に向けて開発が進められていますが、社会的に安全な技術にするために、どのような基準を設けるかはまだ決まっていません。これから完全自動運転を実現するために、必要なことを訊きました。
青木:イッキに自動運転になるのではなく、絶対に段階を踏んで行われていきます。混在しているときのルール作りはこれからです。今の道路交通法上では歩行者が優先ですが、今後、自動運転を優先にするルールなどが必要になるかもしれません。「この車は自動運転中です」ということが周りの人が分かるようにしないといけないかもしれません。また、自動運転は相手に合わせて判断しますが、自分で判断することはしません。以前、自動運転の実験をしたときに、車が見合った際にどちらも止まって動かなかったことがありました。
自動運転の車に割り込んだらどうなるのか。そういった保安基準がまだ間に合っていないのが現状です。事故を起こしたら前例になってしまうため、絶対にそうならないように、一般車に周知をしていると明かします。
今後、新東名で実証実験を行うことがすでに決定しています。また、道路局主導で自動運転実験を道の駅や、石垣島など全国各地で行っています。交通の足がない田舎にこそ自動運転の技術が必要ということで、実現に向けて日々実験が進められています。
【開発への情熱と苦労!】
■自動運転技術の開発で苦労している点 トラック・バスにおける自動運転技術の開発を行う青木さんが、最も苦労していることは何なのでしょうか。
一番のネックは資金だと断言。自動運転技術はお金を使うばかりで、今はまだお金を稼ぐ段階ではないといいます。トヨタは100億円を費やして研究を進めていますが、国からの援助が必須であり、ベンチャー企業が手を出しづらい分野だと説明します。
また、人についても言及します。今は売り手市場であり、わざわざベンチャーに就職して苦労する人がいないのだとか。青木さんが立ち上げた先進モビリティは、東京大学の駒場キャンパス内にありますが、物珍しさから来る人はいるものの、就職する人はいないそうです。ただし、大企業と違い、様々なことに挑戦できるベンチャーの良さも熱弁しました。
【夢や目標を叶えるためにすることは?】
青木さんはトヨタを定年退職してからも、ベンチャーを立ち上げ、新技術開発に力を注いでいます。そのモチベーションはどこから来るのでしょうか。
青木:トヨタに入ったとき、上司から「3つだけちゃんと仕事をしろ」と言われました。10年×3で、最後が自動運転だったんです。2005年の愛・地球博で180万人が集まりましたが、6か月のことで、実用化には至りませんでした。私の目的は「ベンチャー」ではなく、「実用化」です。これからの世の中で、実用化をやらなくてはいけない。実現できなければいけないから、これは夢ではなくて目標ですね。だって、夢は実現できないですから。
自動運転の実用化を目標に掲げる青木さん。車の10年後を、どう捉えているのでしょう。
トラックに関しては、宅配や物流などのニーズがあるため、自動運転が実用化されていると予想します。実用化できなければ、ドライバー不足で宅配が滞ったり、物流を維持することさえ厳しくなるかもしれないからです。ただし、乗用車については「まだ厳しい」とも。高速道路であれば、レベル3くらいまでならいけるかもしれない、と期待を露わにしました。また、自動運転を実用化するために、ネットワークは必要不可欠な要素です。その整備も重要になると明かしました。
今回の講義を受けた学生から、さまざまな質問が挙がりました。
Q:将来何をしたいのか、まだ明確ではありません。学生のうちにやっておいた方が良いことはありますか?
青木:僕は学生時代何もしませんでした。たまたま自動車メーカーのトヨタに入っただけです。正直に言って、会社に入ってから変われると思います。
川田十夢:まだやりたいことが分からなくても、大丈夫。社会人になって、ギアが入る瞬間がある。
青木:僕は、自動車に興味があったからトヨタというわけではなかった。エレキの分野で、電気でラジオを組み立てるのが好きだったんです。トヨタに入ってみたら、たまたまエレキがあったわけです。
Q:青木さんが考える究極の自動運転とは?
青木:「Fun to Drive」。運転を楽しむことと、自動運転の混在の世界になると思います。全てが自動運転になるわけではないと思いますが、若い人が何を要求するのかによって未来は変わると思います。
【感想】
自動運転は、今はよく聞くトピックですが、20年前は自動車メーカーの中で禁句だったことが面白いと感じました。自動運転のレベルや、同じ自動運転でも乗用車・トラック・バスで、自動運転の世界を実現するために抱えている問題が異なるところも興味深いです。
そして、自動運転に合わせて、信号や街などの環境がすべて変化していくと考えていましたが、自動運転のものとそうでないものが混合した世界になって行くと分かり、非常に面白かったです。人間優先だった車道が自動運転優先になっていくのが、ロボット掃除機のために部屋を片付ける感覚に近いようにも感じました。
今回の全体のテーマは自動運転でしたが、自動運転を実現するためにはネットワークの整備や、実験場所の確保、周知・認知の問題、自動運転をめぐる社会のルールづくりなど、技術だけで解決できないところの話も伺えて、とても面白かったです。私は文学部で、技術的なことははっきりとは分からないですが、SF作家アイザック・アシモフの小説で、ロボットが従うべきとして示された原則としてロボット工学三原則が示されたように、物語をつくる世界からも自動運転の世界にアプローチができるかもしれないと思いました。
私は、今やってみたいことがあっていろいろ挑戦をしている最中です。一方、就活のことなどを友人と話している中で、「やりたいこととかないんだよねー」みたいな話になったときに、「そっか~、まあそうだよね~、わからないよね~」と、テキトウに返すことしかできませんでした。ですが、これからは「社会人になったギアが入る瞬間があるらしいから大丈夫だよ」と言おうと思いました。
この日の授業の模様は、J-WAVEの YouTubeチャンネルでも公開中。ぜひチェックしてみてください!
【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜日 20時-22時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
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