J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』。5月31日（木）の「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、miletがライブを観て衝撃を受けたアーティストを明かしました。
■miletが初めてライブに行った海外アーティスト
まずは、母と観たMIKAのライブの話からです。
MIKA『Big Girl（You Are Beautiful）』
milet：私、MIKAが大好きです。ライブがとても楽しくて、2016年にアルバム『No Place in Heaven』を携えて行われたツアーへ、お母さんとNHKホールに観に行きました。NHKホールは観やすくていいですよね。彼のライブは私が今までに観に行ったライブのなかで、一番楽しいと思えたライブでした。ライブ会場がおもちゃ箱みたいで、彼もステージの上で飛んで跳ねて歌って踊って。特に『Big Girl（You Are Beautiful）』のときは本当に最高でした。MIKAがお客さんのなかから何人かをステージに上げて、みんなで踊るという、幸せすぎて泣きました。私は彼の音楽のように明るく振る舞える人間ではないけど、明るくありたいと思わせてくれる音楽です。MIKAの歌もだけど、ライブを観終わったあと、私自身が優しい気持ちになれた実感がありました。帰り道は母と手を組んで、笑ってスキップしながら歩いたのも、とてもいい思い出です。
さらに、「MIKAの言葉使いにも注目」とmilet。
milet：王子様的な佇まいがあるけど汚い言葉遣いだから、そのギャップにかなりビックリしました。そういう意味でも面白かったです。大切な人と観たいライブでした。
Sóley『Pretty Face』
milet：Sóleyは、アイスランドの女性シンガーソングライターです。彼女の曲は昔から好きで聴いていて、ライブに行ったのは2017年にリリースされたアルバム『Endless Summer』のツアーでした。「shibuya 7th FLOOR」で公演がありました。東京公演は2回あって2回とも観に行きました。すっごく大好きで会いたくて。「7th FLOOR」はあまり広くないから、距離がすごく近くて夢のような空間でした。彼女が歌い出した瞬間、心臓に鳥肌が立つ感じで、非現実的な空間に放り出された感じがしました。アイスランドのアーティストの方の雰囲気は独特なものがありますよね。それを東京という雑踏の渋谷のど真ん中で聴けるという、ちょっとしたシュールな空間を実感しながら「面白い」ってずっと思ってました。彼女の歌声は「天使と悪魔が一緒にいるような歌声だな」って思います。すごく面白い空気感の歌で、ときどき綺麗な川みたいな聴こえ方のときもあれば、後戻りできない樹海の奥深くに置いていかれているような気にもなる。ライブでもその感覚がありました。帰れない気がすると思ったけど、渋谷のライブハウスを出たら現実に引き戻されました。
レディー・ガガ『Born This Way』
milet：海外のアーティストを観に行ったのは彼女が初めてで、2010年の横浜アリーナの公演に行きました。ガガ自身、初のジャパンツアーでした。私はガガの音楽だけではなく、人として大好きです。体から火花が出たり、ピアノの上でゴロンゴロン寝転がったり、ハロウィンみたいな雰囲気のときもあって、パフォーマンスもすごかったです。ライブをするとき、どういう気持ちや考えで歌ってるんでしょうか。この間「Rakuten GirlsAward 2019 SPRING/SUMMER」で少しだけ歌わせていただいて、いきなり1万人くらいのお客さんの前で歌いました。思いのほか、すごく楽しかったです。私はお客さんの顔をじっと見るタイプなんですけど、ほかの方はどうなんですかね？ ぼう然としている人や楽しそうにしている人がいて、人に対して歌ってるって実感するときが一番楽しいです。あのときは、まさか自分がステージの上で歌うなんて思っていなかったので、今考えると見方も変わりますね。
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ『Everybody's On The Run』
milet：先日ジャパンツアーで来日していたようですが、私は行けませんでした。言わずと知れたオアシスのギターヴォーカル、ノエル・ギャラガーが2011年に組んだバンドです。私が実際に観たのは2015年4月の武道館ライブで、オアシスも大好きでしたけど、オアシスは2009年に解散したのでオアシスの生声を聴いたことがなくて、ノエルの声を初めて聴きました。このときは「存在するんだ！」って思いました。これは“ライブあるある”ですよね。もちろん、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの歌も嬉しかったけど、オアシスの曲の『Champagne Supernova』や『Don't Look Back in Anger』などをやってくれて、締めは『The Masterplan』だったから「オアシスじゃん！」って思いました（笑）。私はオアシス大好き人間で、リアム・ギャラガーの真似をしながらタンバリンを叩いてます。ときどきライブのリハーサルでもうしろに手を組んで、リアムの真似をしますが、私には発声方法が合わないから「もうやらない」って決めてます。『Don't Look Back in Anger』では夢みたいな空間でした。海外アーティストのライブで大合唱することはあるけど、あそこまでっていう。もはやノエルが歌ってなくても楽しかったし、となりの知らないお客さんと肩を組んで号泣しながら歌ってました。激アツな空間で「生きててよかった」って思いました。私も早くライブしたいな。早くみなさんに会いたいです。
miletは「SUMMER SONIC 2019」への出演が決定しています。大阪は8月16日（金）、東京は18日（日）に出演予定なので、ぜひチェックしてみてください！
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名：『SONAR MUSIC』
放送日時：月・火・水・木曜 21時ー24時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
■miletが初めてライブに行った海外アーティスト
まずは、母と観たMIKAのライブの話からです。
MIKA『Big Girl（You Are Beautiful）』
milet：私、MIKAが大好きです。ライブがとても楽しくて、2016年にアルバム『No Place in Heaven』を携えて行われたツアーへ、お母さんとNHKホールに観に行きました。NHKホールは観やすくていいですよね。彼のライブは私が今までに観に行ったライブのなかで、一番楽しいと思えたライブでした。ライブ会場がおもちゃ箱みたいで、彼もステージの上で飛んで跳ねて歌って踊って。特に『Big Girl（You Are Beautiful）』のときは本当に最高でした。MIKAがお客さんのなかから何人かをステージに上げて、みんなで踊るという、幸せすぎて泣きました。私は彼の音楽のように明るく振る舞える人間ではないけど、明るくありたいと思わせてくれる音楽です。MIKAの歌もだけど、ライブを観終わったあと、私自身が優しい気持ちになれた実感がありました。帰り道は母と手を組んで、笑ってスキップしながら歩いたのも、とてもいい思い出です。
さらに、「MIKAの言葉使いにも注目」とmilet。
milet：王子様的な佇まいがあるけど汚い言葉遣いだから、そのギャップにかなりビックリしました。そういう意味でも面白かったです。大切な人と観たいライブでした。
Sóley『Pretty Face』
milet：Sóleyは、アイスランドの女性シンガーソングライターです。彼女の曲は昔から好きで聴いていて、ライブに行ったのは2017年にリリースされたアルバム『Endless Summer』のツアーでした。「shibuya 7th FLOOR」で公演がありました。東京公演は2回あって2回とも観に行きました。すっごく大好きで会いたくて。「7th FLOOR」はあまり広くないから、距離がすごく近くて夢のような空間でした。彼女が歌い出した瞬間、心臓に鳥肌が立つ感じで、非現実的な空間に放り出された感じがしました。アイスランドのアーティストの方の雰囲気は独特なものがありますよね。それを東京という雑踏の渋谷のど真ん中で聴けるという、ちょっとしたシュールな空間を実感しながら「面白い」ってずっと思ってました。彼女の歌声は「天使と悪魔が一緒にいるような歌声だな」って思います。すごく面白い空気感の歌で、ときどき綺麗な川みたいな聴こえ方のときもあれば、後戻りできない樹海の奥深くに置いていかれているような気にもなる。ライブでもその感覚がありました。帰れない気がすると思ったけど、渋谷のライブハウスを出たら現実に引き戻されました。
レディー・ガガ『Born This Way』
milet：海外のアーティストを観に行ったのは彼女が初めてで、2010年の横浜アリーナの公演に行きました。ガガ自身、初のジャパンツアーでした。私はガガの音楽だけではなく、人として大好きです。体から火花が出たり、ピアノの上でゴロンゴロン寝転がったり、ハロウィンみたいな雰囲気のときもあって、パフォーマンスもすごかったです。ライブをするとき、どういう気持ちや考えで歌ってるんでしょうか。この間「Rakuten GirlsAward 2019 SPRING/SUMMER」で少しだけ歌わせていただいて、いきなり1万人くらいのお客さんの前で歌いました。思いのほか、すごく楽しかったです。私はお客さんの顔をじっと見るタイプなんですけど、ほかの方はどうなんですかね？ ぼう然としている人や楽しそうにしている人がいて、人に対して歌ってるって実感するときが一番楽しいです。あのときは、まさか自分がステージの上で歌うなんて思っていなかったので、今考えると見方も変わりますね。
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ『Everybody's On The Run』
milet：先日ジャパンツアーで来日していたようですが、私は行けませんでした。言わずと知れたオアシスのギターヴォーカル、ノエル・ギャラガーが2011年に組んだバンドです。私が実際に観たのは2015年4月の武道館ライブで、オアシスも大好きでしたけど、オアシスは2009年に解散したのでオアシスの生声を聴いたことがなくて、ノエルの声を初めて聴きました。このときは「存在するんだ！」って思いました。これは“ライブあるある”ですよね。もちろん、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの歌も嬉しかったけど、オアシスの曲の『Champagne Supernova』や『Don't Look Back in Anger』などをやってくれて、締めは『The Masterplan』だったから「オアシスじゃん！」って思いました（笑）。私はオアシス大好き人間で、リアム・ギャラガーの真似をしながらタンバリンを叩いてます。ときどきライブのリハーサルでもうしろに手を組んで、リアムの真似をしますが、私には発声方法が合わないから「もうやらない」って決めてます。『Don't Look Back in Anger』では夢みたいな空間でした。海外アーティストのライブで大合唱することはあるけど、あそこまでっていう。もはやノエルが歌ってなくても楽しかったし、となりの知らないお客さんと肩を組んで号泣しながら歌ってました。激アツな空間で「生きててよかった」って思いました。私も早くライブしたいな。早くみなさんに会いたいです。
miletは「SUMMER SONIC 2019」への出演が決定しています。大阪は8月16日（金）、東京は18日（日）に出演予定なので、ぜひチェックしてみてください！
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【番組情報】
番組名：『SONAR MUSIC』
放送日時：月・火・水・木曜 21時ー24時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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