J-WAVEで放送中の番組『SEIKO SOUND STORAGE』。当番組は、ミュージシャンやスポーツ選手など、各界で活躍するゲストがマンスリーで自らの音楽遍歴を語ります。3月は藤巻亮太さんが登場。3月29日(金)のオンエアでは、レミオロメン時代のセルフカバー曲や今後の活動を語りました。
■レミオロメンからソロへ
藤巻さんは、4月3日(水)に最新作『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』をリリースします。こちらはレミオロメン時代の曲を、アコースティックアレンジでセルフカバーしたアルバムです。
藤巻:レミオロメンを知らない若い方もいます。モチベーションとしては「もう1回触れてもらいたいな」というのがあって。またレミオロメンの楽曲を聴いていただけたら嬉しいです。それに、人生って地続きじゃないですか。僕が生まれたときから、サッカーやってたときも、20歳でレミオロメンを組んで、30歳くらいからソロ活動している今も、区切りがあるわけではなく、全部が地続きの自分なんですよね。その“地続き感”を確かめたかったんです。
藤巻さんは「絶対に音楽は一期一会だと思うんですよ。19~20歳のときに作った曲を今もう1回作れって言われても絶対作れないし、作為的に作っちゃいけない気がする」と続けます。
藤巻:年相応になっていくというのは、自然な流れだと思うんです。「若い子に聴いてもらいたい」って下心は気付かれちゃうと思うんです。40歳近くなってきて、「どういうことを今の自分は考えているんだろうな」「どういうふうに音楽をやっていきたいんだろう」「やっていくべきなんだろう」というのがテーマとしてあったときに、逆に「どういうふうに音楽を作ってきたんだろう」って。1曲1曲に思い出があるんです。
■藤巻亮太の決意
レミオロメン時代に『ビールとプリン』を作ったときのことを振り返りつつ、「20歳の頃には20歳の頃のよさがあるんですよね」と藤巻さん。
藤巻:そういうものを、もう1回自分のなかで成就させていく。それが非常に面白い。1曲1曲を抱きしめてあげて「確かにこういう状況でしか書けない」って1曲ずつ開放していく。テーマとして「卒業」というのもあるかもしれないです。セルフカバーは何回もするものじゃないじゃないですか。これをすることで、藤巻亮太とレミオロメンの間にある、自分しか作ってない線を、最後に消し切るというか。今この時代にこの曲を歌えるのは自分だけだから、しっかり歌っていこうと思ったし、そういう決意みたいなものも、このアルバムには込められていますね。
後半では、トータス松本さんとの出会いについて話した藤巻さん。トータスさんとの会話の中で「“音楽ってエンターテインメントでしょ”ってズバッと言われた気がした」と振り返ります。「そこを頑張らないといけないし、僕は頑張れる。ここからのテーマになる」とワクワクした思いを語りました。
藤巻さんは、『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』とともに、4月から弾き語りツアー「藤巻亮太 弾き語りLIVE TOUR “In the beginning”」で全国を回ります。藤巻さんは「もう1回音楽といい感じで向き合えるツアーになる」とうれしそうに意気込みを語りました。
さらに、2018年からスタートした藤巻さん主催の野外フェス「Mt. FUJIMAKI 2019」が9月29日(日)に山梨県・山中湖交流プラザ「きらら」にて開催されます。登山家・野口健さんが取り組んでいる富士山のゴミの不法投棄問題と絡めて「きれいな景色の向こうにあるものも伝えながらやっていきたい」と語りました。ぜひチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SEIKO SOUND STORAGE』
放送日時:毎週金曜 24時-24時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/soundstorage/
■レミオロメンからソロへ
藤巻さんは、4月3日(水)に最新作『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』をリリースします。こちらはレミオロメン時代の曲を、アコースティックアレンジでセルフカバーしたアルバムです。
藤巻:レミオロメンを知らない若い方もいます。モチベーションとしては「もう1回触れてもらいたいな」というのがあって。またレミオロメンの楽曲を聴いていただけたら嬉しいです。それに、人生って地続きじゃないですか。僕が生まれたときから、サッカーやってたときも、20歳でレミオロメンを組んで、30歳くらいからソロ活動している今も、区切りがあるわけではなく、全部が地続きの自分なんですよね。その“地続き感”を確かめたかったんです。
藤巻さんは「絶対に音楽は一期一会だと思うんですよ。19~20歳のときに作った曲を今もう1回作れって言われても絶対作れないし、作為的に作っちゃいけない気がする」と続けます。
藤巻:年相応になっていくというのは、自然な流れだと思うんです。「若い子に聴いてもらいたい」って下心は気付かれちゃうと思うんです。40歳近くなってきて、「どういうことを今の自分は考えているんだろうな」「どういうふうに音楽をやっていきたいんだろう」「やっていくべきなんだろう」というのがテーマとしてあったときに、逆に「どういうふうに音楽を作ってきたんだろう」って。1曲1曲に思い出があるんです。
■藤巻亮太の決意
レミオロメン時代に『ビールとプリン』を作ったときのことを振り返りつつ、「20歳の頃には20歳の頃のよさがあるんですよね」と藤巻さん。
藤巻:そういうものを、もう1回自分のなかで成就させていく。それが非常に面白い。1曲1曲を抱きしめてあげて「確かにこういう状況でしか書けない」って1曲ずつ開放していく。テーマとして「卒業」というのもあるかもしれないです。セルフカバーは何回もするものじゃないじゃないですか。これをすることで、藤巻亮太とレミオロメンの間にある、自分しか作ってない線を、最後に消し切るというか。今この時代にこの曲を歌えるのは自分だけだから、しっかり歌っていこうと思ったし、そういう決意みたいなものも、このアルバムには込められていますね。
後半では、トータス松本さんとの出会いについて話した藤巻さん。トータスさんとの会話の中で「“音楽ってエンターテインメントでしょ”ってズバッと言われた気がした」と振り返ります。「そこを頑張らないといけないし、僕は頑張れる。ここからのテーマになる」とワクワクした思いを語りました。
藤巻さんは、『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』とともに、4月から弾き語りツアー「藤巻亮太 弾き語りLIVE TOUR “In the beginning”」で全国を回ります。藤巻さんは「もう1回音楽といい感じで向き合えるツアーになる」とうれしそうに意気込みを語りました。
さらに、2018年からスタートした藤巻さん主催の野外フェス「Mt. FUJIMAKI 2019」が9月29日(日)に山梨県・山中湖交流プラザ「きらら」にて開催されます。登山家・野口健さんが取り組んでいる富士山のゴミの不法投棄問題と絡めて「きれいな景色の向こうにあるものも伝えながらやっていきたい」と語りました。ぜひチェックしてみてください。
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