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花粉症がツラい人はこれを食べて! 症状別のオススメ食材

花粉症がツラい人はこれを食べて! 症状別のオススメ食材

春が近づくこの時期。花粉症で悩んでいる人がとるべき旬の食材について、漢方薬・生薬認定薬剤師の村上百代さんに話を伺いました。

【3月5日(火)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」(ナビゲーター:別所哲也)】
http://radiko.jp/#!/ts/FMJ/20190305063140


■苦味で、冬に溜まった老廃物を排出

3月6日(水)は二十四節季の「啓蟄」にあたります。これは“虫が動き出す”という意味で、冬ごもりをしていた虫が、春の暖かさを感じて地中から這い出し始める頃です。村上さんによると、冬眠していた熊が目覚めて、一番最初に口にするのはフキノトウだといわれています。そこで、まずはフキノトウの作用の話から伺いました。

村上:フキノトウやタラの芽などの山菜は、冬に溜まった老廃物や毒素を排出する作用があります。苦味は春に起こりやすい“のぼせ”をとったり、火照りを覚ます作用もあるので、ぜひ摂ってほしい食材です。苦味は体を少し冷やしてしまうこともあります。そのため、フキノトウは天ぷらにするなど、あたたかくして塩で食べましょう。同じく旬の食材のタケノコは、山椒の実や辛味をかけてください。昔からの料理の知恵があるわけです。
別所:なるほど!
村上:一つの成分を食べればいいという考え方もありますが、大切なのは、フキノトウと一緒に塩味や辛味など、いろいろなものを混ぜて食べることです。


■花粉症の人が摂るべき食材

続いて、この時期特有の悩み=花粉症の対策として摂っておきたい食材について訊きました。冷え性で鼻水が出る人と、のぼせて鼻が詰まる人とでは、対策が異なるのだとか。

・冷え性で鼻水が出る花粉症の場合:スープや生姜、鍋物などで体を温めて、冷やさないようにする。

・のぼせて鼻が詰まる場合:鼻に熱があるので、菊の花やゴボウ茶などで熱をとる。ただし、ひどくなったら漢方薬や病院の薬を飲むこと。


■気分が沈む人はネギを

最後に、この時期にとるべき食事として、ハマグリやネギを勧めました。

村上:ハマグリは口の渇きを癒したり、視力が低下している人にも効果があります。また、ネギは体を温める効果があります。気管支にもいいので、風邪のときにもよく使います。血行をよくするほか解毒作用があるので、体質改善にもつながります。気持ちを発散させてくれる作用もあるので、気持ちが落ち込んでいるときに摂るといいです。

ぜひ参考にしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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