太りたくなければ、「食べた30分後」に洗い物を！ 医師が理由を解説

ダイエットに欠かせない運動。食べたら動かなきゃ……と考えがちですが、運動は食前に行ったほうが効果的です。その理由を、医師で医療ジャーナリストの森田 豊さんが話しました。

【3月4日（月）のオンエア：『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「PLEASURE PICK UP!」（ナビゲーター：別所哲也）】
http://radiko.jp/#!/ts/FMJ/20190304062939


■血糖値が低いときの運動で脂肪燃焼！ ただし注意点も

空腹時は、血液中の糖分が少ない状態、すなわち、血糖値が低い状態です。この状態で運動すると、予備のエネルギー源である脂肪が燃焼されます。そのため、より多くのダイエット効果が期待できるのです。ただし、空腹時の運動は注意も必要です。

森田：血糖値が低いときに激しい運動をすると、低血糖のような症状が出てしまいます。ジョギングやウォーキングなど、適度な運動がおすすめです。さらに、食後すぐに激しい運動をすると、血液が筋肉などに多く流れるため、消化管への血液の流れが滞り、消化不良の原因にも。太りたくない方は、食事の摂取量を腹八分目にして、食後30分ほど休養してから洗い物や片付けなどをするといいでしょう。運動ではなく、何かしらの「活動」でも、ダイエット効果があると考えられています。

ちなみに、たとえば「お腹をへこませたい！」と腹筋運動などをする人もいますが、“部分痩せ”は医学的には証明されていません。「大きな筋肉を動かして、体全体の脂肪をとることが大切」とのこと。運動不足の方は、まずはこまめに動きつつ、近所をウォーキングすることから始めてみてはいかがでしょうか。

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番組名：『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時：月・火・水・木曜 6時－9時
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