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花粉症の人は食べてみて! 免疫ビタミン「LPS」を多く含む食材

画像素材:PIXTA

花粉症の人は食べてみて! 免疫ビタミン「LPS」を多く含む食材

花粉に悩まされている人も多いこの季節。今、花粉症対策として「LPS」という栄養素が注目されています。LPSとは何なのでしょうか? LPSの効能と効率的な摂り方を、きたにし耳鼻咽喉科院長の北西剛さんに伺いました。

【3月26日(火)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」(ナビゲーター:別所哲也)】
http://radiko.jp/#!/ts/FMJ/20190326063032


■LPSは免疫ビタミン

LPS(リポポリサッカライド)は体の免疫力を高めたり、アレルギー予防に役立つことが判明しており、“免疫ビタミン”とも呼ばれています。

北西:LPSは体内の不要なものを掃除してくれる“マクロファージ”という細胞に働きかけるため、鼻の粘膜の炎症を抑えてくれます。

LPSを多く含む食材は、レンコン、蕎麦、ゴマ、なめこ、ヒラタケ、めかぶ、ひじき、岩海苔、シイタケ、ほうれん草など。そこで、いくつか食材別にLPSの効果的な摂り方を訊きました。

・レンコン
北西:皮や節に多く含まれるといわれているため、皮をむかずに調理するのがおすすめです。水に溶けやすいので、水にさらすのを避けてください。

・蕎麦
北西:成人の場合は、LPSを1日500マイクログラムを摂ってほしいです。蕎麦は一人前でおよそ300マイクログラムのLPSが摂れると言われています。また、蕎麦に含まれるルチンには抗酸化作用があるといわれていて、花粉症の炎症を抑えるのに役立つと言われています。

・ゴマ
北西:大さじ2杯でゴマ和えをつくると、およそ55マイクログラムくらいLPSが摂れます。ゴマをすって食事に使うと吸収もよくなります。

・なめこ
北西:味噌汁にすれば、LPSを含む食材としては比較的摂り入れやすいです。キノコ類はβグルカンも含まれているため、便通や、免疫力の改善にも効果があります。

普段の食生活にLPSを多く含む食材を取り入れてみてはいかがでしょうか? 北西さんが監修を務めた『もう悩まない! 副鼻腔炎・花粉症を薬に頼らず治す!』もチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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