J-WAVEでオンエア中の『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)。2月8日(金)のオンエアでは、シンガーソングライター・さかいゆうさんが登場。最新アルバム『Yu Are Something』の制作について訊きました。
■大物ミュージシャンに直接交渉!
『Yu Are Something』というタイトルは、「You Are Something」に「さかいゆう」の「Yu」をかけ、「ちょっと上から、自分のことを『おなえ、頑張ってるよな。なかなかだよ。そのまま頑張れ』という意味がこめられている」とのこと。
東京、ニューヨーク、ロサンゼルでのセッションから誕生した作品で、さかいさんはジョン・スコフィールド、ジェームス・ギャドソン、レイ・パーカーJr.といった名だたるミュージシャンと共演しています。自ら直接、交渉したのだとか。ジョン・スコフィールドについて、こう語ります。
さかい:全てのジャズ・ギタリストの中で一番好きですね。言葉で説明するのはものすごく難しいけれど、音が好きなのと、細かい理論がわからないときから好きで、理論がわかったあとでも解明できないよさと、解明できる関心さと、いろいろありすぎて……。
番組では『桜の闇のシナトラ(feat. ジョン・スコフィールド & スティーヴ・スワロウ & ビル・スチュワート)』をオンエア。このときのセッションについて、さかいさんはこう語ります。
さかい:緊張とうれしさのどっちもありました。緊張してかたくはならなかったですけど、時間がなかったので、集中して音楽に向かえるように、僕のほうから話しかけて和らげて、最中とかをみんなで食べたりしました。ビル・スチュワートはクールで一切笑わないんですけど、演奏しているときだけ笑ってましたね(笑)。ずっと真顔で「大丈夫かな」「仲良くなれるかな」という感じでしたけど。
ジョン:セッションは英語で伝えないといけないでしょ?
さかい:でも「NYに咲く桜のように演奏をしてくれ」しか言ってないですね。僕の心の師匠はマイルス・デイヴィスなので、あまり多くを語りすぎると説明っぽくなる。それをいくらでもできる人たちだけど。もともと理論を作った人たちだから。もっと本能的にプリミティブにやってほしかったから、そのときの突発的なジャムの感じでやりたくて。でも演奏しているときは、サメが500匹くらい泳いでるところをサーフボードでサーッと行くくらいの緊張感ですけどね。コードもわけわからないし、その上で歌わないといけないし、緊張感はありました。
■音楽はライフワーク
『桜の闇のシナトラ』の作詞は、数々の名曲を手がけた売野雅勇さんが手がけています。売野さんに歌詞を依頼するにあたり、さかいさんは「自分のことを正直に話した」と言います。
さかい:僕は音楽を仕事でやってなくて、ライフワーク=人生でやっていて、「全く売れなくても同じことをやっている人間なんですよ」と正直に言って「そういう感じでお願いします」と言うと、「わかったよ。本当のことを書くよ」と言われて、キュンときましたね。売野さんのなかのドキュメンタリー、作詞家さんに作詞家さんぽいものを書いてほしかったわけじゃなくて、“マジ”を出したいので、「僕の世界で一番好きなジョンスコ(ジョン・スコフィールド)がギターを弾いてくれてるので、お願いですから心してかかってください」というムードを伝えました。そしたらすごい歌詞が届いてぶっ飛んで、すぐ歌入れして聴いてもらったら感動していただいて、留守電に「すげえじゃん」って残ってました。
そんな楽曲が収録された『Yu Are Something』を引っさげたライブツアー「さかいゆう TOUR 2019 “Yu Are Something”」が開催されます。東京公演は4月22日(月) Zepp DiverCity Tokyoです。
リスナーの投票数で生演奏をする楽曲を決める「MUSICLICK!」のコーナーでは、さかいさんがカーペンターズ『Close To You』を生演奏しました。ぜひradikoでチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『~JK RADIO~TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/
■大物ミュージシャンに直接交渉!
『Yu Are Something』というタイトルは、「You Are Something」に「さかいゆう」の「Yu」をかけ、「ちょっと上から、自分のことを『おなえ、頑張ってるよな。なかなかだよ。そのまま頑張れ』という意味がこめられている」とのこと。
東京、ニューヨーク、ロサンゼルでのセッションから誕生した作品で、さかいさんはジョン・スコフィールド、ジェームス・ギャドソン、レイ・パーカーJr.といった名だたるミュージシャンと共演しています。自ら直接、交渉したのだとか。ジョン・スコフィールドについて、こう語ります。
さかい:全てのジャズ・ギタリストの中で一番好きですね。言葉で説明するのはものすごく難しいけれど、音が好きなのと、細かい理論がわからないときから好きで、理論がわかったあとでも解明できないよさと、解明できる関心さと、いろいろありすぎて……。
番組では『桜の闇のシナトラ(feat. ジョン・スコフィールド & スティーヴ・スワロウ & ビル・スチュワート)』をオンエア。このときのセッションについて、さかいさんはこう語ります。
さかい:緊張とうれしさのどっちもありました。緊張してかたくはならなかったですけど、時間がなかったので、集中して音楽に向かえるように、僕のほうから話しかけて和らげて、最中とかをみんなで食べたりしました。ビル・スチュワートはクールで一切笑わないんですけど、演奏しているときだけ笑ってましたね(笑)。ずっと真顔で「大丈夫かな」「仲良くなれるかな」という感じでしたけど。
ジョン:セッションは英語で伝えないといけないでしょ?
さかい:でも「NYに咲く桜のように演奏をしてくれ」しか言ってないですね。僕の心の師匠はマイルス・デイヴィスなので、あまり多くを語りすぎると説明っぽくなる。それをいくらでもできる人たちだけど。もともと理論を作った人たちだから。もっと本能的にプリミティブにやってほしかったから、そのときの突発的なジャムの感じでやりたくて。でも演奏しているときは、サメが500匹くらい泳いでるところをサーフボードでサーッと行くくらいの緊張感ですけどね。コードもわけわからないし、その上で歌わないといけないし、緊張感はありました。
■音楽はライフワーク
『桜の闇のシナトラ』の作詞は、数々の名曲を手がけた売野雅勇さんが手がけています。売野さんに歌詞を依頼するにあたり、さかいさんは「自分のことを正直に話した」と言います。
さかい:僕は音楽を仕事でやってなくて、ライフワーク=人生でやっていて、「全く売れなくても同じことをやっている人間なんですよ」と正直に言って「そういう感じでお願いします」と言うと、「わかったよ。本当のことを書くよ」と言われて、キュンときましたね。売野さんのなかのドキュメンタリー、作詞家さんに作詞家さんぽいものを書いてほしかったわけじゃなくて、“マジ”を出したいので、「僕の世界で一番好きなジョンスコ(ジョン・スコフィールド)がギターを弾いてくれてるので、お願いですから心してかかってください」というムードを伝えました。そしたらすごい歌詞が届いてぶっ飛んで、すぐ歌入れして聴いてもらったら感動していただいて、留守電に「すげえじゃん」って残ってました。
そんな楽曲が収録された『Yu Are Something』を引っさげたライブツアー「さかいゆう TOUR 2019 “Yu Are Something”」が開催されます。東京公演は4月22日(月) Zepp DiverCity Tokyoです。
リスナーの投票数で生演奏をする楽曲を決める「MUSICLICK!」のコーナーでは、さかいさんがカーペンターズ『Close To You』を生演奏しました。ぜひradikoでチェックしてみてください。
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番組名:『~JK RADIO~TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/
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