J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。2月13日(水)のオンエアではNulbarichのJQさんが登場。ニューアルバム『Blank Envelope』について伺いました。
■独特のバンド形態
西沢は、Nulbarichのメンバーのことが気になる様子でした。
西沢:Nulbarichと言いつつ、君ひとりなの?
JQ:メンバーの名前を出してないだけで、バンドのメンバーはちゃんといます。セクションごとに2人以上いて、ライブの時にそれが入れ替わってやっているので、全員で11人ぐらいいます。
西沢:豪華なラインナップ。
JQ:いつも5人ぐらいで、入れ替わり立ち代わり出てます。
西沢:Nulbarichは「リッチになる」ということで、この名前なんでしょ? 儲かった?
JQ:リッチになりたいですけど、まだじゃないですかね。
西沢:R&B系の人だったら、カネと女の話は入れてくれないと。伝統だから(笑)。
JQ:そこの下心はしっかり出していきたいと思いますね。
西沢:日本はそういう下心は音楽にしづらい国なんだけど、こういう歌い方とバックだとできるんだよね。
JQ:確かにそうですね。ヒップホップとかもそうですよね。わりとゴージャスにメイクマネー的なものがありますもんね。
西沢:そうそう。これが汗っぽくならないんだよね。だからって、今までにないものを目指すのは難しいと思うけど、Nulbarichの世界観を作る段階では、普段からこういう雰囲気に浸らないと、入れない世界だよね。
JQ:陶酔って大事だと思います。
■Nulbarichのライブは薄暗い
2月6日(水)には、Nulbarichの3枚目のアルバム『Blank Envelope』が発売されました。
西沢:事前の作業は、ほとんど家で作り上げちゃうんですか?
JQ:ほとんど自分で作り上げますね。ミックスまでは自分のスタジオでみんなで集まってやったりして。
西沢:JQは楽器は何をやるの?
JQ:メインは鍵盤です。ドラムはパターンの打ち込みから、鍵盤でデモを作って、メンバーに投げて返ってくるという感じです。
西沢:それを生音に変えたりするんですか?
JQ:変えたり、デモのまま使ってみたり。あんまり生に変えるっていうのをルールにはしていないです。
西沢:ライブになると、ちょっと違った感じになる?
JQ:全く変わってきます。
番組では、アルバム『Blank Envelope』から『Sweet and Sour』をオンエアしました。
西沢:こういうレイドバックというか、世界観を作っているというところでは、ライブは薄暗いでしょう?
JQ:ピカピカのライブっていう感じではないですね。
西沢:始まる前もまったりしてる感じ?
JQ:フェスとかも最初に1分ぐらい空気を作ってから、ゆっくりと始めていく感じが多いです。
西沢:ステージ上でもJQは声がちっちゃいよね。
JQ:そうですね(笑)。
西沢:ファンはそれでいいんだよ。声が大きいと「どうなってんの?」ってなるから。
■JQはリミックス推奨派
アルバム『Blank Envelope』は3つの形態で発売中。完全限定生産盤には、リミックスバージョンが入っています。西沢は、日本のリミックス文化について「粗製濫造で終わっちゃった」と指摘。
西沢:名前に連られて、やたらと出しちゃったり、海外に頼んだらめちゃめちゃなものがきちゃったり、ナメられちゃって。日本でそこそこ売れてる人が海外に出したら、その人の歌を一切使ってなくて、変な楽曲がきて「これは余ってるのをくれただけじゃないか?」とか。
JQ:なるほど。僕は「オリジナルよりこっちの方がカッコイイじゃん」とか、オリジナルを知らなくても、それで曲に出会えたりしてきたんで、リミックス推奨派なんですけど。
西沢:粗製濫造の中でいいものもあったので、こういう形でもう一度楽しむ文化が作れたらと思ってますけど、DJはやらないの?
JQ:趣味でたまにやってるんですけど、どうせやるならレコードでやりたいと思って。でも大変なんです。
西沢:やったことがない人は軽々しく言うけど、持っていくのが大変なんだよね。
JQ:最初はレコードでやってました。
西沢:あれって、腰が砕けるよね。クラブの裏階段から地下3階までおりる時に、やられるから。
JQ:2年くらい、先輩のバッグを持ってたんです。「先輩持たねーんだ」と思って。
西沢:“腰が入ってるアーティスト”として、私が認定しましょう(笑)。
Nulbarichは、3月31日(日)からツアー「Nulbarich ONE MAN TOUR 2019 - Blank Envelope -」を行います。Zepp Tokyoでの東京公演はSOLD OUTですが、5月9日(木)にはTOKYO DOME CITY HALLで追加公演を行います。ぜひチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
■独特のバンド形態
西沢は、Nulbarichのメンバーのことが気になる様子でした。
西沢:Nulbarichと言いつつ、君ひとりなの?
JQ:メンバーの名前を出してないだけで、バンドのメンバーはちゃんといます。セクションごとに2人以上いて、ライブの時にそれが入れ替わってやっているので、全員で11人ぐらいいます。
西沢:豪華なラインナップ。
JQ:いつも5人ぐらいで、入れ替わり立ち代わり出てます。
西沢:Nulbarichは「リッチになる」ということで、この名前なんでしょ? 儲かった?
JQ:リッチになりたいですけど、まだじゃないですかね。
西沢:R&B系の人だったら、カネと女の話は入れてくれないと。伝統だから(笑)。
JQ:そこの下心はしっかり出していきたいと思いますね。
西沢:日本はそういう下心は音楽にしづらい国なんだけど、こういう歌い方とバックだとできるんだよね。
JQ:確かにそうですね。ヒップホップとかもそうですよね。わりとゴージャスにメイクマネー的なものがありますもんね。
西沢:そうそう。これが汗っぽくならないんだよね。だからって、今までにないものを目指すのは難しいと思うけど、Nulbarichの世界観を作る段階では、普段からこういう雰囲気に浸らないと、入れない世界だよね。
JQ:陶酔って大事だと思います。
■Nulbarichのライブは薄暗い
2月6日(水)には、Nulbarichの3枚目のアルバム『Blank Envelope』が発売されました。
西沢:事前の作業は、ほとんど家で作り上げちゃうんですか?
JQ:ほとんど自分で作り上げますね。ミックスまでは自分のスタジオでみんなで集まってやったりして。
西沢:JQは楽器は何をやるの?
JQ:メインは鍵盤です。ドラムはパターンの打ち込みから、鍵盤でデモを作って、メンバーに投げて返ってくるという感じです。
西沢:それを生音に変えたりするんですか?
JQ:変えたり、デモのまま使ってみたり。あんまり生に変えるっていうのをルールにはしていないです。
西沢:ライブになると、ちょっと違った感じになる?
JQ:全く変わってきます。
番組では、アルバム『Blank Envelope』から『Sweet and Sour』をオンエアしました。
西沢:こういうレイドバックというか、世界観を作っているというところでは、ライブは薄暗いでしょう?
JQ:ピカピカのライブっていう感じではないですね。
西沢:始まる前もまったりしてる感じ?
JQ:フェスとかも最初に1分ぐらい空気を作ってから、ゆっくりと始めていく感じが多いです。
西沢:ステージ上でもJQは声がちっちゃいよね。
JQ:そうですね(笑)。
西沢:ファンはそれでいいんだよ。声が大きいと「どうなってんの?」ってなるから。
■JQはリミックス推奨派
アルバム『Blank Envelope』は3つの形態で発売中。完全限定生産盤には、リミックスバージョンが入っています。西沢は、日本のリミックス文化について「粗製濫造で終わっちゃった」と指摘。
西沢:名前に連られて、やたらと出しちゃったり、海外に頼んだらめちゃめちゃなものがきちゃったり、ナメられちゃって。日本でそこそこ売れてる人が海外に出したら、その人の歌を一切使ってなくて、変な楽曲がきて「これは余ってるのをくれただけじゃないか?」とか。
JQ:なるほど。僕は「オリジナルよりこっちの方がカッコイイじゃん」とか、オリジナルを知らなくても、それで曲に出会えたりしてきたんで、リミックス推奨派なんですけど。
西沢:粗製濫造の中でいいものもあったので、こういう形でもう一度楽しむ文化が作れたらと思ってますけど、DJはやらないの?
JQ:趣味でたまにやってるんですけど、どうせやるならレコードでやりたいと思って。でも大変なんです。
西沢:やったことがない人は軽々しく言うけど、持っていくのが大変なんだよね。
JQ:最初はレコードでやってました。
西沢:あれって、腰が砕けるよね。クラブの裏階段から地下3階までおりる時に、やられるから。
JQ:2年くらい、先輩のバッグを持ってたんです。「先輩持たねーんだ」と思って。
西沢:“腰が入ってるアーティスト”として、私が認定しましょう(笑)。
Nulbarichは、3月31日(日)からツアー「Nulbarich ONE MAN TOUR 2019 - Blank Envelope -」を行います。Zepp Tokyoでの東京公演はSOLD OUTですが、5月9日(木)にはTOKYO DOME CITY HALLで追加公演を行います。ぜひチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。