J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」。2月12日(火)のオンエアでは、芸能事務所・オスカープロモーションが参入した“宇宙エンタメ”に注目。同社の宇宙事業開発本部・望月貴弘さんに、宇宙におけるエンターテインメントについて訊きました。
■オスカーが掲げる「200年ビジョン」
米倉涼子さん、上戸 彩さん、菊川 怜さん、藤田ニコルさんなどが在籍しているオスカープロモーション。芸能界初の宇宙事業の部署を立ち上げた理由は、社長・古賀誠一さんが創業当時に掲げた、ビジネスにおける「200年ビジョン」がもとになっているそうです。古賀さんは「映画の50年、テレビの50年、通信の50年、次に来るのは宇宙」と1970年当時に思い描き、2017年3月に「宇宙戦略プロジェクト 宇宙事業開発本部」を発足しました。現在、進めているプロジェクト・宇宙TOY『ENJOY ONE』は、どういうものなのでしょうか。
望月:宇宙をより面白く、より身近に感じられるように、宇宙で遊ぶおもちゃを、技術を持った会社と組んで開発しています。たとえば、衛星というと四角で銀色の形というイメージですが、宇宙空間では特にあの形にこだわる必要はないんです。既成概念にとらわれないで、ロボットや人間の形をした器に機材を入れることもできます。それも含めて「宇宙TOY」と呼んでいます。
オスカーは、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構、オフィスK、株式会社ワープスペース、ヤマウチマテックス株式会社とともに、「みんなの宇宙(ソラ)」プロジェクトとして、「宇宙TOY」開発を進めています。
プロジェクトのファーストミッションは、超小型の入れ物に360度カメラと通信モジュールを搭載し、上空100キロの宇宙空間に放出。そのライブ映像を、宇宙旅行に行ったかのようにVRで楽しむという企画です。これは、2020年の実現を目指しています。
■オスカーならではの斬新な発想
その他にも「みんなの宇宙(ソラ)」プロジェクトには、エンタメ業界ならではのアイディアを実現するための企画もあります。
望月:プロジェクトのコミュニケーターとして、タレント・岡田結実さんが考えた「宇宙TOY」の中にさつまいもを入れて、宇宙から落とすときの熱で「焼き芋を作りたい」という斬新なアイディアを実現するために、みんなで真剣に取り組んでいます。
宇宙事業は、海外でもはじまったばかりです。アメリカのスペース・ロースターズ社では、大気圏の再突入時の熱でコーヒーを焙煎して、「宇宙コーヒー」を作ると発表しました。専門家の話によると価格は1杯2万円ほど。
望月さんは、宇宙エンタメの課題と今後について、以下のように話します。
望月:すでに高度な技術があるので、その技術を使ってどのようなことをするのか、エンターテインメントから空想することを大切にしたいです。アイディアを考えてみて、それをどう実現するかの技術はあとからくっつけます。考え方を変えるのが、私たちの使命だと思います。
別所:『ドラえもん』のタケコプターだって、「あんなのがあったらいいな」が先にきて、技術が追いかけているんですもんね。大切なのは自由な発想力ですね。
エンターテインメントのトップを進むオスカーならではの発想が、技術を生み出す重要な役割を果たしそうです。今後の動向にも注目してみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
■オスカーが掲げる「200年ビジョン」
米倉涼子さん、上戸 彩さん、菊川 怜さん、藤田ニコルさんなどが在籍しているオスカープロモーション。芸能界初の宇宙事業の部署を立ち上げた理由は、社長・古賀誠一さんが創業当時に掲げた、ビジネスにおける「200年ビジョン」がもとになっているそうです。古賀さんは「映画の50年、テレビの50年、通信の50年、次に来るのは宇宙」と1970年当時に思い描き、2017年3月に「宇宙戦略プロジェクト 宇宙事業開発本部」を発足しました。現在、進めているプロジェクト・宇宙TOY『ENJOY ONE』は、どういうものなのでしょうか。
望月:宇宙をより面白く、より身近に感じられるように、宇宙で遊ぶおもちゃを、技術を持った会社と組んで開発しています。たとえば、衛星というと四角で銀色の形というイメージですが、宇宙空間では特にあの形にこだわる必要はないんです。既成概念にとらわれないで、ロボットや人間の形をした器に機材を入れることもできます。それも含めて「宇宙TOY」と呼んでいます。
オスカーは、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構、オフィスK、株式会社ワープスペース、ヤマウチマテックス株式会社とともに、「みんなの宇宙(ソラ)」プロジェクトとして、「宇宙TOY」開発を進めています。
プロジェクトのファーストミッションは、超小型の入れ物に360度カメラと通信モジュールを搭載し、上空100キロの宇宙空間に放出。そのライブ映像を、宇宙旅行に行ったかのようにVRで楽しむという企画です。これは、2020年の実現を目指しています。
■オスカーならではの斬新な発想
その他にも「みんなの宇宙(ソラ)」プロジェクトには、エンタメ業界ならではのアイディアを実現するための企画もあります。
望月:プロジェクトのコミュニケーターとして、タレント・岡田結実さんが考えた「宇宙TOY」の中にさつまいもを入れて、宇宙から落とすときの熱で「焼き芋を作りたい」という斬新なアイディアを実現するために、みんなで真剣に取り組んでいます。
宇宙事業は、海外でもはじまったばかりです。アメリカのスペース・ロースターズ社では、大気圏の再突入時の熱でコーヒーを焙煎して、「宇宙コーヒー」を作ると発表しました。専門家の話によると価格は1杯2万円ほど。
望月さんは、宇宙エンタメの課題と今後について、以下のように話します。
望月:すでに高度な技術があるので、その技術を使ってどのようなことをするのか、エンターテインメントから空想することを大切にしたいです。アイディアを考えてみて、それをどう実現するかの技術はあとからくっつけます。考え方を変えるのが、私たちの使命だと思います。
別所:『ドラえもん』のタケコプターだって、「あんなのがあったらいいな」が先にきて、技術が追いかけているんですもんね。大切なのは自由な発想力ですね。
エンターテインメントのトップを進むオスカーならではの発想が、技術を生み出す重要な役割を果たしそうです。今後の動向にも注目してみてください。
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