J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。1月24日(木)のオンエアでは、ショコラティエールのイカ・コーエンさんが登場。チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2019」で日本初上陸となった「IKA CHOCOLATE」について訊きました。
■数多くの賞を受賞する「IKA CHOCOLATE」
1月22日(火)から開催中の「サロン・デュ・ショコラ 2019」のため来日しているイカさん。そこでの出店が日本初上陸となったイカさんのブランド「IKA CHOCOLATE」は、連日あっという間に売り切れるほどの大人気です。
イカ:これが当然とは思わないけれど、今日も2時間で売り切れました。お客様にも大変感謝しています。昨日はエントランスの様子を映像と写真で撮りました。タダじゃないのに、ものすごい人の熱気と、列ができる感じに驚いています。フランスの「サロン・デュ・ショコラ」とは全く違います。日本の人は本当にチョコレートが好きということで、もちろん私たちも大好きです。
イスラエルで育ち、フランスのショコラティエのもとで修行したイカさん。2011年にイスラエル・テルアビブに自身の工房とブティック「IKA CHOCOLATE」をオープン。その後「インターナショナルチョコレートアワード」で2014年から3年連続受賞、2017年にはフランスで最も権威のあるチョコレート品評会「CCC(セーセーセー)」で外国人部門のゴールドタブレットも受賞、昨年の「CCC」でもアワードを受賞しています。
■チョコレートとの出会い
故郷の中東のエッセンスが入ったチョコレートが評価されているイカさんですが、ショコラティエールになる前は、15年ほどラジオの仕事をしていたそうです。「サウンドテクニシャンだったので、手伝いがあったらできるわよ」と気さくに話してくれました。改めてチョコレートとの出会いについて訊きました。
イカ:小さな頃からホットココアを毎朝2杯飲んでいたくらい好きで、お母さんが作ってくれるのが好きでした。お父さんが作ると何かが違う。小さいときから手作りのホットチョコレートを味で分けていたんだと思います。大学では海洋学をやっていて、ラジオの仕事にも関わるようになりました。オーストラリアに行ったとき、チョコレートを色々勧められるうちに改めて自分はチョコレートがすごく好きだということを再確認し、仕事にしていこうと思いました。
自身で作ることはもちろん、大のチョコレート好き。修行していたときも、休憩中にチョコレートを買いに行くというチョコレート漬けの生活をしていたと振り返ります。ミッシェル・ショーダン、ジャック・ジュナンなどのもとで修行し、フランスでテクニックを身につけました。故郷に戻ったときに「自分の個性を出すには故郷にあるものを」と思い、ザータルという地中海のミックスハーブやオリーブオイル、死海の塩など、故郷の文化を閉じ込めたチョコレートを作ろうと考えたのだそう。
■中東のエッセンスを取り入れた独自の味
スタジオには「サロン・デュ・ショコラ 2019」で買える、3つのチョコレートを用意。死海の塩、オリーブオイル、ザータルがポイントとなる「キャットタング」「ビューティーコレクション」「デッドシーソルトコレクション」の3種類となっています。
イカ:塩においても、他のフレーバーを引き出すために、かすかに入れています。やっぱりチョコレートを食べてもらいたいという気持ちがあるので、オリーブオイルや塩が強く出ないようにバランスを考えています。
「オリーブオイルの起源がイスラエルにもあり、デザイン的にもオリーブの葉は平和の象徴でもあるので取り入れています」と話すイカさん。「毎日の今あることがインスピレーションにつながっていると思っているので、このあとも何かできるかもしれない」と言い、日本の小豆の使い方や食材にも興味を持ったと明かしました。昔からニューヨーク、パリ、ロンドン、東京で仕事をしたいと思っていたそうで、「特にデザイナーの方と何か一緒にしたいと思っています。たとえば三宅一生さんといった方とコラボレーションできたら夢が叶うのに」と今後の抱負を明かしました。
「サロン・デュ・ショコラ 2019」は1月29日(火)まで、新宿NSビル地階・イベントホールにて開催中です。ぜひ足を運んでみてください!
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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
■数多くの賞を受賞する「IKA CHOCOLATE」
1月22日(火)から開催中の「サロン・デュ・ショコラ 2019」のため来日しているイカさん。そこでの出店が日本初上陸となったイカさんのブランド「IKA CHOCOLATE」は、連日あっという間に売り切れるほどの大人気です。
イカ:これが当然とは思わないけれど、今日も2時間で売り切れました。お客様にも大変感謝しています。昨日はエントランスの様子を映像と写真で撮りました。タダじゃないのに、ものすごい人の熱気と、列ができる感じに驚いています。フランスの「サロン・デュ・ショコラ」とは全く違います。日本の人は本当にチョコレートが好きということで、もちろん私たちも大好きです。
イスラエルで育ち、フランスのショコラティエのもとで修行したイカさん。2011年にイスラエル・テルアビブに自身の工房とブティック「IKA CHOCOLATE」をオープン。その後「インターナショナルチョコレートアワード」で2014年から3年連続受賞、2017年にはフランスで最も権威のあるチョコレート品評会「CCC(セーセーセー)」で外国人部門のゴールドタブレットも受賞、昨年の「CCC」でもアワードを受賞しています。
■チョコレートとの出会い
故郷の中東のエッセンスが入ったチョコレートが評価されているイカさんですが、ショコラティエールになる前は、15年ほどラジオの仕事をしていたそうです。「サウンドテクニシャンだったので、手伝いがあったらできるわよ」と気さくに話してくれました。改めてチョコレートとの出会いについて訊きました。
イカ:小さな頃からホットココアを毎朝2杯飲んでいたくらい好きで、お母さんが作ってくれるのが好きでした。お父さんが作ると何かが違う。小さいときから手作りのホットチョコレートを味で分けていたんだと思います。大学では海洋学をやっていて、ラジオの仕事にも関わるようになりました。オーストラリアに行ったとき、チョコレートを色々勧められるうちに改めて自分はチョコレートがすごく好きだということを再確認し、仕事にしていこうと思いました。
自身で作ることはもちろん、大のチョコレート好き。修行していたときも、休憩中にチョコレートを買いに行くというチョコレート漬けの生活をしていたと振り返ります。ミッシェル・ショーダン、ジャック・ジュナンなどのもとで修行し、フランスでテクニックを身につけました。故郷に戻ったときに「自分の個性を出すには故郷にあるものを」と思い、ザータルという地中海のミックスハーブやオリーブオイル、死海の塩など、故郷の文化を閉じ込めたチョコレートを作ろうと考えたのだそう。
■中東のエッセンスを取り入れた独自の味
スタジオには「サロン・デュ・ショコラ 2019」で買える、3つのチョコレートを用意。死海の塩、オリーブオイル、ザータルがポイントとなる「キャットタング」「ビューティーコレクション」「デッドシーソルトコレクション」の3種類となっています。
イカ:塩においても、他のフレーバーを引き出すために、かすかに入れています。やっぱりチョコレートを食べてもらいたいという気持ちがあるので、オリーブオイルや塩が強く出ないようにバランスを考えています。
「オリーブオイルの起源がイスラエルにもあり、デザイン的にもオリーブの葉は平和の象徴でもあるので取り入れています」と話すイカさん。「毎日の今あることがインスピレーションにつながっていると思っているので、このあとも何かできるかもしれない」と言い、日本の小豆の使い方や食材にも興味を持ったと明かしました。昔からニューヨーク、パリ、ロンドン、東京で仕事をしたいと思っていたそうで、「特にデザイナーの方と何か一緒にしたいと思っています。たとえば三宅一生さんといった方とコラボレーションできたら夢が叶うのに」と今後の抱負を明かしました。
「サロン・デュ・ショコラ 2019」は1月29日(火)まで、新宿NSビル地階・イベントホールにて開催中です。ぜひ足を運んでみてください!
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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
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