音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
「マジでヤバい」新感覚のポップな大福…老舗和菓子屋16代目が挑戦

「マジでヤバい」新感覚のポップな大福…老舗和菓子屋16代目が挑戦

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。1月23日(水)のオンエアでは、300年続く老舗和菓子屋の挑戦! ニューオープンの和菓子店「It Wokashi(いとをかし)」をピックアップしました。


■伝統にとらわれない、新感覚の和菓子店

It Wokashiは、三重県鈴鹿市で300年続く老舗和菓子「大徳屋 長久」の16代目で和菓子職人の竹口久嗣さんが、「伝統にとらわれないお菓子を発信していきたい」という思いで自由が丘エリアにオープンした新感覚の和菓子店です。店長に話を聞きました。

店長:「いとをかし」とは、昔の言葉で「とても趣深い」、現代語で言えば「マジでヤバい」という意味で、プラス「It Girl」と言われるような「今風の」という意味を組み合わせました。歴史と現代の融合、今後いろんな和菓子をチューニングしていくブランド、という思いがこもっています。「大徳屋 長久」は「THE 和菓子」を作り続けていますが、今後さらに和菓子の業界が発展するためにどうしたらいいかを考えて、若い人たちにもワクワクしてもらえる和菓子を作りたいという思いで作っています。

竹口さんは、和菓子の博覧会で優秀賞を受賞したこともあります。和菓子の専門学校で講師をするなか、和菓子職人になりたいという若い世代は一握りで、盛り上がっていく兆しが見えない現状を知りました。なんとか、さまざまな人に和菓子を届けたい……そんな強い思いが込められている大福は、パッケージもモダンでおしゃれ。一般的な大福は白を想像するかと思いますが、パープル、グリーンなどポップな色になっています。




■とろける柔らかさ

大福は「こんな柔らかい大福は他に例がない」というほど柔らかく、店長は「求肥のとろける感覚、お餅の柔らかさを舌で味わってほしい」と熱弁。クリーム以外にも、お酒やピンクペッパーを使ったり、新しい味の組み合わせを楽しめます。

現在は大福のみの販売で、味は6種類。つぶあん&クリームや、ウーロン茶風味の求肥に杏仁リキュール+白あん+生クリームを合わせたもの、ゴマ入りの求肥にマンゴピューレと白あんと生クリームを合わせたもの、ぶどうラムなどがあります。ラムは白あんを炊くときに使用。ラムレーズンのような味わいを和菓子でも、と考えたのだとか。

大福は冷凍で販売されています。そのままアイスとして食べてもよし、半解凍でもよし、もちろん全解凍して柔らかく食べてもおいしいとのこと。

店長:お茶だけじゃなく、コーヒー、アルコールなど、時間をかけながら食べてもらうことも視野に入れています。いろんな場面で和菓子を食べてもらいたいです。

大福は1個350円。今後はさらにまんじゅう、練り切り、落雁などもアップデート予定です。気になった方はぜひ立ち寄ってみてください。



この記事の放送回をradikoで聴く
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン