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DEAN FUJIOKA、香港でのオススメの過ごし方は「◯◯をしながらミーティング」

DEAN FUJIOKA、香港でのオススメの過ごし方は「◯◯をしながらミーティング」

J-WAVEで1月14日(月・祝)にオンエアされた特別番組『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL TSUCHIYA presents LEARN FOR LIFE IN HONG KONG』(ナビゲーター:小山薫堂・クリス智子)。 香港のスタジオから9時間にわたり、「未来の教育」をテーマにお届け。14時台は、俳優やミュージシャンなど、幅広く活躍するDEAN FUJIOKAさんがゲストに登場しました。


■香港は活動の原点!

DEANさんは香港でスカウトされ、モデルとして活動を開始。2005年に香港映画『八月の物語(原題:八月的故事)』で主演に抜擢され、俳優デビューを果たします。日本では、NHK連続テレビ小説『あさが来た』にて五代友厚を演じ、“逆輸入俳優”としてブレイク。さらに、音楽家としても活躍しています。

放送当日は「成人の日」ということで、20歳当時のDEANさんの様子を伺いました。

小山:男性の僕でも、DEANさんを目の前にするとドキドキしてしまいます。
クリス:それほどの、甘いマスクですよね。二十歳のころから、今と同じ雰囲気なんですか?
DEAN:あんまり変わってないと思いますけど……あ、ごめんなさい。変わってます。ドレッドヘアでした(笑)。そのあとは坊主にして。
小山:えー(笑い)! DEANさんは二十歳のころ、将来自分はどんな仕事をすると思っていましたか?
DEAN:当時はITの勉強をしていたので、自分で起業したりウェブサイトを作ったりとか……。グラフィックとネットの融合みたいなことをやりたいなとは思ってましたね。音楽は、その頃はジャズバンドでギターを弾いたりもしていました。もともとブラックミュージック、ジャズの元ネタになっているような音楽も大好きで。クラブに毎日通ってましたね。


■北京語と広東語はどう違う?

香港に渡ったきっかけは……。

DEAN:2004年のタイミングで、中華圏のなかで香港は一番入りやすい街だったと思います。最初は広東語が全然わからなかったので、英語で話していました。
小山:広東語は今は話せますか?
DEAN:ずっと使っていないので、話すのは無理ですね。聞きとることはできます。北京語のほうが日常的に使うことが多かったので、どうしても広東語が出てこないですね。
小山:北京語と広東語というのは、そんなに違うものなんですか?
DEAN:韓国語と日本語くらい違います。
小山:そんなに違うんですか!? 大阪弁と東京弁くらいの違いかと思ってました。
クリス:方言レベルじゃないんですね。
DEAN:使っている感覚も若干違いますね。
小山:「DEAN」という名前は、広東語に由来があるのですか?
DEAN:「DEAN」は広東語で「クレイジー」という意味で……。
小山:へえ!
DEAN:サバイバルゲームな日々でしたね(笑)。


■足裏マッサージをしながら打ち合わせ!?

クリスと小山が、香港でのおすすめの過ごし方について訊くと、「打ち合わせとかはマッサージしながらですよ!」とDEANさん。

DEAN:火鍋を食べながら、アイデアを無責任に投げるんです。「この人と話が盛り上がって仕事になりそうだな」と思ったら、一緒に足裏マッサージに行って、横に並んで「(痛さで)アーッ」と言いながら、「どうやって現実化させていこうか?」という話を、深く2、3時間コースでやるといいです。
クリス:それいいですね。おもしろい。

おすすめの食べ物は、楊枝甘露(ヨンジーガムロ)という、マンゴー、ポメロ、ココナッツなどが入ったデザートだそうです。「がんばった日のご褒美として食べていました」と振り返りました。


■思いを伝える技術

番組のテーマ「未来の教育」「学び」についてもトークしました。香港、アメリカ、インドネシアなどを移動し、海外でも仕事をするDEANさん。グローバルな活躍の中で、どんな教育が必要だと感じるのでしょうか。

小山:日本にきたとき、日本の教育に違和感を覚えたりしましたか。
DEAN:日本の教育は、頑張っていることを行動や結果として見せなきゃいけない教育だと思いましたね。何か変化が起きることが大事ですよね。自分の3人の子どもはジャカルタで学校に行ってるんですけど、「今後の教育をどうしよう」と考えさせられます。
小山:DEANさんがこれから学んでみたいことはありますか?
DEAN:自分の思っていることを不特定多数の前で発言する技術は、すごく大事だなと思います。言葉だけじゃなく、いろいろなアプローチがありますよね。スピーチとか。
小山:DEANさんはその技術や必要性を、どこで学ばれましたか。
DEAN:教会のプリーチャー(牧師)ですね。あとは、ヤングリーダーのカンファレンスとか。発言することで何かが変わるわけじゃない。でも、自分の思想やアイデアを多くの人に伝えて、それが“気づき”となり、大きなムーブメントにつながっていく。そのプロセスが、すごく大事な気がするんですよね。
クリス:「考えを持つ」というのが、ひとつ大事ですよね。「用意がない」ではなくて。自分の意見を話し合うことも、日本は苦手とする人が多いですけど。
小山:親子ですら、あまり話し合わないですからね。はっきりさせないことのよさも、あるとは思いますが……。
DEAN:でも、僕はそうは思わないですね。
クリス:いろんな海外にいるから、そう感じるのかもしれないですね。

さらにDEANさんは「話を聞くというのも技術だと思う」と続けます。

DEAN:単純に言うと「人の話を聞く、自分の考えを伝える」という、根本的なコミュニケーションの基本なんですけど、訓練しないと、よからぬ方向に流れてしまうと思います。

伝えたいと思ったときほど、相手の話を聞く意識が必要と言えそうです。そのうえで、きちんと思いを伝えるのがベストですね。

DEANさんは、1月30日(水)に3年ぶりのアルバム『History In The Making』をリリースします。2月からは初アジアツアー「Born To Make History」が開催。東京は3月29日(金)、30日(土)にNHKホールにて行われます。ぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:特別番組『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL TSUCHIYA presents LEARN FOR LIFE IN HONG KONG』
放送日時:1月14日(月・祝)9時-17時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/holiday/20190114/

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