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加藤諒、主演映画『ギャングース』を語る!「オネエっぽい僕に…」

加藤諒、主演映画『ギャングース』を語る!「オネエっぽい僕に…」

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。11月20日(火)のオンエアでは、俳優の加藤 諒さんが登場。11月23日(金・祝)に公開される主演映画『ギャングース』について訊きました。


■「男らしい役を僕にお願いするのはギャンブル」

コミックが原作の『ギャングース』は、少年院で出会ったサイケ(高杉真宙さん)、カズキ(加藤さん)、タケオ(渡辺大知さん)の社会に見放された3人が、生き抜くために犯罪者だけをターゲットにする「タタキ」稼業に手を染めます。偶然、振り込め詐欺のあがりの隠し場所を知ることになった3人は、絶体絶命の状況に追い込まれていきますが……というストーリー。加藤さんは、高杉さんと渡辺さんと共に主演を務めています。その他にも加藤さんが「怖くて現場でも声がかけられなかった」というボス・安達役のMIYAVIさんや、加藤役の金子ノブアキさんなど豪華キャストも注目の作品です。

加藤:出ている人たちがみんなカッコいいですし、意外な一面が見られる作品です。
クリス:監督の入江 悠さんの「カズキ役は加藤さんしかいないと最初に思った」というコメントも読ませていただきました。
加藤:僕も東京国際映画祭でその話を聞いて嬉しかったんですけど。「決め手は見た目。見た目だけでしか決めてない」と言われて。カズキという役は男らしい役なので、オネエっぽい僕にお願いしてくださるというのがすごいギャンブルだと思いました。
クリス:カズキは優しくて、ユーモアや愛があって、それほどかけ離れている印象ではみなかったですけど、モヒカンというのはかけ離れていましたね(笑)。
加藤:モヒカンは地毛でやらせていただきました。(撮影は)今年の1月から2月ですね。その間は、他のお仕事のときはカツラ着用で。
クリス:なるほど。もともと漫画が原作の『ギャングース』ですけど、入江監督の考えもあってかなりリアルなストーリーになっているそうですが。
加藤:「タタキ」という窃盗をするんですけど、そのときに金庫をみんなで運ぶのもリアルを求めまして、本当の200キロ近い金庫を3人だけで運んで。練習して僕たちもわかってきて、だんだん撮影が進むにつれて早くなりましたね。


■痛快な中にシリアスなテーマも

『ギャングース』は痛快なエンターテイメントの中で犯罪の実態を描くだけでなく、そのあとでもう1回どう人生を行き直していくか、といった問題も描いています。

加藤:それも入江監督が約4年間、色々なところに取材に行って、そのなかで見てきたものをたくさん詰め込んでいるんですけど、社会復帰しづらいというのは深刻な問題で、『ギャングース』の中でも核となっている問題だと思います。
クリス:社会の闇の部分を感じさせるような作品になっていますね。
加藤:闇なんですけど、「社会復帰するために頑張るぞ!」という主人公3人の必死に生きる力というのが、観ている人に勇気を与えるというか、落ち込んでいる人がいたり、「会社に行くのが大変だな」という人たちに元気を与えてくれる作品になればいいと僕は思います。

加藤さんの地元・静岡でも劇場公開が決定し、喜んでいた加藤さん。学生時代に足繁く通っていた映画館街の唯一残った映画館だそうで「そこでやってくれるのが嬉しい。恩返しができれば」と話しました。

番組では『ギャングース』の主題歌で、加藤さんもコーラスで参加しているThe Gangoose『CRYBABY』をオンエアしました。楽曲の制作について「ミュージシャンの方が作品に魂を注ぎ込むというのがドキドキして楽しかったです。映画を撮り終わって、アフレコの作業のときにみんなで集まって。自分たちの役柄を注ぎ込む形で歌わせていただきました」と語りました。

映画『ギャングース』は現在、公開中。ぜひ劇場に足を運んでください。

【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月曜-木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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