J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。11月6日(火)のオンエアでは、DAOKOとのコンビでお届けしました。
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は11月9日(金)に映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開される、伝説のロックバンド・Queenを特集しています。
1日目は、結成からバンドにとってターニング・ポイントとなった楽曲『Killer Queen』のヒットまでの軌跡を紹介しました。2日目は、名曲『Bohemian Rhapsody』の誕生からスタート!
1日目:伝説のバンド・Queen、「時代遅れ」と酷評されていた!? デビューからターニングポイントまでの軌跡
2日目:Queenの名曲『ボヘミアン・ラプソディ』はシングル化を反対されていた! その理由は…
3日目:Queen、絶頂期から休止状態へ…日本武道館公演のバックステージで語った言葉とは?【特集】
4日目:Queen、復活の瞬間に「19億人」が熱狂! フレディは自身のコンプレックスを乗り越えて…【特集】
■シングル化を反対された楽曲が大ヒット!
1975年はQueenにとって大躍進の年でした。4月には初来日を果たし、日本武道館公演を成功させます。さらに4枚目のアルバム『A Night at the Opera』(邦題:オペラ座の夜)の制作に取りかかり、Queen最大のヒット曲『Bohemian Rhapsody』を完成させます。
アカペラからバラード、オペラからハードロック、そしてバラードへと5つのセクションから構成される『Bohemian Rhapsody』は、およそ6分間にも及ぶ壮大なナンバー。レコーディングにもこだわり抜き、テープが擦り切れそうになるほどコーラスを多重録音で重ねたそう。
しかし、曲の長さが「ラジオのオンエアに向かない」と、レコード会社にシングルカットを反対されました。それでもメンバーは頑なにこれを拒否、リリースに踏み切ります。その結果、全英チャートで9週間1位となり、1976年1月末までの3ヶ月で100万枚を売り上げました。そしてアルバム『A Night at the Opera』は初の全英ナンバー1を獲得。Queenに辛口だった国内メディアからも高い評価を受けます。
『Bohemian Rhapsody』は複雑な曲の構成だけでなく、その歌詞もかなり意味深なものになっています。「ママ、僕は人を殺してしまった」という衝撃的な言葉から始まり、「僕は行かなくちゃならない」「真実と向き合うことになる」「時々思うんだ、生まれてこなければよかったって」など、何について歌っているのか? かなり気になるところですが、こちらの詳細は特集4日目となる8(木)のオンエアで改めて考察するので、お楽しみに!
■セルフプロデュースにも挑戦、観客の心を掴むヒット曲を連発
ますます勢いに乗るQueenは、翌1976年に『A Day at the Races』(邦題:華麗なるレース)をリリース。このアルバムで初めてのセルフプロデュースにも挑戦。全英チャートで1位を獲得します。そして1977年には数ヶ月にも及ぶ世界ツアーを開催。
休むことなく6枚目のアルバム『News of the World』(邦題:世界に捧ぐ)をリリース。これまでのゴージャスな雰囲気を抑えて、『We Will Rock You』のようなシンプルなサウンドに立ち返るものとなりました。この曲は「観客みんなで大合唱できるような曲を作りたい」と、ギターのブライアン・メイが作詞作曲を担当。シンプルであるがゆえに、観客の心をすぐに掴むことができたのかもしれません。さらに同アルバムでは、これまた観客が大合唱となるQueenの代表曲『We Are the Champions』を収録しています。
アルバム『News of the World』は全米3位に輝くヒットとなります。今回は誰もが聴いたことのあるヒット曲満載でお送りしましたが、これを受けてDAOKOは……。
DAOKO:どの曲も絶対にカラダのどこかで経験している音たちでした。
藤田:そしてマネできないですね。どれもこれもが。
DAOKO:どういうことを考えてるんだろう? って気になるからこそ、映画を観たいなって思いましたね。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、いよいよ11月9日(金)に公開されます。藤田は、彼らの思いを知ることができるだけでなく、そのサウンドもぜひ映画館で体験してほしいと述べました。
というところで2日目はここまで。順風満帆に思われたバンド活動ですが、一転して転機が訪れます。その詳細は特集3日目に続きます。続きの記事はコチラ。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は11月9日(金)に映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開される、伝説のロックバンド・Queenを特集しています。
1日目は、結成からバンドにとってターニング・ポイントとなった楽曲『Killer Queen』のヒットまでの軌跡を紹介しました。2日目は、名曲『Bohemian Rhapsody』の誕生からスタート!
1日目:伝説のバンド・Queen、「時代遅れ」と酷評されていた!? デビューからターニングポイントまでの軌跡
2日目:Queenの名曲『ボヘミアン・ラプソディ』はシングル化を反対されていた! その理由は…
3日目:Queen、絶頂期から休止状態へ…日本武道館公演のバックステージで語った言葉とは?【特集】
4日目:Queen、復活の瞬間に「19億人」が熱狂! フレディは自身のコンプレックスを乗り越えて…【特集】
■シングル化を反対された楽曲が大ヒット!
1975年はQueenにとって大躍進の年でした。4月には初来日を果たし、日本武道館公演を成功させます。さらに4枚目のアルバム『A Night at the Opera』(邦題:オペラ座の夜)の制作に取りかかり、Queen最大のヒット曲『Bohemian Rhapsody』を完成させます。
アカペラからバラード、オペラからハードロック、そしてバラードへと5つのセクションから構成される『Bohemian Rhapsody』は、およそ6分間にも及ぶ壮大なナンバー。レコーディングにもこだわり抜き、テープが擦り切れそうになるほどコーラスを多重録音で重ねたそう。
しかし、曲の長さが「ラジオのオンエアに向かない」と、レコード会社にシングルカットを反対されました。それでもメンバーは頑なにこれを拒否、リリースに踏み切ります。その結果、全英チャートで9週間1位となり、1976年1月末までの3ヶ月で100万枚を売り上げました。そしてアルバム『A Night at the Opera』は初の全英ナンバー1を獲得。Queenに辛口だった国内メディアからも高い評価を受けます。
『Bohemian Rhapsody』は複雑な曲の構成だけでなく、その歌詞もかなり意味深なものになっています。「ママ、僕は人を殺してしまった」という衝撃的な言葉から始まり、「僕は行かなくちゃならない」「真実と向き合うことになる」「時々思うんだ、生まれてこなければよかったって」など、何について歌っているのか? かなり気になるところですが、こちらの詳細は特集4日目となる8(木)のオンエアで改めて考察するので、お楽しみに!
■セルフプロデュースにも挑戦、観客の心を掴むヒット曲を連発
ますます勢いに乗るQueenは、翌1976年に『A Day at the Races』(邦題:華麗なるレース)をリリース。このアルバムで初めてのセルフプロデュースにも挑戦。全英チャートで1位を獲得します。そして1977年には数ヶ月にも及ぶ世界ツアーを開催。
休むことなく6枚目のアルバム『News of the World』(邦題:世界に捧ぐ)をリリース。これまでのゴージャスな雰囲気を抑えて、『We Will Rock You』のようなシンプルなサウンドに立ち返るものとなりました。この曲は「観客みんなで大合唱できるような曲を作りたい」と、ギターのブライアン・メイが作詞作曲を担当。シンプルであるがゆえに、観客の心をすぐに掴むことができたのかもしれません。さらに同アルバムでは、これまた観客が大合唱となるQueenの代表曲『We Are the Champions』を収録しています。
アルバム『News of the World』は全米3位に輝くヒットとなります。今回は誰もが聴いたことのあるヒット曲満載でお送りしましたが、これを受けてDAOKOは……。
DAOKO:どの曲も絶対にカラダのどこかで経験している音たちでした。
藤田:そしてマネできないですね。どれもこれもが。
DAOKO:どういうことを考えてるんだろう? って気になるからこそ、映画を観たいなって思いましたね。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、いよいよ11月9日(金)に公開されます。藤田は、彼らの思いを知ることができるだけでなく、そのサウンドもぜひ映画館で体験してほしいと述べました。
というところで2日目はここまで。順風満帆に思われたバンド活動ですが、一転して転機が訪れます。その詳細は特集3日目に続きます。続きの記事はコチラ。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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