松井秀喜の「スゴかったところ」とは? 岡島秀樹が振り返る読売ジャイアンツ時代

野球解説者で、元プロ野球選手の岡島秀樹さんが登場した、J-WAVEの番組『SEIKO SOUND STORAGE』。当番組はミュージシャンやスポーツ選手など、各界で活躍するゲストがマンスリーでトークを繰り広げます。11月は岡島さんが登場。3週目となる11月16日(金)のオンエアでは、高校卒業後に入 団した読売巨人軍(読売ジャイアンツ)について語りました。


■松井秀喜のすごいところ

岡島さんは、読売ジャイアンツ、北海道日本ハムファイターズ、福岡ソフトバンクホークスで日本一を経験。その後、海を渡りメジャーリーグ、ボストン・レッドソックスに入団し、1年目にワールドシリーズ制覇に貢献しました。そして現在は野球解説者として活躍しています。

高校野球で活躍した岡島さんは、長嶋茂雄監督率いる読売ジャイアンツに入団。当時のジャイアンツは、投手陣に斎藤雅樹さん、槙原寛己さん、桑田真澄さんという三本柱、野手に原 辰徳さん、落合博満さんなど、そうそうたるメンバーでした。その中に松井秀喜さんもいました。彼は、どんな選手だったのでしょうか?

岡島:やっぱりすごいですね。何がすごいかって言うと練習量。試合が終わって、ホテルに帰ってからも、まだずっと練習をされてる。それは長嶋監督と二人三脚でされてると思うんですけど、けっこう遅くまでやられてたっていうのは聞きました。それでも、しっかりご飯も食べて睡眠もとって、メリハリがしっかりありましたね。


■忘れられない経験

さまざまな先輩を見ているうちに、岡島さんもプロ野球選手としての自覚が芽生えてきたそうです。そんななか迎えた2000年の日本シリーズ。対戦するのは王 貞治監督率いるダイエーホークス(現ソフトバンクホークス)。「ON対決」と呼ばれた大注目のこの試合で、岡島さんは忘れられない経験をすることになります。

岡島:すごい注目を浴びてる中、自分は最後の胴上げ投手だったんですよね。それをすごく覚えていますね。メジャーは置いておいて、日本の野球の中で一番よかったっていうのは、そこですね。覚えているところは2000年の胴上げ。最後のメルビン・ニエベス選手を三振とったところは、いまだに覚えてますね。2000年のときのジャイアンツは、一番強かったと思います。


■妻と交際したきっかけは…

現役中は先発、中継ぎ、抑え(クローザー)と、すべてを経験した岡島さん。その中でも最後に投げるクローザーは「しんどいです」と振り返ります。

岡島:勝ってても締めなきゃダメ。大変なんですよ。その人が打たれたらダメなので、それだけ重要度があるんです。中継ぎというのは、いつ投げるかわからないですけど、そういうのって逆に楽しいですね。だいたいピンチのときに上がるので、そういうときに抑えるとヒーローじゃないですか。「抑えればヒーローだ!」って、そういうふうに思いながら投げてましたね。

2000年の日本一。優勝のビールかけで岡島さんをインタビューしたのが、当時スポーツキャスターだった岡島さんの妻・栗原由佳さんでした。それがきっかけで交際がスタートしたと報道されましたが、実際は違ったそうです。

岡島:そのときより前に、今の妻とは知り合っていました。だからビールかけのときに、知ってる選手たちは「ダブルでおめでたい」っていう感じになってましたね。結婚を前提として付き合っていました。

岡島さんのトークは、30日(金)もオンエアされます。お楽しみに。

【番組情報】
番組名:『SEIKO SOUND STORAGE』
放送日時:毎週金曜 24時-24時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/soundstorage/

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