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『フェスティバル/トーキョー18』 オススメのちょっと変わった作品は?

『フェスティバル/トーキョー18』 オススメのちょっと変わった作品は?

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。9月26日(水)のオンエアでは、演劇、ダンス、アートに出会う国内最大規模の国際舞台芸術祭『フェスティバル/トーキョー18』をピックアップしました。

10月13日から18日まで、池袋各所で開催される『フェスティバル/トーキョー18』は、演劇やダンスなど舞台芸術を中心に、音楽や美術といった同時代のアート・カルチャーを紹介する国際的なフェスティバルです。日本だけでなくアジアの作品もあり、全16プログラムが上演されます。実行委員会の小倉明紀子さんに話を聞きました。

小倉:2009年から開始され、今年で11回目の開催です。今年のテーマは「脱ぎすて跨ぎ越せ、新しい人へ」。転換期を迎える時代の中で新しい時代を築く人たちが、古い既成概念にとらわれることなく、新しい時代を築いていってほしい、という思いを込めています。

『フェスティバル/トーキョー18』は、池袋界隈の劇場だけでなく、公園なども巻き込んで開催されます。

小倉:劇場だけでなく、街中に飛び出していくような作品を今年も多く取り扱っています。中には無料で誰でも見られるプログラムもあって、例えば南池袋公園で行われるオープニング作品『MI(X)G』は、タイのダンサー・振付家ピチェ・クランチェンさんが新しく作ったとても楽しいダンス作品です。また、『ラジオ太平洋』という演目も変わっています。都電荒川線・東京さくらトラムの車内で行われる、福田 毅さんという俳優の一人劇。乗客と交流しながらお届けするという形です。こちらはチケットが必要になります。

他にもこんな一風変わったプログラムも。

小倉:イランのナシーム・スレイマンプールさんという劇作家の作品『NASSIM』は、台本を俳優に渡さず、ぶっつけ本番で舞台を行います。基本的には俳優一人が行う舞台で、ナシームさんからの指示で、日本の俳優がナシームさんの母国語であるペルシャ語を少しずつ覚えていったり、観客とやり取りするという内容です。ナシームさんが画面越しに指示を出していくライブ作品です。

こちらはアウルスポットで上演。全4回公演で、俳優は毎回替わりです。他にも気になる公演が盛りだくさんです。詳細は公式サイトでご確認ください。

【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月曜-木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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