栄養豊富で食物繊維たっぷり! 今すぐ試したい「おからパウダー」のお手軽健康効果

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。9月25日(火)のオンエアでは、おからの健康効果について、管理栄養士の岸村康代さんが解説しました。


■おからパウダーの効果がすごい

別所:そもそも、おからとは?
岸村:大豆から作られるもので、豆乳や豆腐を作る際の大豆の残りカスです。栄養豊富な殻や胚芽が含まれているので、栄養価の高さは大豆製品の中でもピカイチです。生で食べても栄養豊富ですが、日持ちがせず、賞味期限が2、3日で常温保存ができません。

そこで、乾燥させた「おからパウダー」がおすすめだと岸村さん。

岸村:おからパウダーは賞味期限が数ヶ月あります。水戻しをすれば簡単におから状に戻るので、とても使いやすいです。さらに、パン粉や小麦粉との置き換えも手軽にできるので、簡単に糖質オフができる優れた食品の一つです。おからパウダーや乾燥おからは、スーパーやネットなどで購入することができます。
別所:おからについて、最も注目すべきポイントを何ですか?
岸村:半分が食物繊維、残りの半分が大豆タンパク質なので、本当に栄養が豊富です。しかも、豆乳や豆腐には含まれない食物繊維がしっかりと残っていて、野菜から摂るよりも手軽なので、野菜が摂れない時や忙しい時に不足している食物繊維が手軽にプラスできます。おからパウダーを一日に大さじ3杯プラスするだけで、日本人に不足しているといわれる摂取量が補えます。

食物繊維には、食後の血糖値の上昇を抑える働きも期待されています。そうしたことからも、体内に脂肪が蓄積されるのを防ぐ働きが期待できるそうです。


■ヨーグルトとの相性抜群!

さらにおからには、同じ大豆でも納豆や味噌からは摂れない、注目の栄養素「β-コングリシニン」も入っています。

岸村:β-コングリシニンは大豆タンパク質の一種で、中性脂肪や内臓脂肪を減らす効果が期待できることが分かってきたんです。そのほか、大豆タンパク質には食欲を抑える働きも期待できます。
別所:美容と健康効果が期待できる、おからパウダーのおすすめの食べ方はありますか?
岸村:手軽なのは、ヨーグルトにかけて食べる「おからヨーグルト」。ヨーグルトには、野菜と同じかそれ以上に、食後の血糖値を急上昇させない働きが期待できることがわかってきています。食物繊維とヨーグルトの組み合わせで、腸内環境にいい効果が期待できます。血糖値の急激な上昇も抑えるので、食前に摂ると満腹感を持続させることができますよ。

岸村さんの話を詳しく知りたい方は『いつもの料理にかけるだけ おからパウダーダイエット』を手にとってみてください。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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