音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
ビッケブランカが語る! メジャー2ndシングル『夏の夢/WALK』の制作秘話

ビッケブランカが語る! メジャー2ndシングル『夏の夢/WALK』の制作秘話

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。8月9日(木)のオンエアでは、シンガーソングライターのビッケブランカさんが登場。番組にゲストに来るのは約1年ぶりです。8月8日にリリースされたメジャー2nd両A面シングル『夏の夢/WALK』などについて訊きました。


■ツアー中は太ってしまう

6月末に、全国6都市を巡るツアー『ビッケブランカ ULALA TOUR 2018』を終えたばかりのビッケブランカさん。そんなビッケブランカさんに、リスナーさんからは「痩せたのでは?」という声が寄せられました。

ビッケブランカ:……痩せた? まぁ、痩せたというか、ツアー中にちょっとむくんだというか。6都市のおいしいものを食べ過ぎたので。
クリス:絶対、行くなら食べたいですもんね。
ビッケブランカ:「満喫しよう」というテーマがあるので。あんまり時間もカツカツにはしたくないし。
クリス:何が好きですか?
ビッケブランカ:札幌行ったら、もちろんジンギスカンもあるし、まぁ、ヘルシーなほうですよ。山口県行ったらフグも食べるし。福岡行ったら鳥料理のおいしいお鍋みたいなのを食べるし、もう止まらないですね。
クリス:もともとそんなお変わりないような感じなんだけど。
ビッケブランカ:今、なんとかちょっと戻ったぐらいですね。大して何も別にしてるわけじゃないんですけど。日常生活に戻ったので、戻ったという。ツアーが大きかっただけです。
クリス:普通、ツアーで痩せるんじゃないの?(笑)。
ビッケブランカ:全然、全然(笑)。


■最近ハマっているのは「エアコンのドライ機能」

最近は意外なものにハマっているそうです。

クリス:最近の話で、エアコンのドライにハマっているっていうのは?
ビッケブランカ:エアコンのドライ機能って「そんなに涼しくなるはずが……冷房じゃないと」とずっと思ってたんですけど、この前ちょっとやってみたら、非常にちょうどいいですね、ドライは。感動します(笑)。
クリス:そうですね、言わんとすることはわかります(笑)。冷房にすると、たとえば27度にしても数字が気になっちゃって、またいじっちゃうんですけど、ドライは安定しているというか。でも楽器とかお持ちだから、ドライ機能に詳しいんじゃないんですか?(笑)。
ビッケブランカ:ホントはそうあるべきですね。そういうのが大変なので、僕はなるべく自分の機材を持たないようにという。温度管理・湿度管理から逃げて生きてきてる状態ですね(笑)。
クリス:なるほどね(笑)。ようやくちょっとここでドライが来たぞっていうのがね。
ビッケブランカ:そうですね、静かに目を向けて生きていこうかと思ってますね。
クリス:じゃあ、慣れてきたら楽器も増やして大丈夫かな?っていうね。
ビッケブランカ:何の話か(笑)。


■アニメ映画の主題歌になった『WALK』

8月8日にメジャー2ndとなる両A面シングル『夏の夢/WALK』をリリースしたばかりのビッケブランカさん。まずは同シングル収録の『WALK』についてお話を伺いました。



クリス:『WALK』はアニメーション映画『詩季織々』の書き下ろし主題歌で、映画は中国の3都市を舞台とした3つの短編からなる作品で、『君の名は』を制作したコミックス・ウェーブ・フィルムの最新作。これはどんなふうにして始まったり、作っていったんですか?
ビッケブランカ:初めにもう映画自体を見せてもらって。早めに出来上がってきたものを。……で、「この作品のエンディングを書いてもらえませんか?」っていうふうに言ってういただいて。
クリス:どうでした? お題があって。
ビッケブランカ:どちらかというと、お題があるほうが得意なほうで。特にこの作品の書き下ろしは、今までで一番素直に、まっすぐ、迷いなく書けたなっていうぐらい、いい意味で楽に書けた曲ですね。作品のメッセージが強くあったので。僕はもともと、「過去の自分が今の自分を作っている」とか「過去の自分に今の自分が励まされている」っていう曲をつくるタチなので、リンクしてスッっとできました。


■クールダウンした夏を描く『夏の夢』



続いて、『夏の夢』についてのお話に。ビッケブランカさんご自身は、夏があまり得意ではないそうです。

クリス:『夏の夢』、これは少しクールダウンした曲調にしたっていう?
ビッケブランカ:夏といえば、「イェイ! イェイ! イェイ!」みたいな感じですよね。「夏の歌を書いてみよう」と思ったとき、僕もそういう曲にしようかと思ったんですが、いかんせん自分はマリンスポーツもしないし、バーベキューとかも日焼けもちょっと苦手だったりとかって、あまり夏を楽しめない人間だったので、なかなか思いつかなかったんです。開き直って、クールダウンした夏にしました。「夏なんて僕は知らないんだけど、夏の歌を書いてみました」っていうスタンスで書いたので、サビの1曲目はホントに「夏なんて知らない」っていう(笑)。
クリス:「夏なんて知らない 後悔なんて来ない」という歌詞はそこからきているんですね。すっごくいい曲。好きです。
ビッケブランカ:嬉しいです。
クリス:あと『夏の夢』は「イェイ! イェイ! イェイ!」じゃないとしても、ミュージックビデオは、オープニングでビキニ女子も出てきて、あ、これ、「イェイ! イェイ! イェイ!」っていう感じがありますよ(笑)。
ビッケブランカ:初め一瞬そう見えるんですけど、もうすぐに僕のとる行動としては、その2人のビキニ女性を突き飛ばすみたいなことをから始まってしまいますし(笑)。
クリス:たしかにそう言われてみるとちょっと戸惑ってる感があったかも(笑)。


■エレクトリックピアノ「フェンダーローズ」との出会い

なお、今回リリースされた作品では、フェンダーのローズピアノを初めて弾いたというビッケブランカさん。エレクトリックピアノの名器です。

ビッケブランカ:サウンド面での新しい試みです。今まで僕は弾いたことがなかったので。
クリス:さっきのドライの話でいうと、ご自分のじゃないっていうことですか?
ビッケブランカ:自分のじゃないですね。僕は自分ではあまり高価なものは持ちたくないなので。
クリス:いや、いいですね。ちょっと憧れな部分はありますかね。
ビッケブランカ:そうなんですよ。僕、本物のアコースティックピアノを弾くので、エレピはあんまり目が向いていない部分ではありました。
クリス:あれって、なんか懐かしい感じもあるんですけど、ちょっと前のを借りたりするんですか?
ビッケブランカ:僕が使っているスタジオは、すごくいいローズがちゃんと保管されていて。で、弾いてみたら「なんだ、この優しさ。こんなんだったんだ……」と。ちょっと僕も、初めて自分の楽器を所有したいと思うぐらい、エレピにハマリつつありますね。これはまずいですよ(笑)。

来年にはアルバムツアー『ビッケブランカ ALBUM TOUR 2019』の開催が決定し、既にアルバムの制作にも入っているなど、大忙しのビッケブランカさん。活躍に注目です!

この記事の放送回をradikoで聴く
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン