ジョン・レノン&オノ・ヨーコも愛した築地の老舗喫茶店! こだわりサンドイッチの秘密は?

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「7-ELEVEN LUNCH HUNTER」。この週は「築地場外市場ランチ特集」をお届けしています。8月7日(火)のオンエアでは、築地場外入り口にある「米本珈琲」を紹介しました。

1回目:カツがサクサク! 溢れる肉汁! 築地場外市場で55年間愛され続ける「東都グリル」のカツカレー

お店を選定してくれたのは、築地市場に通い続けて20年以上! 新日本橋にお店を構える「うなぎ割烹 大江戸」の若旦那、湧井浩之さんです。

涌井:今日紹介するのは、米本珈琲です。20席くらいの小さなお店で、親父と僕と、親子二代で通っています。お店の雰囲気もいいですが、マスターのよどみのない語りが最高です。喫茶店にコーヒーを飲みに行ってるのか、喋りに行ってるのかわかりません(笑)。築地で働いている人も通っている人も、人情味溢れる人が多いので、人と人とが触れ合う瞬間を求めて通っているところもあります。

お店は、晴海通りの場外入り口すぐ近くにあります。築地らしい魚屋さん、乾物屋さんの並びに、ふわっとコーヒーのいい香りがしてきます。お店の始まりなど、店主の米本謙一さんに話を聞きました。

米本:昭和35年にお店が始まって、58年になりますね。両親がもともとパン屋をやっていて、パンがあるから奥で珈琲屋さんもやればと常連さんに言われて始めたのが最初です。今は外国人の観光客が多いです。6割くらい外国人です。





なんとあのジョン・レノンも、米本珈琲に生前通ったそうです!

米本:お店を改装する前ですね。ジョン・レノンさんとオノ・ヨーコさんが、まだお子さんが小さい時に。あの頃はまだ成田がなくて、夜明けに羽田に着くと、食事をするところが築地しかなくて。お忍びで築地に来て、うちにも寄られて、それからずっと10回以上寄られましたね。オノ・ヨーコさんは必ずサンドイッチの皿の下に500円のチップを置いて行ったんです。日本はチップいらないの知ってるのに、いつも隠して置いて行かれて。写真を撮らせてもらえませんか? って聞いたら、プライベートで来ているからと撮らせてはもらえなかったんですけど、「必ずまた寄るから」と言ってくれて、何年もいらっしゃいましたね。

そんな米本珈琲でおすすめのランチは、外国のお客さんにも人気の黒蜜マキアートとサンドイッチです。

黒蜜マキアートは下がアイスカプチーノ。黒蜜ソースが入っていて、ホイップクリームの上にまた黒蜜ソースがかかっています。黒蜜の香ばしさと甘さがコーヒーにマッチして美味しいです。

サンドイッチは生ハムと卵のサンドイッチ。サラダ感覚で食べられるように、レタスやキュウリがたくさん入っています。内側だけトーストしたパンは、最初の食感は柔らかいですが、食べるとサクッとしています。香ばしさもありつつ、ふわふわが残っています。



近くを訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください!

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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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