東方神起のユンホとチャンミンが、20周年となる活動を振り返った。また、好きなJ-POPソングを紹介する一幕もあった。
東方神起のふたりが登場したのは、7月22日(火)放送のJ-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナー「MUSIC+1」だ。
サッシャ:ひさしぶりの『STEP ONE』です。前回はスタジオから東京タワーの景色についてユンホさんが「うわあ!」ってね。今日もご覧になっていますが、どうですか?
ユンホ:これを見ると「いま僕は東京にいるんだ」と。
サッシャ:ソウルとはまた違いますからね。
ユンホ:東京タワーは東京のシンボルですから。
ノイハウス:東方神起は2025年の4月27日に日本デビュー20周年を迎えています。あらためて、おめでとうございます。
ユンホ・チャンミン:ありがとうございます。
ノイハウス:20周年はかなりのマイルストーンだと思いますが、率直にどんなお気持ちですか?
チャンミン:20年前は10代だったので、学生時代でした。ファンのみなさんと20年という時間をともに過ごしてきたなと。昔は10代の少年たちでしたが、いまは30代後半です。前と比べると大人になっていますが、ファンのみなさんの応援があったからこそ20周年を迎えられました。大人のアーティストになれているんじゃないかなと、感謝の気持ちです。
ユンホ:いろいろな方々に恵まれて、感無量です。
サッシャ:20年までいける人はそんなにいないですからね。
ユンホ:子どもが成人になる年ですから。みなさんが一緒に東方神起を守ってくださったことに「ありがとう」と伝えたいです。
サッシャ:この20年ですごい記録も打ち立てています。日本5大ドームツアーで、東京ドームの公演に限って言うと、海外アーティストではいちばん多い33回。もう、おうちみたいな感じですね。
ユンホ:まず、東京ドームだけで33回立てたのはすごくうれしいです。東京ドームはいつ立っても慣れません。先ほど「おうちみたいな感じですか」と聞かれましたが、なかなかそういう大人数の景色はこの経歴になっても慣れません。見ると胸いっぱいになります。
サッシャ:そして、日産スタジアムでの3デイズです。
チャンミン:いまでも夢みたいです。
サッシャ:あのスタジアムは大きいですよね。
チャンミン:約7万人です。
サッシャ:それを3日間ですから21万人ですよ。
チャンミン:僕はいまも「なんでこの3日間ができるんだろう?」と理解できていなくて。
サッシャ:それは素晴らしいからですよ!
ユンホ:実はあのとき、3日目が大雨だったのですごく心配していました。ですが、みなさんの力で素敵な画になって。いまも自分のなかでは、いちばんいい思い出として印象に残っています。
サッシャ:大変な日だったからこそ、印象に残っているんですね。
ユンホ:みんなで乗り越えました。最初は朝から「みんな大丈夫かな?」と心配していたんです。でも段々、みなさんの熱いパワーがいいバランスになって。それがみなさんのすごいところだと思います。
サッシャ:デビューのころ、いちばん大変だったのはなんですか?
ユンホ:やはり日本語でした。コミュニケーションをとるのがなかなか難しくて。日本の曲もいまと比べると、昔は(歌詞の)意味がよくわからなくて、表現することが難しいこともありました。それでディレクターさんに頼っていて。
サッシャ:「どういう意味ですか?」と。
ユンホ:そうやって頑張っていました。いまもそこまでは上手ではないんですが。
サッシャ:こんなに全部、日本語でインタビューしていて何を言っているんですか!
ユンホ:(笑)。でも、いまは以前より意味やいろいろなニュアンスが理解できています。表現することが、昔よりは段々とやりやすくなってきているというか。
サッシャ:チャンミンさん、この20年でいちばんうれしかったことは?
チャンミン:もちろん、東京ドームや日産スタジアムに立ったときもうれしかったんです。先ほど日本語の話が出ましたが、最初は一から十まで慣れていなかったのがどんどんと、ここ(日本)での活動や生活に慣れてきて。まるで第二のホームのようになっているのも、うれしいです。
サッシャ:最初いちばん違ったのはなんですか?
ユンホ:最初の印象で「これはちょっと違うな」と思ってしまうのは、まず車線ですね。
サッシャ:韓国は右車線、右側通行で日本は左ですよね。
ユンホ:空港のゲートから出て車に乗ったらまず、運転席から両国の違いが感じられてすごく怖かったです。
サッシャ:ハンドルが右側にあって、韓国だと左側ですから。
チャンミン:家族旅行で日本にプライベートで来るんです。車を借りて運転しようとすると、まだ慣れません。見るのと直接運転するのは全然違います。
東方神起のふたりは、Original Loveの楽曲をカバーしようと思った経緯について語った。2025年に20周年を迎えたからこそ「曲を尊敬の気持ちでしっかりと表現してみたい」という想いがあったという。
サッシャ:Original Loveの名曲です。
ユンホ:昔から、いつかカバーしたいとは思っていました。先ほども言いましたが、日本語もそこまで上手じゃないのに、日本語の曲をカバーしてリリースするのは表現力の幅も狭いので。日本のファンのみなさんに、ちゃんと真面目に歌ってあげたいという気持ちがあって。20周年というこの時期なら、以前と比べて歌詞の内容そのものを伝えられるようになっているのではと思い、挑戦しました。
ノイハウス:実際に歌ってみてどうでしたか?
チャンミン:日本だけのジャンル、シティポップですよね。今回、この曲は歌詞もそうですが、リズムを気に入っていて気持ちよく歌いました。これからの東方神起が歌えるジャンルが広がっていくんじゃないかと思っています。
サッシャ:シティポップも歌う東方神起。これがまた新しい一歩目かもしれません。
ユンホ:僕は星野 源さんの『喜劇』です。『SPY×FAMILY』というアニメが大好きで、そのエンディング主題歌です。そこから星野さんを知るようになって。歌詞もですが、リズムが独特で。
サッシャ:すごく独特ですね。
ユンホ:リズムもですが、表現しているボーカルが深くて。でも、この方は俳優の仕事もしていますし、いろいろな仕事もしていますよね。
サッシャ:多才ですよね。
ユンホ:そこから僕は研究しました。ほかの曲も聴きながら「この方すごいな」と思って。
サッシャ:東方神起から見てもすごい?
ユンホ:すごいです。
サッシャ:『SPY×FAMILY』がきっかけだったんですね。
ユンホ:それで、みなさんにもおすすめしたいなと。
サッシャ:間違いないです。
続いて、チャンミンが好きなJ-POPソングを紹介した。
チャンミン:僕が選んだ好きなJ-POPソングは、平井 堅さんの『ポップスター』です。
サッシャ:こっちはちょっと懐かしい曲です。
チャンミン:2005年リリースの曲です。
サッシャ:20年前なんだ!?
チャンミン:(東方神起が)日本デビュー当時の曲です。平井さんは、韓国でも昔から有名で、この時期に日本に初めて来ました。日本語の勉強のために日本のJ-POPを何曲か、歌詞を見ながら勉強したりして、そのなかの1曲です。
サッシャ:これで日本語を勉強したんだ。
ノイハウス:思い出深いですね。
チャンミン:ミュージックビデオが明るい雰囲気でノリノリじゃないですか。個人的に気に入っているのは、平井さんがサビのところでちょっとした踊りをするところです。それが楽しそうで(笑)。僕も参加したくて、いつか機会があればやりたいなと。
サッシャ:じゃあ次のカバーはこれかな?
ノイハウス:聴きたい!
チャンミン:やってみたいですね。
サッシャ:最近の曲と懐かしい曲を選んでいただきました。
ノイハウス:今後のご予定はありますか。
ユンホ:僕は配信中の「Disney+(ディズニープラス)」のドラマ『パイン ならず者たち』に出演しています。1970年代の韓国の話で、田舎を舞台にしていて僕はチャン・ボルグという役を担当しています。
チャンミン:そして僕は、9月から全国ホールライブツアーがあります。一生懸命、準備をしていますので、みなさんぜひ遊びに来てください。
東方神起の最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
東方神起のふたりが登場したのは、7月22日(火)放送のJ-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナー「MUSIC+1」だ。
日本デビュー20周年を迎えたいまの思い
ユンホとチャンミンはまず、2025年の4月27日に日本デビュー20周年を迎えた現在の心境を語った。サッシャ:ひさしぶりの『STEP ONE』です。前回はスタジオから東京タワーの景色についてユンホさんが「うわあ!」ってね。今日もご覧になっていますが、どうですか?
ユンホ:これを見ると「いま僕は東京にいるんだ」と。
サッシャ:ソウルとはまた違いますからね。
ユンホ:東京タワーは東京のシンボルですから。
ノイハウス:東方神起は2025年の4月27日に日本デビュー20周年を迎えています。あらためて、おめでとうございます。
ユンホ・チャンミン:ありがとうございます。
ノイハウス:20周年はかなりのマイルストーンだと思いますが、率直にどんなお気持ちですか?
チャンミン:20年前は10代だったので、学生時代でした。ファンのみなさんと20年という時間をともに過ごしてきたなと。昔は10代の少年たちでしたが、いまは30代後半です。前と比べると大人になっていますが、ファンのみなさんの応援があったからこそ20周年を迎えられました。大人のアーティストになれているんじゃないかなと、感謝の気持ちです。
ユンホ:いろいろな方々に恵まれて、感無量です。
サッシャ:20年までいける人はそんなにいないですからね。
ユンホ:子どもが成人になる年ですから。みなさんが一緒に東方神起を守ってくださったことに「ありがとう」と伝えたいです。
サッシャ:この20年ですごい記録も打ち立てています。日本5大ドームツアーで、東京ドームの公演に限って言うと、海外アーティストではいちばん多い33回。もう、おうちみたいな感じですね。
ユンホ:まず、東京ドームだけで33回立てたのはすごくうれしいです。東京ドームはいつ立っても慣れません。先ほど「おうちみたいな感じですか」と聞かれましたが、なかなかそういう大人数の景色はこの経歴になっても慣れません。見ると胸いっぱいになります。
サッシャ:そして、日産スタジアムでの3デイズです。
チャンミン:いまでも夢みたいです。
サッシャ:あのスタジアムは大きいですよね。
チャンミン:約7万人です。
サッシャ:それを3日間ですから21万人ですよ。
チャンミン:僕はいまも「なんでこの3日間ができるんだろう?」と理解できていなくて。
サッシャ:それは素晴らしいからですよ!
ユンホ:実はあのとき、3日目が大雨だったのですごく心配していました。ですが、みなさんの力で素敵な画になって。いまも自分のなかでは、いちばんいい思い出として印象に残っています。
サッシャ:大変な日だったからこそ、印象に残っているんですね。
ユンホ:みんなで乗り越えました。最初は朝から「みんな大丈夫かな?」と心配していたんです。でも段々、みなさんの熱いパワーがいいバランスになって。それがみなさんのすごいところだと思います。
デビュー当時から日本で苦労していること
ユンホとチャンミンは、デビュー当時に苦労したことを明かした。サッシャ:デビューのころ、いちばん大変だったのはなんですか?
ユンホ:やはり日本語でした。コミュニケーションをとるのがなかなか難しくて。日本の曲もいまと比べると、昔は(歌詞の)意味がよくわからなくて、表現することが難しいこともありました。それでディレクターさんに頼っていて。
サッシャ:「どういう意味ですか?」と。
ユンホ:そうやって頑張っていました。いまもそこまでは上手ではないんですが。
サッシャ:こんなに全部、日本語でインタビューしていて何を言っているんですか!
ユンホ:(笑)。でも、いまは以前より意味やいろいろなニュアンスが理解できています。表現することが、昔よりは段々とやりやすくなってきているというか。
サッシャ:チャンミンさん、この20年でいちばんうれしかったことは?
チャンミン:もちろん、東京ドームや日産スタジアムに立ったときもうれしかったんです。先ほど日本語の話が出ましたが、最初は一から十まで慣れていなかったのがどんどんと、ここ(日本)での活動や生活に慣れてきて。まるで第二のホームのようになっているのも、うれしいです。
サッシャ:最初いちばん違ったのはなんですか?
ユンホ:最初の印象で「これはちょっと違うな」と思ってしまうのは、まず車線ですね。
サッシャ:韓国は右車線、右側通行で日本は左ですよね。
ユンホ:空港のゲートから出て車に乗ったらまず、運転席から両国の違いが感じられてすごく怖かったです。
サッシャ:ハンドルが右側にあって、韓国だと左側ですから。
チャンミン:家族旅行で日本にプライベートで来るんです。車を借りて運転しようとすると、まだ慣れません。見るのと直接運転するのは全然違います。
20周年を迎えたからこその新しい一歩
東方神起は7月20日(日)にデジタルシングル『月の裏で会いましょう』をリリースした。同曲は、1991年にリリースされたOriginal Loveの名曲『月の裏で会いましょう』のカバーとなっている。月の裏で会いましょう
サッシャ:Original Loveの名曲です。
ユンホ:昔から、いつかカバーしたいとは思っていました。先ほども言いましたが、日本語もそこまで上手じゃないのに、日本語の曲をカバーしてリリースするのは表現力の幅も狭いので。日本のファンのみなさんに、ちゃんと真面目に歌ってあげたいという気持ちがあって。20周年というこの時期なら、以前と比べて歌詞の内容そのものを伝えられるようになっているのではと思い、挑戦しました。
ノイハウス:実際に歌ってみてどうでしたか?
チャンミン:日本だけのジャンル、シティポップですよね。今回、この曲は歌詞もそうですが、リズムを気に入っていて気持ちよく歌いました。これからの東方神起が歌えるジャンルが広がっていくんじゃないかと思っています。
サッシャ:シティポップも歌う東方神起。これがまた新しい一歩目かもしれません。
東方神起が好きなJ-POPソング
『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ここでしか聴けない「+1」な質問や話題をアーティストとお届けしている。この日は、ユンホとチャンミンが「好きなJ-POPソング」をそれぞれセレクトした。ユンホ:僕は星野 源さんの『喜劇』です。『SPY×FAMILY』というアニメが大好きで、そのエンディング主題歌です。そこから星野さんを知るようになって。歌詞もですが、リズムが独特で。
星野源 – 喜劇 (Official Video)
ユンホ:リズムもですが、表現しているボーカルが深くて。でも、この方は俳優の仕事もしていますし、いろいろな仕事もしていますよね。
サッシャ:多才ですよね。
ユンホ:そこから僕は研究しました。ほかの曲も聴きながら「この方すごいな」と思って。
サッシャ:東方神起から見てもすごい?
ユンホ:すごいです。
サッシャ:『SPY×FAMILY』がきっかけだったんですね。
ユンホ:それで、みなさんにもおすすめしたいなと。
サッシャ:間違いないです。
続いて、チャンミンが好きなJ-POPソングを紹介した。
チャンミン:僕が選んだ好きなJ-POPソングは、平井 堅さんの『ポップスター』です。
平井 堅 『POP STAR』MUSIC VIDEO
チャンミン:2005年リリースの曲です。
サッシャ:20年前なんだ!?
チャンミン:(東方神起が)日本デビュー当時の曲です。平井さんは、韓国でも昔から有名で、この時期に日本に初めて来ました。日本語の勉強のために日本のJ-POPを何曲か、歌詞を見ながら勉強したりして、そのなかの1曲です。
サッシャ:これで日本語を勉強したんだ。
ノイハウス:思い出深いですね。
チャンミン:ミュージックビデオが明るい雰囲気でノリノリじゃないですか。個人的に気に入っているのは、平井さんがサビのところでちょっとした踊りをするところです。それが楽しそうで(笑)。僕も参加したくて、いつか機会があればやりたいなと。
サッシャ:じゃあ次のカバーはこれかな?
ノイハウス:聴きたい!
チャンミン:やってみたいですね。
サッシャ:最近の曲と懐かしい曲を選んでいただきました。
ノイハウス:今後のご予定はありますか。
ユンホ:僕は配信中の「Disney+(ディズニープラス)」のドラマ『パイン ならず者たち』に出演しています。1970年代の韓国の話で、田舎を舞台にしていて僕はチャン・ボルグという役を担当しています。
チャンミン:そして僕は、9月から全国ホールライブツアーがあります。一生懸命、準備をしていますので、みなさんぜひ遊びに来てください。
東方神起の最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
番組情報
- STEP ONE
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