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「同じものが好きなのに…」ファン同士の争いについて、尾崎世界観が持論を展開

「同じものが好きなのに…」ファン同士の争いについて、尾崎世界観が持論を展開

J-WAVEで放送中の番組『SPARK』(月曜担当ナビゲーター:尾崎世界観<クリープハイプ>)。8月20日(月)のオンエアでは、尾崎が「ファン」について語りました。

きっかけはリスナーからのメール。

ネットの某巨大掲示板でクリープハイプのファンが名指しで叩かれていました。弱いものいじめをして何が楽しいのだろうか。匿名で、しかも見えないところで悪口を言う。本当に性格が悪すぎるというか胸くそが悪いです。叩かれているほうは何も悪いことをしていないようだし、何が気にくわないなのだろうか。嫉妬なのだろうかとも感じました。あんなスレッド早く無くなればいいのになと思います。

尾崎:まあ見ちゃいますよね、見るなって言われてもね。そんなの見なきゃいいんだよって言われても見ちゃいますよね。

そして、ファンが別のファンを悪くいうことについて「なんで言うんだろうなあ、同じものが好きなのになあ。同じものが好きだからこそ感じる負の感情があるのも、もちろんそうだと思いますけど……」と話しつつ、こんな持論を展開しました。

尾崎:だったら、そんなことするんだったら、クリープハイプを否定するヤツを叩いてほしいですよね。数少ない味方同士で争って。もっと敵はいっぱいいるから、そこを攻撃してほしいんですけどね。って(同じバンドの)ファンを焚きつけるっていう最悪な(笑)。ほんと頼みますよ(笑)。

尾崎は最近、さまざまなことで時間もなく動いていて疲れていたそう。そんな時に、ある音楽雑誌の表紙を「バンドメンバー全員でやりたいです」と希望を出したのに、編集側から「雑誌を売っていきたい」「いい写真が尾崎1人の写真だった」ということで1人での表紙を打診され、「そういうことなら、メンバーにもその話をしてもらえますか?」とOKしたのだとか。そういう経緯があったのに、表紙が解禁されたら「また尾崎だけか」という批判をネット上で目にしたそうです。

尾崎:ずっと時間なくなるくらい動いてるけど、それで言われるっていうのはもうどうしようもないですよね。(中略)難しいですね。それで、今度のアルバムに入るDVDの映像で、ファンの人たちがクリープハイプについて語ってくれている映像を確認したんですけど、それを見て泣けてきてね。「そういう人たちもいてくれてるな」って。

精神的にやられていた時に、ファンの温かい言葉を聞いて思わず涙腺がゆるんでしまったよう。そして以下のように結んでいました。

尾崎:ファンでいてくれてる人もそうやって言ってくる人はいますからね。もちろん各メンバーのファンもいるしね。「なんで尾崎ばっかりなの?」って気持ちももちろんわかりますけど、そういう意味では、バンドメンバーも個人的に尾崎世界観のファンでいてくれてると思ってますからね。そう思わないとやってけないしな。気持ちはわかります。ただ「敵はもっと他にいるのにな」と思いますけどね。

と、心境を吐露していました。この日の放送では他にも、目撃情報があったライブで尾崎が「行っていないんですよね」と否定する時間もありました。

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【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/

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