J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「MUSIC +1」。8月15日(水)は、石川さゆりさんをお迎えし、これまでの歌手活動で印象に残った出来事や、話題の新曲に迫りました。
■出会ってからはトントン拍子で
石川さんは123枚目のシングル『花が咲いている』を発売しました。作詞・作曲はいきものがかりの水野良樹さん、サウンドプロデュースは亀田誠治さん。J-WAVEではおなじみのメンバーです。まずは亀田さんと水野さんとの出会いの話から伺いました。
石川:人の出会いっていうのはすごく面白くて、楽しくて、どこで誰とどう出会うかなんて、男の人も女の人も、分からないじゃない? 私たちもそうなんです。全然関係のない違うライブに行きまして、その時に亀田さんもいらしてたんです。お互いに顔は見たことがありましたから「どうも、こんにちは」って言いながら話したりして、楽しくて嬉しかったんで、意気投合しました。コンサートも観に行ったり、観に来てくださったりして「一緒に歌を作りたいですね」っていう話に発展しまして。「どういうふうにやったらいいかしら」という話をしていると、亀田さんが水野さんを紹介して下さったんです。亀田さんの仲人のもと、作品作りが始まって、素敵な作品が生まれました。
サッシャ:亀田さんとコンサートでお会いして、どのくらいの年月だったんですか?
石川:お会いしたのは昨年だったんです。
サッシャ:じゃあトントンと進んでいったんですね!
石川:でも恋愛もそうじゃないですか? 2ヶ月くらいで結婚しちゃう人もいるし、出会っても全然合わない人もいるし、そうやって、いろんな方との出会いがふわっと膨らんだりして、それで歌が生まれることもあります。
■早朝のLINE
ここで『花が咲いている』の作詞・作曲を担当した、水野良樹さんからコメントをいただきました。
さゆりさんとはスタジオでもミーティングでも、時にはお電話で、歌詞のことだったり歌のメロディーだったり何度も話しました。キャリアは全然違うし、経験もはるかに違うにも関わらず、フラットな立場で話をしてくれて、言葉のひとつひとつ、会話のひとつひとつが自分にとって、とてつもなく大きな経験になりました。スタジオで亀田さんと僕とさゆりさんと、3人で顔を突き合わせて「この歌は、こういう意味が加わったほうがいいんじゃないか」「こんな色が加わった方がいいんじゃないか」と最後まで会話を交わしたその時間が僕にとってはすごく幸せで、この幸せがさゆりさんの声を通して、日本全国の人に届いてほしいとすごく感じましたし、そうなると僕も信じています。
石川:水野さんもとっても素敵な方でした。私はスイッチが入ってしまうと、けっこう走ってしまうほうなので、詞のことやメロディーのこと、いろいろなことを詰めていくときに、 夜中の3時とか4時とか「あ!」と思ったりするとLINEしたりするんです。すると、すぐに返事がくるんですよ。「起きてたの!?」と思いました。私は、朝起きてから言葉とかメロディーを打ち返してくださると思ったら、すぐに返事がきたので「きた!」と思いました。歌を作る時は楽しかったですね。
サッシャ:スタジオで、寄り添って3人で作られたんですね。
石川:亀田さんは私よりも年下なんですけど、兄のように大きく大きく包んでくださって、けっこう細かく、いろいろなことを計算してらっしゃるけど、それを神経質に見せず、「いいね! すごい! それ最高!」と言いながら、盛り上げてくださってすごく楽しかったです。みんなでこうやって歌が生まれて、思いが皆さんにちゃんと伝わったらいいなって思いました。
サッシャ:この曲にはどんな思いを込めましたか?
石川:昨年、45年という節目の年で歌わせていただいて、「ここから先、何を歌っていこうかな?」と思った時、肩肘を張った歌を「さあ、どうだ!」というのも方法のひとつなんですけど、あまりにも今の毎日のニュースとか、今日も終戦の日ですけど、みんながいろいろな思いを抱えて、被災された皆さんもいらして、こういう時に「絶対大丈夫」とは言えないけど「きっと大丈夫だよ」と寄り添えるような、そういう歌を歌えたらいいと思いました。だから、大袈裟じゃなく、皆さんの横に座らせてもらって、膝を抱えてたら一緒に膝を抱えて考えて、そして「明日はまた、いい日が来るよ」というような歌を作ったんです。
■ごまかしきれなくて
後半は番組が用意した質問に、イエス・ノーで答えていただきました。こちらでは、一部を紹介します。
ミュージシャン以外にやってみたかった職業がある:YES
石川:私、子どもがけっこう好きで、保母さんをやってみたかったです。
ライブの前にやるゲン担ぎ、ジンクスがある:YES
石川:塗香(ずこう)です。いい香りのお粉があって、それを手にとって体につけるんです。
忘れられないライブでの失敗談がある :YES
石川:歌詞がどうにもこうにも出てこなくて、どうにもならなくて、ずっと黙ってました。「大変失礼いたしました」って言いました(笑)。
サッシャ:肝が座ってますね! 普通はごまかしそうですけど。
石川:ごまかしても、ごまかしきれないんです。「ちょっと待ってね」って言って、袖に行って歌詞を確認しました。
このほか、たくさんの質問に答えていただきました。石川さんの新曲『花が咲いている』、ぜひチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
■出会ってからはトントン拍子で
石川さんは123枚目のシングル『花が咲いている』を発売しました。作詞・作曲はいきものがかりの水野良樹さん、サウンドプロデュースは亀田誠治さん。J-WAVEではおなじみのメンバーです。まずは亀田さんと水野さんとの出会いの話から伺いました。
石川:人の出会いっていうのはすごく面白くて、楽しくて、どこで誰とどう出会うかなんて、男の人も女の人も、分からないじゃない? 私たちもそうなんです。全然関係のない違うライブに行きまして、その時に亀田さんもいらしてたんです。お互いに顔は見たことがありましたから「どうも、こんにちは」って言いながら話したりして、楽しくて嬉しかったんで、意気投合しました。コンサートも観に行ったり、観に来てくださったりして「一緒に歌を作りたいですね」っていう話に発展しまして。「どういうふうにやったらいいかしら」という話をしていると、亀田さんが水野さんを紹介して下さったんです。亀田さんの仲人のもと、作品作りが始まって、素敵な作品が生まれました。
サッシャ:亀田さんとコンサートでお会いして、どのくらいの年月だったんですか?
石川:お会いしたのは昨年だったんです。
サッシャ:じゃあトントンと進んでいったんですね!
石川:でも恋愛もそうじゃないですか? 2ヶ月くらいで結婚しちゃう人もいるし、出会っても全然合わない人もいるし、そうやって、いろんな方との出会いがふわっと膨らんだりして、それで歌が生まれることもあります。
■早朝のLINE
ここで『花が咲いている』の作詞・作曲を担当した、水野良樹さんからコメントをいただきました。
さゆりさんとはスタジオでもミーティングでも、時にはお電話で、歌詞のことだったり歌のメロディーだったり何度も話しました。キャリアは全然違うし、経験もはるかに違うにも関わらず、フラットな立場で話をしてくれて、言葉のひとつひとつ、会話のひとつひとつが自分にとって、とてつもなく大きな経験になりました。スタジオで亀田さんと僕とさゆりさんと、3人で顔を突き合わせて「この歌は、こういう意味が加わったほうがいいんじゃないか」「こんな色が加わった方がいいんじゃないか」と最後まで会話を交わしたその時間が僕にとってはすごく幸せで、この幸せがさゆりさんの声を通して、日本全国の人に届いてほしいとすごく感じましたし、そうなると僕も信じています。
石川:水野さんもとっても素敵な方でした。私はスイッチが入ってしまうと、けっこう走ってしまうほうなので、詞のことやメロディーのこと、いろいろなことを詰めていくときに、 夜中の3時とか4時とか「あ!」と思ったりするとLINEしたりするんです。すると、すぐに返事がくるんですよ。「起きてたの!?」と思いました。私は、朝起きてから言葉とかメロディーを打ち返してくださると思ったら、すぐに返事がきたので「きた!」と思いました。歌を作る時は楽しかったですね。
サッシャ:スタジオで、寄り添って3人で作られたんですね。
石川:亀田さんは私よりも年下なんですけど、兄のように大きく大きく包んでくださって、けっこう細かく、いろいろなことを計算してらっしゃるけど、それを神経質に見せず、「いいね! すごい! それ最高!」と言いながら、盛り上げてくださってすごく楽しかったです。みんなでこうやって歌が生まれて、思いが皆さんにちゃんと伝わったらいいなって思いました。
サッシャ:この曲にはどんな思いを込めましたか?
石川:昨年、45年という節目の年で歌わせていただいて、「ここから先、何を歌っていこうかな?」と思った時、肩肘を張った歌を「さあ、どうだ!」というのも方法のひとつなんですけど、あまりにも今の毎日のニュースとか、今日も終戦の日ですけど、みんながいろいろな思いを抱えて、被災された皆さんもいらして、こういう時に「絶対大丈夫」とは言えないけど「きっと大丈夫だよ」と寄り添えるような、そういう歌を歌えたらいいと思いました。だから、大袈裟じゃなく、皆さんの横に座らせてもらって、膝を抱えてたら一緒に膝を抱えて考えて、そして「明日はまた、いい日が来るよ」というような歌を作ったんです。
■ごまかしきれなくて
後半は番組が用意した質問に、イエス・ノーで答えていただきました。こちらでは、一部を紹介します。
ミュージシャン以外にやってみたかった職業がある:YES
石川:私、子どもがけっこう好きで、保母さんをやってみたかったです。
ライブの前にやるゲン担ぎ、ジンクスがある:YES
石川:塗香(ずこう)です。いい香りのお粉があって、それを手にとって体につけるんです。
忘れられないライブでの失敗談がある :YES
石川:歌詞がどうにもこうにも出てこなくて、どうにもならなくて、ずっと黙ってました。「大変失礼いたしました」って言いました(笑)。
サッシャ:肝が座ってますね! 普通はごまかしそうですけど。
石川:ごまかしても、ごまかしきれないんです。「ちょっと待ってね」って言って、袖に行って歌詞を確認しました。
このほか、たくさんの質問に答えていただきました。石川さんの新曲『花が咲いている』、ぜひチェックしてみてください。
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
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