J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』。今週は、お休み中の別所哲也に代わって堀口ミイナ、清水イアンがお届けしています。7月24日(火)の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」のコーナーでは、夏の疲労回復にも効果的な麹、塩麹、甘麹に注目しました。
【関連記事】夏のバーベキュー、レモンをたくさん絞ると大惨事に!? そのワケは…
■そもそも麹とは?
オンエアでは、女子栄養大学副学長の五明紀春さんが登場。麹について説明しました。
五明:麹は蒸した米の上に麹菌を植えて繁殖させたものです。米の場合は米麹、麦の場合は麦麹、塩麹は米麹に塩と水を合わせて発酵・糖化させたものです。麹による発酵でできるブドウ糖とアミノ酸により、独特のうまみ調味料となります。これに食材を漬け込むと、大変おいしくなります。甘麹はおかゆに米麹とお湯を混ぜ、一定の温度を保ちながら、米のデンプンを発酵・糖化させたもので、いわゆる甘酒の素です。甘いうま調味料としても使われています。
■麹、こんなにも効果がある!
塩麹と甘麹の健康効果としては、「疲労回復」「肥満防止とアンチエイジング」「消化促進」「便秘解消」などがよく言われています。それぞれの効果については以下の通りです。
疲労回復効果:エネルギーの元となるブドウ糖や麦芽糖、オリゴ糖がありますが、これらをエネルギーに速やかに変えてくれるビタミンB群が豊富に含まれているため、疲労回復、特に激しい運動のあとにはピッタリ。また、食欲がない夏は甘酒がおすすめ。朝の甘酒は脳の活性に即効があり、ビタミンB群は脳の疲れにも効果的です。
肥満防止とアンチエイジング効果:ビタミンB群が豊富なので、体内でのエネルギー代謝を高めて、肥満防止につながることが考えられています。また、ビタミンB群は肌荒れを防ぐ美肌効果もあります。さらに、ビタミンB群には抗酸化作用があることも判明。これによるアンチエイジングの効果も期待できそうです。
消化促進効果:食べ過ぎ、飲み過ぎ、胃の疲れなどは、麹を使った料理が有効。麹には消化酵素が含まれているので、ご飯のでんぷんの消化を促進し、胃の働きを助けてくれます。塩麹を料理に使うことがオススメ。
堀口:お通じも良くなるそうですね。
五明:甘酒の効果なんですが、甘酒といっても、酒粕系の甘酒と甘麹系の甘酒がありまして、酒粕系の甘酒は食物繊維の働きによく似た“レジスタントプロテイン”というのが豊富に含まれていて、便秘解消に大変効果があります。甘麹系の甘酒にはオリゴ糖が含まれていて、腸内菌を改善する働きが期待されています。
ちなみに、堀口と清水によると、発酵食は海外でも流行っているそうです。
清水:日本の発酵食は世界的にかなり注目されてますよね。コンブチャは海外ではスーパーモデルも飲んでるらしいです。
堀口:コンブチャは昆布茶ではなくて、発酵したフルーツエキスをソーダ割りしたようなものなんですよね。
清水:フルーティーで美味しいですよね。
次週7月31日(火)は、管理栄養士の中沢るみさんに「夏野菜の効率的な食べ方」をうかがいます! こちらもお聴き逃しなく!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
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■そもそも麹とは?
オンエアでは、女子栄養大学副学長の五明紀春さんが登場。麹について説明しました。
五明:麹は蒸した米の上に麹菌を植えて繁殖させたものです。米の場合は米麹、麦の場合は麦麹、塩麹は米麹に塩と水を合わせて発酵・糖化させたものです。麹による発酵でできるブドウ糖とアミノ酸により、独特のうまみ調味料となります。これに食材を漬け込むと、大変おいしくなります。甘麹はおかゆに米麹とお湯を混ぜ、一定の温度を保ちながら、米のデンプンを発酵・糖化させたもので、いわゆる甘酒の素です。甘いうま調味料としても使われています。
■麹、こんなにも効果がある!
塩麹と甘麹の健康効果としては、「疲労回復」「肥満防止とアンチエイジング」「消化促進」「便秘解消」などがよく言われています。それぞれの効果については以下の通りです。
疲労回復効果:エネルギーの元となるブドウ糖や麦芽糖、オリゴ糖がありますが、これらをエネルギーに速やかに変えてくれるビタミンB群が豊富に含まれているため、疲労回復、特に激しい運動のあとにはピッタリ。また、食欲がない夏は甘酒がおすすめ。朝の甘酒は脳の活性に即効があり、ビタミンB群は脳の疲れにも効果的です。
肥満防止とアンチエイジング効果:ビタミンB群が豊富なので、体内でのエネルギー代謝を高めて、肥満防止につながることが考えられています。また、ビタミンB群は肌荒れを防ぐ美肌効果もあります。さらに、ビタミンB群には抗酸化作用があることも判明。これによるアンチエイジングの効果も期待できそうです。
消化促進効果:食べ過ぎ、飲み過ぎ、胃の疲れなどは、麹を使った料理が有効。麹には消化酵素が含まれているので、ご飯のでんぷんの消化を促進し、胃の働きを助けてくれます。塩麹を料理に使うことがオススメ。
堀口:お通じも良くなるそうですね。
五明:甘酒の効果なんですが、甘酒といっても、酒粕系の甘酒と甘麹系の甘酒がありまして、酒粕系の甘酒は食物繊維の働きによく似た“レジスタントプロテイン”というのが豊富に含まれていて、便秘解消に大変効果があります。甘麹系の甘酒にはオリゴ糖が含まれていて、腸内菌を改善する働きが期待されています。
ちなみに、堀口と清水によると、発酵食は海外でも流行っているそうです。
清水:日本の発酵食は世界的にかなり注目されてますよね。コンブチャは海外ではスーパーモデルも飲んでるらしいです。
堀口:コンブチャは昆布茶ではなくて、発酵したフルーツエキスをソーダ割りしたようなものなんですよね。
清水:フルーティーで美味しいですよね。
次週7月31日(火)は、管理栄養士の中沢るみさんに「夏野菜の効率的な食べ方」をうかがいます! こちらもお聴き逃しなく!
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番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/