J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)のワンコーナー「SHOWA SHELL SEKIYU ROAD TO INNOVATION」。7月20日(金)のオンエアでは、「LED博士」こと、m plus plus株式会社代表の藤本 実さんがゲストに登場。藤本さんは、EXILEや三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのLEDを使ったパフォーマンスなどを手掛けています。
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■EXILE・HIROから依頼された演出で思わぬハプニング
ここ数年は、年間で約70公演もの演出を手掛けている藤本さん。EXILEのライブについて話を訊きました。
藤本:アリーナツアー、ドームツアー、テレビイベントなど、現場数は日本のなかでも上なんじゃないかなと思います。
川田:EXILEのライブとかって、ド派手で非常に規模が大きいですよね。
藤本:自分たちがやっていることで、それがどんどん倍増している感じはあります。今は150人くらい光るダンサーたちが出てきたり、さらに光る小物が出てきたり、映像とレーザーと照明とかも全部連動して、全空間を制御してやっていますね。
川田:エンジニア目線でみるとヒヤヒヤするけどね。
藤本:全て無線なので、今だと600デバイスくらいが空間に散らばっていて、それを全部ドーム内で同期しています。
川田:それだけの機材を、生で動かしたりディレクションしたりすることって、想像がつかないです。
藤本:初めからそんなに大きな規模ではなかったですね。いきなり「この規模でやれ」って言われたら「無理」って言っていたと思います。最初はEXILEのHIROさんから依頼されて、「できますよ」って自信満々に言ったんですけど、実際にリハーサルになったら、5メートルも電波が飛ばなかったんですよ。
川田:怖っ(笑)。
藤本:それで、「全く光らんやん」ってなって、そこからいろんな手法を使って、なんとか頑張っています。
■もともとライブパフォーマンスに関わりたかった
もともと、藤本さんはエンターテインメントやウェアラブル・コンピューティングの研究者でした。
藤本:いろいろな舞台でライブパフォーマンスに関わりたかったので、研究者になりました。そこから、どこかに就職をしようと試みたこともあるんですけど、ライブパフォーマンスのための演出を作るテクノロジー関連の会社がなかったので、「じゃあ先生になろう」と思い、大学の教員になりました。教員になって1年くらいのとき、たまたまHIROさんや他のさまざまな会社から「演出をしてくれ」って依頼されるようになり、今の会社を立ち上げました。
■技術ベースではなく、ダンサー目線で
藤本さんが演出するパフォーマンスを観て「ダンスとしての身体的な気持ちよさがある」と川田は言います。
藤本:自分がずっとストリートダンスをやっていたからだと思います。(自分とパフォーマーの)「ここであげてほしい」とかっていう感覚が一緒なので、HIROさんをはじめ、みなさんに信頼してもらえているのかなと思います。
川田:ダンスへのリスペクトがある人の演出だなと思うんです。テクノロジーだけで「すごいだろ」っていう見せ方じゃなくて、ダンサーの動きもあるから、それも加味して連続的に見ると、総合してすごい演出になっていますよね。
藤本:技術ベースではなく、ダンサー目線で作っているので、自分がダンサーで「こういうことをしたら面白いんじゃないの」ってところからしか作品を作ってないからだと思います。
藤本さんは、六本木ヒルズで開催される「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2018(通称:イノフェス)」(9月29日(土)、30日(日)の2Days開催)の29日に出演。m-floとコラボし、“音楽×テクノロジー”のライブを披露します。こちらもぜひチェックしてみてください!
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【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:金曜 22時-22時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
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■EXILE・HIROから依頼された演出で思わぬハプニング
ここ数年は、年間で約70公演もの演出を手掛けている藤本さん。EXILEのライブについて話を訊きました。
藤本:アリーナツアー、ドームツアー、テレビイベントなど、現場数は日本のなかでも上なんじゃないかなと思います。
川田:EXILEのライブとかって、ド派手で非常に規模が大きいですよね。
藤本:自分たちがやっていることで、それがどんどん倍増している感じはあります。今は150人くらい光るダンサーたちが出てきたり、さらに光る小物が出てきたり、映像とレーザーと照明とかも全部連動して、全空間を制御してやっていますね。
川田:エンジニア目線でみるとヒヤヒヤするけどね。
藤本:全て無線なので、今だと600デバイスくらいが空間に散らばっていて、それを全部ドーム内で同期しています。
川田:それだけの機材を、生で動かしたりディレクションしたりすることって、想像がつかないです。
藤本:初めからそんなに大きな規模ではなかったですね。いきなり「この規模でやれ」って言われたら「無理」って言っていたと思います。最初はEXILEのHIROさんから依頼されて、「できますよ」って自信満々に言ったんですけど、実際にリハーサルになったら、5メートルも電波が飛ばなかったんですよ。
川田:怖っ(笑)。
藤本:それで、「全く光らんやん」ってなって、そこからいろんな手法を使って、なんとか頑張っています。
■もともとライブパフォーマンスに関わりたかった
もともと、藤本さんはエンターテインメントやウェアラブル・コンピューティングの研究者でした。
藤本:いろいろな舞台でライブパフォーマンスに関わりたかったので、研究者になりました。そこから、どこかに就職をしようと試みたこともあるんですけど、ライブパフォーマンスのための演出を作るテクノロジー関連の会社がなかったので、「じゃあ先生になろう」と思い、大学の教員になりました。教員になって1年くらいのとき、たまたまHIROさんや他のさまざまな会社から「演出をしてくれ」って依頼されるようになり、今の会社を立ち上げました。
■技術ベースではなく、ダンサー目線で
藤本さんが演出するパフォーマンスを観て「ダンスとしての身体的な気持ちよさがある」と川田は言います。
藤本:自分がずっとストリートダンスをやっていたからだと思います。(自分とパフォーマーの)「ここであげてほしい」とかっていう感覚が一緒なので、HIROさんをはじめ、みなさんに信頼してもらえているのかなと思います。
川田:ダンスへのリスペクトがある人の演出だなと思うんです。テクノロジーだけで「すごいだろ」っていう見せ方じゃなくて、ダンサーの動きもあるから、それも加味して連続的に見ると、総合してすごい演出になっていますよね。
藤本:技術ベースではなく、ダンサー目線で作っているので、自分がダンサーで「こういうことをしたら面白いんじゃないの」ってところからしか作品を作ってないからだと思います。
藤本さんは、六本木ヒルズで開催される「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2018(通称:イノフェス)」(9月29日(土)、30日(日)の2Days開催)の29日に出演。m-floとコラボし、“音楽×テクノロジー”のライブを披露します。こちらもぜひチェックしてみてください!
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【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:金曜 22時-22時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
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