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「価値観の違いが、イノベーションを生む」株式会社カルビーが働き方改革を進めてきたワケ

「価値観の違いが、イノベーションを生む」株式会社カルビーが働き方改革を進めてきたワケ

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「RECRUIT THE WORK SHIFT」。7月11日(水)のオンエアでは、働き方改革を先進的に取り組んでいることで知られるカルビー株式会社に、その理由を伺いました。

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カルビー株式会社は、1991年に導入したフレックス制度をはじめ、働き方改革の先駆者と言えます。積極的に進めてきた理由を、同社の執行役員人事総務本部長の武田雅子さんに訊きました。

武田:以前からカルビーは、戦略の大きな柱として、コストリダクション、イノベーションをあげています。イノベーションについては、組織の中で、違う価値観、考え方、キャリアの人たちが集まるからこそ生まれると考えています。男女、LGBT、障がい者、世代間でも価値観の違いがあって、お互いにリスペクトしながら仕事をしていく中で、新しいものが生まれる。それが目指すところです。

カルビーの社風は「とてもオープン」「社員みんなが言いたいことを話せる」と武田さん。時代の流れではなく、会社の戦略として働き方改革に取り組むカルビーは、オフィスにもさらにイノベーションを加速させる仕掛けがあるようです。

武田:丸の内の本社オフィスはフリーアドレス、オープンスペースなので、執行役員の横で新入社員が仕事をしていたりします。社長の席も特にドアもないので、姿が見えたら普通に声をかけに行ったり。関西のオフィスも最近新しくなりまして、フリーアドレスなんですけど、片隅に掘りごたつみたいなスペースもあって、みんなで和気あいあいとミーティングできます。あとは、天井にスピーカーがうまっていて音楽を流せたりもします。外からのお客様にお越しいただけることが増えたと聞いています。

働き方改革というと、“制度”に目がいきがちですが、主役は“社員”。どうすれば社員がいきいきと仕事に取り組めるか、そしてそれが結果に結びつくか。カルビーの取り組みからは、働き方改革のあるべき姿が見えてきますね。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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