梅雨の不調を解消!薬膳のプロが勧める、スーパーで買える“あの食材”

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。6月26日(火)のオンエアでは、梅雨の不調を解消する食材について、薬膳のスペシャリスト、源保堂治療院の瀬戸佳子さんにお訊きしました。


■余分な水分を体から取り除く! 緑豆もやし

瀬戸さんによると、この時期の不調を解消するには、体に入った湿気を外に出すことが大切で、そのためには緑豆もやしがおすすめだそうです。

瀬戸:スーパーで売っているもやしの中でもお手頃なものです。緑豆から作られていて、緑豆は夏の暑さや余分な水分を体から取り除いてくれる、優れた作用を持っています。
別所:飲み過ぎたときにもいいですか?
瀬戸:緑豆自体は解毒作用がすごく強く、アルコールの解毒作用もあるので、二日酔いも早く解消してくれます。

緑豆は豆と皮の部分の効果が高いため、購入するときはその部分がついたものを選ぶのがお勧め。ちなみに、中国では夏の暑さを乗り切るため、緑豆のおしるこがよく飲まれているそうです。日本では小豆が一般的ですが、中国では缶に入った“緑豆しるこ”もあるとか。


■らっきょうは“気の巡り”をよくする

さらに、緑豆もやし以外にらっきょうをお勧めしました。

瀬戸:らっきょうは梅雨の時期に保存食として作る方も多いと思いますが、気の巡りをよくして、体を温めてくれる作用もあります。水分が直接排出されるわけではありませんが、お腹の中が冷えたり、湿気が滞ってるときは水分がたまりやすいので、それを動かしてくれます。
別所:酢漬けのらっきょうでいいんですか?
瀬戸:カレーライスとかに添えられてるようならっきょうで大丈夫です。

ただし、食べ過ぎには注意です。

瀬戸:あくまでも生で漬けてあるものなので、たくさん食べ過ぎると胃が痛くなります。また、熱っぽい症状のある方は体を温めすぎてしまうので、取りすぎないように気をつけてください。


■お腹を冷やさないように…熱したものを食べて

梅雨の不調を解消する食事のポイントとして、お腹を冷やさないことが大事だそうです。

瀬戸:ビールやアイス、なまものなどの冷たいものをばかりを食べていると、胃が冷えて湿気がたまって不調になってしまいます。温かいものを食べると、発汗が促されて湿気が体の外に出ます。味噌汁やスープをとったり、生野菜ではなく、茹でた野菜や加熱したものを食べてください。

梅雨の時期、なんだか体がダルい……という人は、ぜひ試してみてくださいね。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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