J-WAVEで放送中の『～JK RADIO～TOKYO UNITED』のワンコーナー「WORDS FROM THE FIELD」（ナビゲーター：GAKU-MC）。6月22日（金）のオンエアでは、アンドレス・イニエスタ選手に注目！ スペイン代表のミッドフィールダーで、ヴィッセル神戸に加入しました。
■得点を取るタイプではないけれど…
イニエスタ選手は、身長171センチで、サッカー選手のなかでは小柄なほうです。そもそもスペインのチームは小柄な選手が多く、非常に判断の早いパスサッカーをしています。得点をたくさん取るタイプではありません。
こうした話を聞くと、サッカーをよく知らない人は「33億円を払って、得点を取らない人をとるなんて、大丈夫ですか？」と思うかもしれませんが、GAKU-MCはイニエスタ選手の魅力をこのように熱弁しました。
GAKU-MC：イニエスタは、パスを供給するほうだから、“サッカーIQ”が非常に高いんです。ゲームを支配しながらテンポを作って指示を出す。バルセロナは、サッカーの世界のクラブチームの頂点に何度も輝いますが、そこの頭脳といっても過言ではないと思います。
バロンドールなどの個人の賞は取っていませんが、彼の所属したチームの成績には目を見張るものがあります。バルセロナで、リーガ・エスパニョーラ優勝9回、スペイン国王杯（コパ・デル・レイ）優勝6回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝4回、FIFAクラブワールドカップ優勝3回、そしてスペイン代表では2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会優勝、という成績を残しています。
■「泣いてばかりいた」時期も!?
ここで改めて、イニエスタ選手の生い立ちを振り返りましょう。
イニエスタ選手は1984年、スペイン・アルバセテ県の小さな村、フエンテアルビージャ生まれです。8歳のころ、地域のクラブ、アルバセテ・バロンピエの下部組織に入団。田舎の村の少年だったため、それだけでも村でビッグニュースになったようです。12歳のころ、7人制サッカーの全国大会に出場。アルバセテでレアル・マドリードなどの強豪を倒し、大会MVPに輝きました。この大会で注目され、運命のバルセロナに入ります。バルセロナでは寮生活で寂しくて泣いてばかりいた、というエピソードも残っています。
ユース世代のチームからスタートしたイニエスタ選手は、一気にカテゴリーをかけあがり、16歳でトップチームの練習に呼ばれます。現在のマンチェスターシティの監督、ジョゼップ・グアルディオラさんは、その頃、バルセロナのキャプテンでした。チームメイトに「いつかオレたちは今日という一日のことを思い出す。イニエスタが最初に練習に来た記念すべき日として」と言ったそうです。
GAKU-MC曰く「のちのバルセロナにおける、長い勝利の歴史の中に、ガツンとインパクトを残したスタートだった」そうです。
トップチームでデビューしたのは2002年。チャンピオンズリーグのブルージュ戦でした。ここから16年に渡ってバルセロナでプレーし、素晴らしい成績をおさめました。イニエスタ選手は、こんなコメントを残しました。
イニエスタ：普段の生活でいろいろあっても、ピッチで仲間とボールを蹴っているとなんとなく自分がリセットされていく。これは、サッカーからの素敵な贈り物だと思う。
GAKU-MCは「日本人が目指すべきプレースタイルだと思ってます。体の大きさは（日本人と）そんなに違いありません。判断を早くしてシンプルにやっていくとイニエスタみたいになってくんじゃないか、と思ってます」と語りました。
■愛のこもったメッセージ
過去のワールドカップでは、南アフリカ大会で優勝を決めたゴールが思い出されます。オランダとの試合の延長戦でのゴールでした。ゴールのあとでユニフォームをめくって、その下のシャツに書かれていた言葉は「ダニ・ハルケ、僕らはいつも一緒だ」という言葉。前年に急死したエスパニョールの選手、ダニエル・ハルケ選手へのメッセージでした。
人柄を現すようなエピソードとしてはほかにもあり、背番号8番を譲ってくれた三田啓貴選手に、電話で直接お礼を伝えたという話もあります。最後にGAKU-MCは「これから応援したいと思っています！」と締め括りました。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名：『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED』
放送日時：金曜 6時－11時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/
■得点を取るタイプではないけれど…
イニエスタ選手は、身長171センチで、サッカー選手のなかでは小柄なほうです。そもそもスペインのチームは小柄な選手が多く、非常に判断の早いパスサッカーをしています。得点をたくさん取るタイプではありません。
こうした話を聞くと、サッカーをよく知らない人は「33億円を払って、得点を取らない人をとるなんて、大丈夫ですか？」と思うかもしれませんが、GAKU-MCはイニエスタ選手の魅力をこのように熱弁しました。
GAKU-MC：イニエスタは、パスを供給するほうだから、“サッカーIQ”が非常に高いんです。ゲームを支配しながらテンポを作って指示を出す。バルセロナは、サッカーの世界のクラブチームの頂点に何度も輝いますが、そこの頭脳といっても過言ではないと思います。
バロンドールなどの個人の賞は取っていませんが、彼の所属したチームの成績には目を見張るものがあります。バルセロナで、リーガ・エスパニョーラ優勝9回、スペイン国王杯（コパ・デル・レイ）優勝6回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝4回、FIFAクラブワールドカップ優勝3回、そしてスペイン代表では2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会優勝、という成績を残しています。
■「泣いてばかりいた」時期も!?
ここで改めて、イニエスタ選手の生い立ちを振り返りましょう。
イニエスタ選手は1984年、スペイン・アルバセテ県の小さな村、フエンテアルビージャ生まれです。8歳のころ、地域のクラブ、アルバセテ・バロンピエの下部組織に入団。田舎の村の少年だったため、それだけでも村でビッグニュースになったようです。12歳のころ、7人制サッカーの全国大会に出場。アルバセテでレアル・マドリードなどの強豪を倒し、大会MVPに輝きました。この大会で注目され、運命のバルセロナに入ります。バルセロナでは寮生活で寂しくて泣いてばかりいた、というエピソードも残っています。
ユース世代のチームからスタートしたイニエスタ選手は、一気にカテゴリーをかけあがり、16歳でトップチームの練習に呼ばれます。現在のマンチェスターシティの監督、ジョゼップ・グアルディオラさんは、その頃、バルセロナのキャプテンでした。チームメイトに「いつかオレたちは今日という一日のことを思い出す。イニエスタが最初に練習に来た記念すべき日として」と言ったそうです。
GAKU-MC曰く「のちのバルセロナにおける、長い勝利の歴史の中に、ガツンとインパクトを残したスタートだった」そうです。
トップチームでデビューしたのは2002年。チャンピオンズリーグのブルージュ戦でした。ここから16年に渡ってバルセロナでプレーし、素晴らしい成績をおさめました。イニエスタ選手は、こんなコメントを残しました。
イニエスタ：普段の生活でいろいろあっても、ピッチで仲間とボールを蹴っているとなんとなく自分がリセットされていく。これは、サッカーからの素敵な贈り物だと思う。
GAKU-MCは「日本人が目指すべきプレースタイルだと思ってます。体の大きさは（日本人と）そんなに違いありません。判断を早くしてシンプルにやっていくとイニエスタみたいになってくんじゃないか、と思ってます」と語りました。
■愛のこもったメッセージ
過去のワールドカップでは、南アフリカ大会で優勝を決めたゴールが思い出されます。オランダとの試合の延長戦でのゴールでした。ゴールのあとでユニフォームをめくって、その下のシャツに書かれていた言葉は「ダニ・ハルケ、僕らはいつも一緒だ」という言葉。前年に急死したエスパニョールの選手、ダニエル・ハルケ選手へのメッセージでした。
人柄を現すようなエピソードとしてはほかにもあり、背番号8番を譲ってくれた三田啓貴選手に、電話で直接お礼を伝えたという話もあります。最後にGAKU-MCは「これから応援したいと思っています！」と締め括りました。
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番組名：『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED』
放送日時：金曜 6時－11時30分
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