今井美樹、ニューアルバムのタイトルは「ギリギリまで決まっていなかった」

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』（ナビゲーター：クリス智子）のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU WONDERFUL LIFE」。6月18日（月）は、シンガーの今井美樹さんをゲストにお迎えし、発売されたばかりのニューアルバムについてお訊きしました。


■アルバムのタイトル『Sky』について

現在は、東京とロンドンを行き来する生活の今井さん。3年ぶりのニューアルバム『Sky』が6月6日にリリースされました。オリジナルとしては20枚目のアルバムです。

クリス：『Sky』というタイトルも今井さんらしいですよね。
今井：逆にこんなに直球の言葉は考えていなかったというか、直球すぎるから一番最初に外していた言葉でもあったんです。だけど、今回アルバムを作るにあたって、ロンドンと東京で、去年の8月からスタートしたんですけど、まとめてドンとコンセプトがあって作ったわけではなかったので、とにかくスタートして、少しずつ形になっていったんです。全部レコーディングが終わって最後の段階になってもタイトルが決まっていなかったんです。
クリス：確かに難しそう……。
今井：そうなんです。で、いよいよ明日からプロモーション、って時に、本当に迷ったんですね。自分なりのいろんな思いをつめたアルバムでしたが、ワンワードではない。でもどの曲にも空がテーマのように入っていて、いろんな空をバックにしながら、物語や景色がある。それは多分私がアーティストの方々とこのアルバムの話をする時に、今の私を伝える時に、いつも私が空を見上げていたり、ロンドンで青空を通して日本と繋がっていると感じたとか話していたんでしょうね。結果的にアーティストの皆さんが、そういうものが入った曲たちを提供してくださったんです。


■錚々たるアーティストたちが楽曲を提供

『Sky』は、亀田誠治さんをプロデューサーに迎え、布袋寅泰さん、いしわたり淳治さん、大橋トリオさん、蔦谷好位置さん、土岐麻子さん、ジェイミー・カラムさんら、錚々たるアーティストたちが楽曲を提供しています。

今井さんは、「亀田さんにプロデュースをしていただくのも初めて。初めてのチームで何かやる時に、だったら初めましてのこととか、やってみたかったことをやりましょうよ、って亀田さんがさらっと言ってくれて、そうだよね、って思えたんです」と制作を振り返ります。

今井：ロンドンと東京で離れていると、なかなか時間差というか、思ったより繋げていくのって、横にいないと難しいこともあって。でも亀田さんがそれを面白がってくれて、それを紡ぎたいと思ってくれて、だからこの作品が実現したんだと思います。

この日のオンエアでは、アルバムの1曲目に入っている『同じ空』（作詞：いしわたり淳治 / 作曲：蔦谷好位置）をお届けしました。

【オンエアを聴く】今井美樹『同じ空』

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【番組情報】
番組名：『GOOD NEIGHBORS』
放送日時：月・火・水・木曜 13時－16時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/