J-WAVEで放送中の番組『SPARK』。5月の水曜日はマンスリー・ナビゲーターとして、チャットモンチーが登場。初回となる5月1日のオンエアでは、7月で活動を“完結”することにまつわる話や、チャットモンチーに関するクイズに答えました。
■「ひにひに」とは…2年ぶりの正解発表
チャットモンチーは、以前『SPARK』を担当していて、2年1ヶ月ぶりに戻ってきました。オープニングは二人による「ひにひに~」という一言からスタート。以前放送していた『SPARK』では、毎回徳島の方言“阿波弁”をクイズとして出題。リスナーの頭をもやもやさせたまま、翌週に答え合わせをする企画をやっていました。
橋本:クイズを出してたんやね。なんでそんなことしたんやろね。なんで(最終回なのに)問題を出して終わったんやろ。
福岡:760日近く、みんなもモヤモヤしてたわけ。「そんなことをして、誰が得する?」って感じ。しかも「ひにひに」には大した意味がないっていう。
橋本:最終回は関係なかったな。
福岡:「日に日に」っていう標準語があるでしょ? あれとはちょっと違うんよね。標準語では「日ごとに」という意味だけど、徳島では「毎日」っていう意味。「えっちゃん、日に日にチョコばっかり食ってるな」みたいな感じ。
橋本:そうです!
■「完結宣言」の真相
チャットモンチーといえば、今年の2018年7月で「完結する」という宣言をしました。どんな思いを込めているのでしょうか。
福岡:敢えて“完結”といっているのは、なぜなのでしょう?
橋本:“解散”という言葉の重みというか、グッとくる感じってあるじゃない。あれを避けたいなというのが最初に浮かんで、(解散というと)“散る”イメージがない?
福岡:いや、その前の段階のことを聞きたいんじゃないの?(笑)
橋本:そっか(笑)。
福岡:「チャットモンチー・メカ」という新しい形態でツアーを回ってたんです。しかもファンの方にちゃんとした説明をすることもなく、次は打ち込みでチャットモンチーをやりたいんですって言って、急にそんな感じでツアーを回り始めて楽しかったけど、音楽をやっていると、ツアー中に次のリリースの話をどんどん進めていかないといけないんです。私たちもメジャーデビューしてるので、ちゃんといろいろなスタッフと話し合って、「次にいつCDを出すか」という話をどんどんしていかないといけない中、ツアー中に早く次を決めないといけないかったんです。
橋本:そうなの。でも、だいたいいつもツアー中にいろんな発見ができるよな。次にしたい衝動が湧いてくるのはだいたいツアー中で、その「チャットモンチー・メカ」のツアー中に出したのが「完結」させようという“行動”でしたね。
福岡:次にやりたいことが全然見つからなかったの。「メカ」は本当にやりたかったけど、「これ以上にやりたいことがある?」みたいな、お互いに探り探り聞いたら、「けっこうやりきったんちゃう」っていう話になったし、やっぱりチャットモンチーっていう名前ではやりきったなって思いが、けっこうあったのね。
橋本:ありました。
福岡:昔から「名前を変えよう」って言ってた時期はちょこちょこあって。やっぱり、自分の名刺みたいなものが私たちよりも前を進んでるときがあったり、私たちが決めたようでいて、環境によってどんどん運命が決まる場合もあって、それは“名前があってこそ”のいいことも困ることも悩むこともあって、そういうのを脱ぎさりたいというか、思いっきり新しいことをやりたいというか。あのときは、そういう感じでしたね。だからチャットモンチーではやりきったと言えるんじゃないかと思って。その話をした日は、二人ともめっちゃすっきりしてましたよね。
橋本:次に目指す場所が、やっと見つかったっていう安心感とか、ありましたね。
その後、心情もちょっとずつ変化したものの、「音楽的に、チャットモンチーとして届けられるマックスだったかな」と話しました。
■楽屋で寝巻きに着替えてバス移動していた頃
後半はチャットモンチーをよく知る人が、チャットモンチーに関するクイズを出題するコーナー「チャットのこと知っとQ」をお届けしました。 今回は、マネージャーからの問題でした。
問題:僕がチャットに携わったのは「YOU MORE 前線」のツアーからだったんですが、そのツアーではライブの終演後にみんなでバスで移動する行程でした。そのときに、移動中にカラオケをみんなで1曲ずつ歌うということをやっていました。僕が印象に残ってるのは、照明のスタッフが『ラブ・ミー・テンダー』を歌ってて、それが大ウケしていたのを覚えてます。そんな中、僕はほぼ初対面の皆さんの前で歌わせて頂きました。その曲を二人は覚えていますでしょうか?
「歌ってたのは覚えてるけど、何にも覚えてない」という橋本に対して、ウルフルズの『借金大王』と答えた福岡。「初対面だったんだけど、こんな歌を歌うんだ」と思ったそうです。こちらは、見事に正解でした。さらにふたりは、当時、ツアーで移動していた時のことを思い出しました。
福岡:当時は大きなバスを借りて、ライブの公演が終わったら、みんな楽屋で寝巻きに着替えて、そのままバスに乗って寝ながら移動するというのやってたけど、すぐには寝られないじゃないですか。スタッフの人も、ビールを飲みながらお弁当を食べるという感じだったので、日替わりでスタッフの人が、バスガイドをしたり、カラオケをやったりしてたんです。その中でもマネージャーさんが意外と歌うっていうの覚えてて、その後のレコーディングで仮歌を入れてもらったりしてたよな。
橋本:した!
福岡:『コンビニエンスハネムーン』という曲で、めちゃくちゃ音痴な仮歌を入れてて、めっちゃ面白かったよな。
橋本:面白かった!
懐かしい話で持ち上がったほか、SNSをやっていない橋本が日々の出来事を語る「今週のえっちゃん便」のコーナーや、徳島の人が店を紹介する徳島コマーシャルなど、盛りだくさんでした。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時ー25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/
■「ひにひに」とは…2年ぶりの正解発表
チャットモンチーは、以前『SPARK』を担当していて、2年1ヶ月ぶりに戻ってきました。オープニングは二人による「ひにひに~」という一言からスタート。以前放送していた『SPARK』では、毎回徳島の方言“阿波弁”をクイズとして出題。リスナーの頭をもやもやさせたまま、翌週に答え合わせをする企画をやっていました。
橋本:クイズを出してたんやね。なんでそんなことしたんやろね。なんで(最終回なのに)問題を出して終わったんやろ。
福岡:760日近く、みんなもモヤモヤしてたわけ。「そんなことをして、誰が得する?」って感じ。しかも「ひにひに」には大した意味がないっていう。
橋本:最終回は関係なかったな。
福岡:「日に日に」っていう標準語があるでしょ? あれとはちょっと違うんよね。標準語では「日ごとに」という意味だけど、徳島では「毎日」っていう意味。「えっちゃん、日に日にチョコばっかり食ってるな」みたいな感じ。
橋本:そうです!
■「完結宣言」の真相
チャットモンチーといえば、今年の2018年7月で「完結する」という宣言をしました。どんな思いを込めているのでしょうか。
福岡:敢えて“完結”といっているのは、なぜなのでしょう?
橋本:“解散”という言葉の重みというか、グッとくる感じってあるじゃない。あれを避けたいなというのが最初に浮かんで、(解散というと)“散る”イメージがない?
福岡:いや、その前の段階のことを聞きたいんじゃないの?(笑)
橋本:そっか(笑)。
福岡:「チャットモンチー・メカ」という新しい形態でツアーを回ってたんです。しかもファンの方にちゃんとした説明をすることもなく、次は打ち込みでチャットモンチーをやりたいんですって言って、急にそんな感じでツアーを回り始めて楽しかったけど、音楽をやっていると、ツアー中に次のリリースの話をどんどん進めていかないといけないんです。私たちもメジャーデビューしてるので、ちゃんといろいろなスタッフと話し合って、「次にいつCDを出すか」という話をどんどんしていかないといけない中、ツアー中に早く次を決めないといけないかったんです。
橋本:そうなの。でも、だいたいいつもツアー中にいろんな発見ができるよな。次にしたい衝動が湧いてくるのはだいたいツアー中で、その「チャットモンチー・メカ」のツアー中に出したのが「完結」させようという“行動”でしたね。
福岡:次にやりたいことが全然見つからなかったの。「メカ」は本当にやりたかったけど、「これ以上にやりたいことがある?」みたいな、お互いに探り探り聞いたら、「けっこうやりきったんちゃう」っていう話になったし、やっぱりチャットモンチーっていう名前ではやりきったなって思いが、けっこうあったのね。
橋本:ありました。
福岡:昔から「名前を変えよう」って言ってた時期はちょこちょこあって。やっぱり、自分の名刺みたいなものが私たちよりも前を進んでるときがあったり、私たちが決めたようでいて、環境によってどんどん運命が決まる場合もあって、それは“名前があってこそ”のいいことも困ることも悩むこともあって、そういうのを脱ぎさりたいというか、思いっきり新しいことをやりたいというか。あのときは、そういう感じでしたね。だからチャットモンチーではやりきったと言えるんじゃないかと思って。その話をした日は、二人ともめっちゃすっきりしてましたよね。
橋本:次に目指す場所が、やっと見つかったっていう安心感とか、ありましたね。
その後、心情もちょっとずつ変化したものの、「音楽的に、チャットモンチーとして届けられるマックスだったかな」と話しました。
■楽屋で寝巻きに着替えてバス移動していた頃
後半はチャットモンチーをよく知る人が、チャットモンチーに関するクイズを出題するコーナー「チャットのこと知っとQ」をお届けしました。 今回は、マネージャーからの問題でした。
問題:僕がチャットに携わったのは「YOU MORE 前線」のツアーからだったんですが、そのツアーではライブの終演後にみんなでバスで移動する行程でした。そのときに、移動中にカラオケをみんなで1曲ずつ歌うということをやっていました。僕が印象に残ってるのは、照明のスタッフが『ラブ・ミー・テンダー』を歌ってて、それが大ウケしていたのを覚えてます。そんな中、僕はほぼ初対面の皆さんの前で歌わせて頂きました。その曲を二人は覚えていますでしょうか?
「歌ってたのは覚えてるけど、何にも覚えてない」という橋本に対して、ウルフルズの『借金大王』と答えた福岡。「初対面だったんだけど、こんな歌を歌うんだ」と思ったそうです。こちらは、見事に正解でした。さらにふたりは、当時、ツアーで移動していた時のことを思い出しました。
福岡:当時は大きなバスを借りて、ライブの公演が終わったら、みんな楽屋で寝巻きに着替えて、そのままバスに乗って寝ながら移動するというのやってたけど、すぐには寝られないじゃないですか。スタッフの人も、ビールを飲みながらお弁当を食べるという感じだったので、日替わりでスタッフの人が、バスガイドをしたり、カラオケをやったりしてたんです。その中でもマネージャーさんが意外と歌うっていうの覚えてて、その後のレコーディングで仮歌を入れてもらったりしてたよな。
橋本:した!
福岡:『コンビニエンスハネムーン』という曲で、めちゃくちゃ音痴な仮歌を入れてて、めっちゃ面白かったよな。
橋本:面白かった!
懐かしい話で持ち上がったほか、SNSをやっていない橋本が日々の出来事を語る「今週のえっちゃん便」のコーナーや、徳島の人が店を紹介する徳島コマーシャルなど、盛りだくさんでした。
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【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時ー25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/
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