J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー『ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT』。4月12日(木)のオンエアではスポーツエンターテイメントの世界に注目。Bリーグ常任理事で事務局長の葦原一正さんに話を訊きました。
■「Bリーグ」好調の秘密
一時期厳しい状況が続いていた男子プロバスケットの世界。これをスタイリッシュなスポーツエンターテインメントに生まれ変わらせた立役者が葦原さんです。昨年は220万人が観戦し、今年も10%以上観客が増加しました。売上も2年前と比べて10倍増と絶好調です。この躍進の秘密について訊きました。
葦原:支援企業やスポンサーがたくさん増えたことが1番大きな要因になっています。昨年の開幕戦で「LEDコート」という、下にテレビを敷いたような状態でプレーしてもらったのは、みなさん一番記憶に残っているかもしれません。世界でもやったことがないので、正直怖かった。リスクはかなり高かったんですけど、新しい世界観、スポーツを超えたエンターテイメントを世の中に発信したかったので、そういったことをさせていただきました。スポーツとしての価値も大事ですけど、それを超えてエンターテイメントとしてどう発展していくかは極めて大きなことかなと思います。
葦原さんがBリーグ立ち上げで一番こだわったことはどのようなことだったのでしょうか。
葦原:やっぱりLEDコートのことは世の中に発信する重要なところだったので、1年くらい準備期間を経て実施に至りました。わかりやすくイメージしてもらうとテレビが下にランダムで敷き詰められた状態。正直選手は「なぜ?」みたいな表情はありましたが、経緯や目的を話し、選手も本当はプレーしづらかったと思うんですが、理解してもらいました。
1年目で達成したことと、そこから見えてきた課題、2年目の目標はあるのでしょうか。
葦原:Bリーグを知ってもらうことが一番大事だったのですが、全国で65%の方に知っていただいたので、ひとつ大きな役割を1年目達成できたかなと思います。課題に関しては、お客様から「テレビで観てみたい」とか「アリーナの環境がアメリカに比べて充実していない」など改善してほしいという声はいただいているので、そこは課題としてちゃんと取り組んでいこうと思います。デジタルの展開は積極的にして、特にSNSとかは積極的に発信しています。目標でひとつ大きいのは、シンプルにお客さんをたくさん増やすことです。全国にあるチームと連携して、焦らず着実に毎年10%以上増やしていきたいと思います。1度観ていただくと選手が身近で「思ったよりおもしろいな」とみなさん言ってくださるので、近くのアリーナへお越しいただければと思います。
■日本・世界のスポーツビジネス
葦原さんは、外資系コンサルタントから野球の世界で7年の経験を経て、スポーツビジネスの世界でキャリアを重ねてきました。ITとの関連性を伺うと「これからもデジタル社会になっていくので、スマホファーストでいつでもチケットが買えて、いつでもテレビ(スマホ)で観られて、グッズも買える世界観を目指しています」と明かしました。
日本のスポーツビジネスについては「平たくいうとかなり遅れていて、オーバーですが5周くらい遅れているんじゃないかなと。アメリカが1番進んでいて、市場規模でも野球でも5倍くらい違う状況。さらに成長を続けています。やっぱりどんどんビジネスとしてスポーツをやっていくことが大事だと思います。各国のリーグ、NBAとも情報交換させていただいていて、日本の枠にとらわれない世界的な流れにのっていかなければ」と話していました。
最先端のスポーツビジネスについて葦原さんは「デジタルの世界だと思います。私たちがスマホファーストと言うのも、観る人やバスケをする人のビッグデータをためて、活用することが根本の考え方です」とデータの重要性を強調していました。最後に「今日知っていただきたいのは、チャンピオンを決める試合が5月26日(土)横浜アリーナであります。ガチのチャンピオンを決める試合なので、ぜひ注目いただきたいです。驚くような演出も用意しています」とPRしていました。
次週4月16日(月)からはスペシャルウィーク。『ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT』のコーナーでは東京×最新テクノロジー「東京ライフテック」をテーマにお送りします。放送は8時35分頃から。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
■「Bリーグ」好調の秘密
一時期厳しい状況が続いていた男子プロバスケットの世界。これをスタイリッシュなスポーツエンターテインメントに生まれ変わらせた立役者が葦原さんです。昨年は220万人が観戦し、今年も10%以上観客が増加しました。売上も2年前と比べて10倍増と絶好調です。この躍進の秘密について訊きました。
葦原:支援企業やスポンサーがたくさん増えたことが1番大きな要因になっています。昨年の開幕戦で「LEDコート」という、下にテレビを敷いたような状態でプレーしてもらったのは、みなさん一番記憶に残っているかもしれません。世界でもやったことがないので、正直怖かった。リスクはかなり高かったんですけど、新しい世界観、スポーツを超えたエンターテイメントを世の中に発信したかったので、そういったことをさせていただきました。スポーツとしての価値も大事ですけど、それを超えてエンターテイメントとしてどう発展していくかは極めて大きなことかなと思います。
葦原さんがBリーグ立ち上げで一番こだわったことはどのようなことだったのでしょうか。
葦原:やっぱりLEDコートのことは世の中に発信する重要なところだったので、1年くらい準備期間を経て実施に至りました。わかりやすくイメージしてもらうとテレビが下にランダムで敷き詰められた状態。正直選手は「なぜ?」みたいな表情はありましたが、経緯や目的を話し、選手も本当はプレーしづらかったと思うんですが、理解してもらいました。
1年目で達成したことと、そこから見えてきた課題、2年目の目標はあるのでしょうか。
葦原:Bリーグを知ってもらうことが一番大事だったのですが、全国で65%の方に知っていただいたので、ひとつ大きな役割を1年目達成できたかなと思います。課題に関しては、お客様から「テレビで観てみたい」とか「アリーナの環境がアメリカに比べて充実していない」など改善してほしいという声はいただいているので、そこは課題としてちゃんと取り組んでいこうと思います。デジタルの展開は積極的にして、特にSNSとかは積極的に発信しています。目標でひとつ大きいのは、シンプルにお客さんをたくさん増やすことです。全国にあるチームと連携して、焦らず着実に毎年10%以上増やしていきたいと思います。1度観ていただくと選手が身近で「思ったよりおもしろいな」とみなさん言ってくださるので、近くのアリーナへお越しいただければと思います。
■日本・世界のスポーツビジネス
葦原さんは、外資系コンサルタントから野球の世界で7年の経験を経て、スポーツビジネスの世界でキャリアを重ねてきました。ITとの関連性を伺うと「これからもデジタル社会になっていくので、スマホファーストでいつでもチケットが買えて、いつでもテレビ(スマホ)で観られて、グッズも買える世界観を目指しています」と明かしました。
日本のスポーツビジネスについては「平たくいうとかなり遅れていて、オーバーですが5周くらい遅れているんじゃないかなと。アメリカが1番進んでいて、市場規模でも野球でも5倍くらい違う状況。さらに成長を続けています。やっぱりどんどんビジネスとしてスポーツをやっていくことが大事だと思います。各国のリーグ、NBAとも情報交換させていただいていて、日本の枠にとらわれない世界的な流れにのっていかなければ」と話していました。
最先端のスポーツビジネスについて葦原さんは「デジタルの世界だと思います。私たちがスマホファーストと言うのも、観る人やバスケをする人のビッグデータをためて、活用することが根本の考え方です」とデータの重要性を強調していました。最後に「今日知っていただきたいのは、チャンピオンを決める試合が5月26日(土)横浜アリーナであります。ガチのチャンピオンを決める試合なので、ぜひ注目いただきたいです。驚くような演出も用意しています」とPRしていました。
次週4月16日(月)からはスペシャルウィーク。『ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT』のコーナーでは東京×最新テクノロジー「東京ライフテック」をテーマにお送りします。放送は8時35分頃から。お楽しみに!
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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/