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「メルカリ」社長が分析…ヒットしたのは“承認欲求”が満たされるから?

「メルカリ」社長が分析…ヒットしたのは“承認欲求”が満たされるから?

J-WAVEで放送中の番組「INNOVATION WORLD」(ナビゲーター:川田十夢)。3 月16日(金)のオンエアでは、フリマアプリ「メルカリ」の社長・小泉文明さんをゲストに迎え、メルカリが急成長を遂げた背景や新サービスについてお話を伺いました。


■「メルカリ」参加当時の様子を語る

メルカリは、立ち上げから約5年経っており、現在、世界で1億ダウンロード、日本で6千万ダウンロードされています。社員数は600〜700人となり、小泉さん自身「急成長している」と言うほど。

小泉さんがメルカリに参加した当時は、社員は10人ほど。競合他社が先行しており「大丈夫かな?」という印象だったと振り返ります。しかし、ミクシィの取締役を務めた経験も持つ小泉さんは、メルカリについて次のように考えていました。

小泉:mixiは、人と人がつながって情報が流通していますよね。同じ考えで、メルカリをみたときに、「物と物が流通するところが、もっと革命的になるな」と思っていいました。“個人がどんどん自由になる”ことにコミットしていきたいな、というところでやってきました。

小泉さんは、「勝つなら1社しかない」「2位も100位も同じ」と考えていたそう。そして現在、メルカリはフリマアプリの中でトップを走るようになりました。


■「メルカリ」が20代女性に支持された理由とは?

そんな小泉さんが大事にしていたのは、“アプリに詳しくない20代の女性がどう使うか”ということ。ヒットした理由を、こう分析します。

小泉:メルカリで出品すると、“自分のお店”って感じがするし、買ってもらうと「他人に承認された」みたいで嬉しい。それが1500円だろうが1000円だろうが、買われたことが「認めてもらえた」みたいに嬉しくて。だからどんどんハマっていく、みたいなことがありますね。

プログラミングが専門の川田は「モノを持っていてもしょうがない」という考えでしたが、「メルカリはライフスタイルを変えた」と感じ、「モノがコミュニケーションの手段になった」と語りました。


■新たに「メルチャリ」がスタート! どんなサービス?

また、メルカリはシェアサイクル「メルチャリ」というサービスも行っています。川田は「中国ではすでに浸透している」と言います。日本では2月27日(火)に福岡県からサービスがスタートしましたが、どのような仕組みなのでしょうか?

小泉:スマートフォンでQRコードを読み取ると(自転車の)鍵が開いて、ある程度のスポットはありますが、自由に乗れるようになっています。自転車って、本当に持っている必要があるのかなと思っていて。放置自転車とか、取りに行かないケースが多いんですよね。必ずしも全員が保有していなくてもいいのではと思い、シェアする方向に持っていきたいと考えました。

オンエアでは他にも、物の価値に対する考え方や、小泉さんの経営者としての考えなど、話題がつきませんでした。

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【番組情報】
番組名:「INNOVATION WORLD」
放送日時:金曜22時-22時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/

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