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チョコレートで広がる支援の輪! 「チョコ基金」とは?

チョコレートで広がる支援の輪! 「チョコ基金」とは?

J-WAVEで放送中の番組「SUNRISE FUNRISE」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「FUTURE DESIGNERS」。2月4日(日)のオンエアでは、長野県の諏訪中央病院で名誉院長を務める医師で、ベストセラー書籍『がんばらない』など、たくさんの著書を発表されている作家・鎌田實さんが、「チョコ基金」について話しました。

鎌田さんは、かつて原発事故のあったベラルーシ共和国の放射能汚染地帯に1991年からおよそ25年間にわたって医師団を100回以上派遣し、14億円もの医薬品を支援。さらに、2004年からはイラクへの支援を開始。白血病や小児がんが多くなっている地域で、子どもたちの支援活動をしています。

その活動のひとつとして、寄付のお礼にチョコレートをプレゼントする「チョコ募金」があります。

このチョコレートは、白血病や小児がんの子どもたちが描いた絵をプリントした缶に、北海道・六花亭のチョコレートを入れたもの。毎年16万個も作っているそうです。完売すると約8千万円の支援金が生まれ、イラクの子どもたちを守る活動に使われます。

この活動のさなか、目のがんのために15歳で亡くなってしまった少女が、亡くなる直前に鎌田さんに手紙を書いてくれたそう。そこには、「私はもうすぐ亡くなります。でも幸せでした。10歳で目のがんになったけど、日本の人たちのおかげで手術を受けることができました。でも、一番うれしかったのは、病院に学校の先生を雇ってくれたことです」と、院内学級ができた喜びについてつづられていたといいます。

さらに「私の家は貧しくてお金がないので、学校に行けませんでした。がんになって、初めて学校の先生から勉強を教えてもらい、勉強がどんなに素敵なことかがわかりました。私が描いた絵は、日本へ運ばれてチョコレートの缶にプリントされるそうです。私はもう死んじゃうけど、そのチョコレートの利益でイラクに薬がやってきて、ほかの子どもたちが助かることがうれしいです」と書かれていたそうです。

このメッセージが日本に伝わり、応援の輪が広がっています。

もうすぐバレンタインデー。今年は大切な人へ「チョコ募金」のチョコレートを贈ってみてはいかがでしょうか。あなたの支援によって、子どもたちの未来がきっと明るくなるはずです。詳しい情報は「JIM-NET(ジムネット)」ホームページをご覧ください。

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【番組情報】
番組名:「SUNRISE FUNRISE」
放送日時:日曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sunrise/

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