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ベルリン・フィルのコンサートマスターが心震えたこと

ベルリン・フィルのコンサートマスターが心震えたこと

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「RINREI CLASSY LIVING」(ナビゲーター:村治佳織)。12月9日(土)のオンエアでは、日本が誇る名ヴァイオリニストの樫本大進さんをゲストにお迎えしました。

樫本さんは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(以下「ベルリン・フィル」)の第1コンサートマスターを務める傍ら、ソロ、室内楽でもご活躍されています。

ベルリン・フィルの第1コンサートマスターを務めて8年目を迎えた樫本さん。

「僕は全く興味がなかったんですけど、あるとき、第1コンサートマスターをやっていた友達のイスラエル人ヴァイオリニストに、『お前、(コンサートマスターを)絶対やらなきゃだめだ。ベルリン・フィルで一緒に弾きたいし、絶対合うと思う』って言ってくれたんです。僕はそれまでオーケストラで弾いたことがなかったので、『僕がベルリン・フィルのコンサートマスターの席で引っ張っていくのは絶対ムリだ、ありえない』って反応をしたけど、いろいろと話している間に彼の熱意が伝わって、結果的に応募することにしました」とコンサートマスターを務めるきっかけを話してくれました。

ベルリン・フィルの第1コンサートマスターには最大2年の試用期間があるそうで、樫本さんは1年3カ月くらいに終えられたそう。

ベルリン・フィルに入団して、「さすがベルリン・フィル」と感じた出来事を伺うと、心が震えたというエピソードを紹介してくれました。

「東日本大震災の2週間後に、チャリティーコンサートを開きました。スケジュールが忙しく、リハーサルも本番前の1時間くらいしかなかったんですけど、その時間に入り込んだ…みんなの音や情熱的な気持ちを感じました。日本人としてすごく感動しましたね。みんなに感謝の気持ちでいっぱいでした」(樫本さん)

最後に、2018年の抱負については、「毎年一緒なんですけど、今まで通り音楽に向かう気持ちを変わらずやっていければな、と思います。それってとっても大変なことなんですけどね」と、樫本さん。

2018年は日本でソロ活動も予定されているとのことなので、みなさんも行かれてみてはいかがでしょうか。

次回、12月16日(土)は森山直太朗さんをゲストにお迎えします。森山さんと村治のスペシャルなクリスマス・セッションもお届けしますので、どうぞお聴き逃しなく!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「RINREI CLASSY LIVING」
放送日時:毎週土曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/

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