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「移動映画館」が伝えたい、もっと自由な映画鑑賞

「移動映画館」が伝えたい、もっと自由な映画鑑賞

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「Koh Gen Do WORDS ALIVE」(ナビゲーター:安藤桃子)。12月1日(金)のオンエアでは、「映画」をテーマにお送りしました。

12月1日(金)は「映画の日」だったことをみなさんご存じでしたか? 1956年(昭和31年)に制定され、「映像を見るという新しく素晴らしい体験は全て映画館にあって、子どもも大人も、老若男女みんな連日、映画館にいた」(安藤、以下同)という当時の観客動員数が9億9千万人。

ピークの1958年は11億2千7百万人が映画館に押し寄せたと言います。ちなみに、2016年は「シン・ゴジラ」、「君の名は。」、「この世界の片隅に」など、多くのヒット作が上映され「当たり年」といわれましたが、観客動員数にすると1億8千万人。いかに当時の動員数がすごかったかがわかりますね。

現在はDVDや配信があり、自宅で映画を楽しむ人も増えたため、単純に比較はできないのですが、「やっぱり映画は映画館で観たいよね」と安藤。「家で観る映画ももちろんいいんですけれども、まったく違う体験だなと私は感じています」と語ります。

「映画の日」が制定された当時、全国に7千を超える映画館があったそうなのですが、昨年のスクリーン数は3472。これはスクリーン数なので、映画館数はもっとずっと少ないのです。そんななか、映画館ではないところで、映画を上映する方がいらっしゃいます。

番組では、移動映画館「キノ・イグルー」代表・有坂塁さんにお話をうかがいました。お店、美術館、無人島など、いろんな場所で映画を上映しているそう。

「映画の楽しみ方はもっと自由でいい」と考える有坂さん。映画館、自宅のほか、最近では移動中にスマホでも見られるようになるなど、個人でも鑑賞方法の選択肢は増えてきていますよね。

「映画の歴史は120年ちょっとで、今ある環境が答えだって思うことのほうがもしかしたら違うんじゃないかな、と。例えば500年後から今を見たときに、『もっともっといろんなことできたのに』って考えると、自分の中にあるいろんな固定観念を一回振り払って、もっと映画を自由に捉えてみようということで、その場所から考えていくのもおもしろいかなと」(有坂さん)

そして自身も映画監督である安藤。どうして映画でなければいけないのか、テレビ、ネット動画と何が違うのか? そんな「映画の本質」を伝えたいと語り、「有坂さんとお会いして話してみたいなと思っています」とも口にしていました。

実現すれば、映画好きにはたまらない深いトークがたくさん聞けそうですね!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「Koh Gen Do WORDS ALIVE」
放送日時:毎週金曜 24時-24時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/wordsalive/

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