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高度成長期の

高度成長期の"いいビル"を求める「東京ビルさんぽ」

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。11月25日(土)のオンエアでは、「東京ビルさんぽ」というチームが出版した『いいビルの世界 東京ハンサムイースト』(大福書林)という本を紹介しました。今回は、メンバーの一人であるマニアパレルさんに、いいビルや街歩きのおもしろさについて伺いました。

東京ビルさんぽの定義する「いいビル」とは、高度経済成長の1950年代~70年代までの建物。

「角が丸かったり、スペーシーな感じだったり、ディテールが可愛いとしかいいようがない」(マニアパレルさん、以下同)

ビルをひたすら見てまわり、有名無名に関係なく、自分たちがいいと思った「名もなく可愛く美しい」ビルを集めよう、という趣旨なのだそうです。ただ、調べてみると有名な建築家が手がけたものや、ときには有名な先生が作品集に載せていない「黒歴史」的なビルもあるのだそうです。

「東京ビルさんぽ」は、職業も年齢もバラバラな8人からなるチームで、定期的に一つの街に決めて、いいビルを見つけたらビルを褒めて撮影するというグループ。これまでに1000棟ものビルを見てきたそうですが、東京の東側と北側のビルをまとめたのが、今回出版した『いいビルの世界 東京ハンサムイースト』です。

「いいビル」が誕生した時代背景については「工業用品としてのビルの建築と手作業の職人たちのこだわりのバランスがちょうどよかった時代だと思うんです。それがものすごく未来的だったり、優しさや可愛さが丸みに出ていたり…」と語り、「僕はタイルが好きなんです。タイルも工業用品の四角いパーツにしか過ぎないんだけど、職人さんがランダムにはると絶妙な配色になってビル全体を覆ったりするとたまらないですよね」と、嬉しそうに話してくれました。

最初は形の良さに惹かれて調べてみたものでも、飛行機に使われている窓の工法が使われていたり、高度経済成長期のテクノロジーなどが伝わってくるそうです。

そんなマニアパレルさんに、マニアも初心者も楽しめる「いいビル」があるエリアについて尋ねると、「問屋街がオススメ」とのこと。問屋街という形態が戦後に栄え、高度経済成長期でピークを迎え、中小企業の社長がこぞってビルを建てたので、この時期に「いいビル」が集中する「ビルだまり」ができたとのこと。昔のビルが一気に見られるエリアとなっていて、個人の趣味や同じ施工会社の仕事などが垣間見えるそう。お店ともオフィスビルとも違う、ディスプレイ、会社、住居がセットになった面白いビルがあるそうです。

ちなみに、本の表紙になっている晴海グランドホテルは、反響に応えて改装計画で外観を残そうと検討しているそうです。かつて松田優作さんがドラマ「探偵物語」でよじ登ったという伝説のロケ地ということもあり、その姿をぜひ残してもらいたいものです。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「RADIO DONUTS」
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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