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ラテンリズムに魅せられたクラシックの名曲

ラテンリズムに魅せられたクラシックの名曲

タイムフリー

J-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」のワンコーナー「DAIWA HOUSE SECRET NOTES」(ナビゲーター:西村由紀江)。11月21日(水)のオンエアでは、ラテンのリズムに魅せられたクラシックの名曲「ボレロ」をご紹介しました。

ラテン舞曲といえば中南米で生まれたものが多いですが、もともとその地域を支配していたのはスペイン。ダンス好きなスペイン人の音楽が、中南米に伝わってその源流となったものもあり、ボレロもそのひとつ。

20世紀に入ってから生まれたラヴェル作曲の「ボレロ」は、最初から最後まで同じリズム。メロディも2つだけ。その2つのメロディを様々な楽器で演奏しながら、徐々に盛り上がっていくシンプルな構成です。そして、それほどシンプルなのに、実は15分もある大曲! 「こういう構成の曲は他にない」と西村も話します。

バレエ曲として書かれた「ボレロ」は、ラヴェル本人がびっくりするほどのヒット作になりますが、ボレロを作ったのはラヴェルだけではなく、ベートーベンやショパンらクラシック作曲家たちも自作にボレロを取り入れていました。

そんなボレロのルーツは、16世紀からカスタネットをたたきながら活発に踊るセギディーリャというスペインの3拍子の舞曲でした。スペインの舞曲はセギディーリャのほか、ボレロ、ファンダンゴ、フラメンコなどいろいろありますが、雰囲気はどれも似ているそう。ラベルの「ボレロ」も、最初は「ファンダンゴ」というタイトルになるはずだった…と言われるほど。でもファンダンゴよりボレロというほうが、この曲にはしっくりくる気がしますね。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「DAIWA HOUSE SECRET NOTES」
放送日時:月・火・水・木曜 15時10分-15時15分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/secretnotes/

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