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芸術家たちに愛されたパリのカフェ

芸術家たちに愛されたパリのカフェ

タイムフリー

J-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「SAPPORO AINO Skal WHITE SOUR GOOD TIME!」。10月24日(火)のオンエアは、パリの芸術家が愛したスイーツとカフェのストーリーをお届けしました。

パリには5000軒を超えるカフェがあるそうです。300年、400年という歴史をもつカフェが今も健在。作家や芸術家に愛されたカフェもたくさんあります。たとえばモンマルトルの丘の上にあるル・コンシュラ。モネ、ロートレック、セザンヌ、ルノアールらたくさんの芸術家がこの赤い色をしたカフェに通いました。

カフェ通いが高じて、スイーツ作りに夢中になる芸術家も。モネは晩年、自ら作ったスイーツを自宅でふるまっていたそうです。「緑のケーキ」という意味の「ガトーベール」はほうれん草とピスタチオを使った緑色のケーキで、モネの得意メニューのひとつだったとか。

また、モンパルナスの緑に囲まれたカフェ、ラ・クロズリー・デ・リラは、オスカー・ワイルド、モディリアニ、ピカソらに愛された店ですが、ヘミングウェイはこんな言葉を残しています。

「冬はあたたかく、春と秋のテラスは抜群に美しい。コーヒーとガトーショコラ…ラ・クロズリーはパリで一番素敵なカフェだ」

キューバ、スペイン、イタリアなど異国の地に長く暮らしたヘミングウェイでしたが、彼の一番のお気に入りの街がパリでした。1920年代、最初の妻と一緒にパリに暮らし、作家修行をしていたヘミングウェイ。当時、パリには作家やジャーナリストが何人も暮らしていました。『移動祝祭日』は彼がそんな時代のパリを描いた自伝的短編集。駆け出しの若い作家が、小さなアパルトマンと通りのカフェを行き来する日々が描かれています。

「もし君が幸運にも若い時代にパリに住んだなら、パリは一生君についてまわることだろう。残りの人生をどこで過ごそうとも。なぜならパリは移動祝祭日だから」

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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