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佐藤琢磨が優勝した「インディ500」ってどんなレース?

佐藤琢磨が優勝した「インディ500」ってどんなレース?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「BRIDGESTONE DRIVE TO THE FUTURE」(ナビゲーター:ピストン西沢・松嶋初音)。6月4日(日)のオンエアでは、先日、アメリカの最高峰レース「インディ500」で日本人として初めて優勝した佐藤琢磨選手について特集しました。

今回の偉業について、インディレースに参戦経験のあるドライバー、松田秀士さんに伺いました。

「インディ500」は100年以上の歴史があり、1周2.5マイル(約4キロ)の楕円形のコース、インディアナポリス・モーター・スピードウェイを平均時速370キロのスピードで周回。コーナーの曲がり始めのスピードは380キロにも及ぶという世界のモータースポーツの中でも異質なレースだそうです。松田さんは、佐藤選手について「オーバル(楕円)の適応は早かった」と指摘。2012年のレースでも、あと一歩のところでクラッシュしたものの、ストリートコースではなく、オーバルコースで速い日本人の登場に、松田さんも「彼のインディアナポリス・モーター・スピードウェイでの走りをみていたら、いつか優勝するという予感はあった」と語っていました。

今回の優勝により、佐藤選手はアメリカのTV番組など引っ張りだこだろう、と松田さん。「インディ500」優勝者のアメリカでの名声の凄さについて教えてくださいました。賞金も2億8000万円じゃないかとのことです!「インディ500」は金額の規模がとにかく大きいレースで、松田さんは「賞金稼ぎのために参加していた」と明かしていました。

さらにオンエアでは、ご自身のチームでインディに参戦経験があり、F1チーム「スーパーアグリ」に佐藤選手がドライバーとして在籍していた、鈴木亜久里さんが電話出演しました! 今回の快挙について鈴木さんは「インディは2位ではダメなんだよね。優勝がどれくらいすごいかは日本のレースの世界では語りきれない」と興奮ぎみに話したあとに、「琢磨のお父さん亡くなっちゃったんだけど、見たかっただろうな…それが一番に頭に浮かんだ」と、F1時代に面識のあった佐藤選手のお父さんについても語りました。

鈴木さんは「彼は40歳になるんだけど、キャリアとしても終わりに近い中で結果を出して、いいレース人生だったんじゃないかな。まだ終わるわけじゃないけど、これからは若い子を育ててあげられるポジションになって引っ張り上げて欲しい」と後進の育成についても期待をよせていました。

番組の最後には、佐藤選手がコメントをよせてくれました。「みなさん、たくさんの応援ありがとうございました。本当に長いレースで、一時17番手まで落ちてしまいましたが、チームが素晴らしいバックアップをしてくれたので、落ちついて順位をあげることができましたし…。最後の30ラップは激しいバトルで誰が勝ってもおかしくない感じでしたが、自分自身の持っているスピードと経験を信じてトップを目指しました」とレースを振り返り、チームやファンへの感謝とともに、次のレースへの意欲を語っていました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「BRIDGESTONE DRIVE TO THE FUTURE」
放送日時:毎週日曜 19時-19時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/drivetothefuture/

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