音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
漫画ソムリエが選ぶ!2017年上半期おすすめの3冊

漫画ソムリエが選ぶ!2017年上半期おすすめの3冊

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「AVALON」(水曜担当ナビゲーター:KenKen)。5月17日(水)のオンエアでは、渋谷のマンガサロン「トリガー」の店長で漫画ソムリエの兎来栄寿さんをお迎えしました。

約1万冊を所蔵する渋谷のマンガサロン「トリガー」の店長、兎来さんは年間1,500冊以上の漫画を読むそうですが、普段お店にいるときは忙しくて読めないため、家に帰ってから寝る間を惜しみながら漫画を読み続けており、月に5万円以上は漫画にお金をかけているのだとか。

そんな兎来さんに「漫画ソムリエが選ぶ、“ちょっと気の早い”2017年上半期この3冊!」を選んでいただきました!

「今日はマイナーめなもので選びました」という兎来さん、1冊目は『悪魔を憐れむ歌』

「もともとBLを描かれていた方の作品で、去年出した『コオリオニ』という作品で断筆する予定が、奇跡の復活を遂げて新連載となったのがこの作品です。ハンニバル的なサスペンスで、まだ1巻が出たばかり、この先どうなるか分からない。1ページ目のカラーイラストを見て圧倒的に面白い漫画だというオーラを感じました」(兎来さん、以下同)

2冊目は『きみを死なせないための物語』

「もともと少女漫画って、SFという一つの大きなジャンルがあります。最近、出版社から『SFなんて描いても売れない』という声が大きい中、久々にド直球な少女漫画SFが出てきました。

宇宙に人間が行きまして、そこでは旧人類と新人類に分かれていて、新人類は何百年も生きられる人たちなんです。その人たちには自由が全然なくて、人間が普通に持っている欲望とかを法律的に完全に制限されていて。物理的に接触することも、契約を結んだ相手以外は法的に許されない。そんなディストピア感溢れる世界の中でも、やっぱり恋愛があるわけですよ。ぜひ男性にこそ、少女漫画を読んでほしいです」

3冊目は『セブンティウイザン』

「くらげバンチというネットサイトで読めます。絵が可愛いんですけど、70歳のおばあちゃんが初めて妊娠して出産して子育てをするというお話です。異色に聞こえますけど真面目なお話で、老夫婦が初めて赤ちゃんができたときに勉強して子育てをしっかりやっていくという話で、泣いちゃうんですよ、上半期一番泣いた漫画です。一番実写化に近いのではないかと個人的に思います」

オンエア後半では、5月22日から渋谷、恵比寿、新宿、六本木エリアの有名バー60店舗が参加するカクテルを楽しめるイベント「TOKYO COCKTAIL 7 DAYS」を紹介。女性バーテンダー日本一、赤坂見附の「バー アルジャーノン シンフォニア」のオーナーバーテンダー、小栗絵里加さんにお話を伺いました!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「AVALON」
放送日時:月・火・水・木曜 22時ー23時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/avalon

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。