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創始者チャック・ベリーが奏でたロックンロールとは?

創始者チャック・ベリーが奏でたロックンロールとは?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY」(ナビゲーター:グローバー)。4月22日(土)のオンエアでは、先日90歳でこの世を去ったロックンロール・レジェンド「チャック・ベリー」をテーマにお届けしました。

ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ビーチボーイズといった伝説のミュージシャンにも影響を与えた、偉大なるレジェンド、チャック・ベリー。1955年にシングルデビューし、ギターを弾きながら腰を曲げて歩く「ダックウォーク」も話題となり、ヒット曲を連発! 1986年に「ロックの殿堂」入りをはたしています。ロックンロールの創始者の一人といわれ、今年3月に満90歳で永眠。5月には約40年ぶりのアルバム「チャック」のリリースを控えていました。

番組では、ORIGINAL LOVEの田島貴男さんとTHE BAWDIESのROYさんの2名をゲストに迎えて、チャック・ベリーについて語りました。

まず、その出会いを「中学生のとき、バンドをはじめるときにギターをやる人が定番的に弾くもののひとつとして知りました」と田島さん。ROYさんは「母親に聴かせてもらったらしいのですが、やはり最初は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ですね。あと、高校のときにハマっていた60年代のガレージバンド、ソニックスがチャックをカバーしていて。そこからオリジナルを聴きました」と回想しました。

チャック・ベリーの“すごさ”について、改めて2人は「折衷的な音楽スタイルにある」と話します。ブルースミュージャンが弦1本でチョーキングするところを、チャックは必ず2弦で弾くそうで、それはカリプソやラテン音楽の影響だと指摘していました。また、それ以前に活躍したブルースマンたちに比べて「チャラい」のも特徴で、かなり「イカして」いて、モダンでオシャレなミュージャンだったとも語っていました。

彼が奏でる「ロックンロール」を田島さんは、キース・リチャーズの名言「みんなロックはできるけどロールができない」になぞり、その真髄は「お客さんをワクワクさせて踊らせてしまうことにある」と説明。ROYさんは「ノリでどうであれやりたくなってしまう音楽が、ロックンロールの魅力であり、チャック・ベリーには音楽に魅了されてキラキラしている感情が音に宿っている」と、その偉大さについて熱弁しました。

最後は、「チャック・ベリーとは?」というお題でスタジオは盛り上がりました。ROYさんは「永遠に少年」、田島さんは「オモシロ音楽」と表現。「キラキラした気持ちで音楽をやり続ける少年」と称したROYさんに対し、「いろいろと嫌な奴という噂も聞くけど、音楽を聴くと『オモシロ主義者』という気がするんだよね。言葉遊びにしても音楽にしても、新作を聴いてもリズムをおもしろがっている気がして貫いていると思う」と田島さん。彼の代表曲のひとつ「BROWN EYED HANDSOME MAN」を取り上げて「少しハズレた美学」と表すなど、彼の音楽の魅力についての話題が最後まで尽きない様子でした。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY」
放送日時:毎週土曜 17時-17時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/musicology/

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