J-WAVEで放送中の番組「ZAPPA」(金曜ナビゲーター:山中タイキ)。金曜日は毎週、アートなトピックを紹介しています。2月17日(金)のオンエアでは、世田谷美術館で開催中の「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」に注目しました。
花森安治は、戦後間もなく家庭雑誌「暮しの手帖」を創刊しました。昨年には「暮しの手帖」の編集部をモデルにしたとされるドラマ「とと姉ちゃん」(NHK)が放送されました。ドラマでは、唐沢寿明さん演じる花山伊佐次が、花森さんをイメージした役だったそうです。少し変わった性格だったので、印象に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
展覧会の開催は、ドラマが放送される前から決まっていたという今回の展示ですが、「とと姉ちゃん」に関するものも含む、700点以上の資料が展示されています!
「手描きされていた表紙の原画も、壁にズラリと並んでいます。西洋画のような油絵のテイストだったり、コラージュを使ったり、クレパスを使って絵を描いていたりと、豊かな画力に目を奪われますが、写真を使った表紙も登場します。これが、レイアウトのこだわりをすごく良く感じるんです! 北欧のインテリアの雑誌を見ているようで、デザイン性がすごいんです」と山中。
ほかにも、グリーンピースを等間隔で並べたり、あえて逆光の写真を使ったりと、アイデア満載で、引き出しの多さに驚かされたそうです。さらに、山中は花森が使っていた言葉にも注目しました。
「雑誌の広告を、新聞や中吊り広告に出しているんですが、『石油ストーブから火が出たらバケツの水をかけなさい 暮しの手帖・発売中』とか、『今度の暮しの手帖に面白いことが出ています』とストレートに書いてあったりして、ユーモアに溢れていて、花森節が効いています」とのことでした。花森安治の生き方や美しさを感じ取ることができる展覧会、皆さんもぜひ、足を運んでみては? 4月9日(日)まで開催されています。
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「ZAPPA」
放送日時:毎日 5時ー6時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/zappa/
花森安治は、戦後間もなく家庭雑誌「暮しの手帖」を創刊しました。昨年には「暮しの手帖」の編集部をモデルにしたとされるドラマ「とと姉ちゃん」(NHK)が放送されました。ドラマでは、唐沢寿明さん演じる花山伊佐次が、花森さんをイメージした役だったそうです。少し変わった性格だったので、印象に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
展覧会の開催は、ドラマが放送される前から決まっていたという今回の展示ですが、「とと姉ちゃん」に関するものも含む、700点以上の資料が展示されています!
「手描きされていた表紙の原画も、壁にズラリと並んでいます。西洋画のような油絵のテイストだったり、コラージュを使ったり、クレパスを使って絵を描いていたりと、豊かな画力に目を奪われますが、写真を使った表紙も登場します。これが、レイアウトのこだわりをすごく良く感じるんです! 北欧のインテリアの雑誌を見ているようで、デザイン性がすごいんです」と山中。
ほかにも、グリーンピースを等間隔で並べたり、あえて逆光の写真を使ったりと、アイデア満載で、引き出しの多さに驚かされたそうです。さらに、山中は花森が使っていた言葉にも注目しました。
「雑誌の広告を、新聞や中吊り広告に出しているんですが、『石油ストーブから火が出たらバケツの水をかけなさい 暮しの手帖・発売中』とか、『今度の暮しの手帖に面白いことが出ています』とストレートに書いてあったりして、ユーモアに溢れていて、花森節が効いています」とのことでした。花森安治の生き方や美しさを感じ取ることができる展覧会、皆さんもぜひ、足を運んでみては? 4月9日(日)まで開催されています。
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「ZAPPA」
放送日時:毎日 5時ー6時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/zappa/
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