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おばあちゃんたちの“青春”によるハンドメイド作品

おばあちゃんたちの“青春”によるハンドメイド作品

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「TAKE ONE ACTION」。2月12日(日)のオンエアでは「物語を持ったハンドメイドのバッグ」を紹介しました!

今回番組で紹介したのは、「おばあちゃんたちの編み物の技術を次の世代につなげたい」という思いから生まれた、メイドインジャパンのブランド「Beyond the reef」。どんなブランドなのか、代表の楠佳英さんにお話を伺いました。

スタジオには実際に、楠さんに「籠バッグ」と「クラッチバッグ」をご持参いただいたのですが、それを見た平井は「かわいいですね…」と感嘆していました。なんと、これらはひとつひとつが手作りなのだそうです。

ブランドの立ち上げのきっかけとなったのは、楠さんのお姑さんとのこと。「私の姑が、お父さんが亡くなって子供たちも独立して、大きな一軒家に一人暮らしになりまして。そうすると時間を持て余すものですから、大好きな編み物をして親戚にあげていたんですよね」と楠さん。そんな様子を見て「これを、もし仕事にできて、社会に参加する役割を見出せたらワクワク楽しくなるんじゃないかな」と感じ、編み物技術を若者に伝えるために、おばあちゃんたちとともにブランドを立ち上げたそう。

実際にブランドが立ち上がったのは、楠さんが「やろう!」と言い出してから3カ月後。その間に義理の妹さんがホームページを作ってくれて、すでに販売ルートもできていたとのこと。

これらの製品は、すべて「横浜に暮らすおばあちゃんやお母さんが作っている」そうで、バッグの中には「編み手・縫い手」の名前が書かれたネームタグも付いています。作っている様子を写真で見た平井は「みなさんいい笑顔で楽しそう」と伝えていました。楠さんによると、おばあちゃんたちは「今が青春!」というような感じで、下の名前で呼び合っているそうですよ。「自分の作っている物を待っていてくださる方がいる、というのはやっぱりすごく生きる喜びというか、励みになると思うんですよね。強い力になるというか…。だからすごい元気で、いつもハッピーにやってくれています」と楠さん。

今、高齢化が進んでいる世の中ですが「おばあちゃんたちが支えられるだけの立場じゃなくて、自ら主体的に社会に参加できるという土台ができれば。自分のやってきたことで参加できることっていっぱいあると思うんです」と語る楠さん。「そういうのが増えればいいなと思います」と最後に話していました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「WONDER VISION」
放送日時:毎週日曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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