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日本の古美術作品を体感しながら学ぶ!六本木の展覧会

日本の古美術作品を体感しながら学ぶ!六本木の展覧会

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「ENASAVE SOCIALEVENT & MOVIE TIPS」。8月13日(日)のオンエアでは、難しいと思われがちな日本美術を、もっと親しみを持って楽しんでもらいたいと企画された「六本木開館10周年記念展 おもしろびじゅつワンダーランド 2017」を紹介しました。

展覧会では、サントリー美術館が貯蔵している屏風や、絵巻物、焼き物、ガラスなど、日本の古美術作品を、体験、体感しながら楽しむことができます。

会場は6つのエリアに分かれていて、たとえば、400年前の屏風に描かれた想像上の鳥「鳳凰」の秘密を、カラダを動かすことで知ることができたり、ネズミと人間のお姫様が結婚するお話の絵巻物「鼠草子絵巻」という作品は、音声ガイドがラジオドラマ風になっていて、それを聞きながら、ストーリーを楽しめます。また、タッチパネル上で、自分だけの着物をデザインできるコーナーもあります。

そこで、おすすめのコーナーについて、サントリー美術館広報部・教育普及ご担当の関香澄さんに伺ったところ、江戸時代に作られた染付吹墨文大徳利という、焼き物のトックリに注目したコーナーを薦めていただきました。

「この焼き物には、墨を霧吹きなどで吹き散らかしたような文様の『吹墨文』が施されているんですけど、『この不思議な形の文様を言葉で表すとしたらどういうフレーズが考えられるか』というのを考えて、マイクに向かってその言葉をしゃべると、巨大なトックリの模型にいろいろな色や形や大きさの吹き墨が表れてきます。声で焼き物に絵付けをするという体験ができるというわけです」(関さん)

美術鑑賞や日本の古美術に親しみを感じていなかった人も、こちらの展覧会でさまざまな仕掛けを体験することで、日本美術の美しさや、魅力に気づくことができそうです。「おもしろびじゅつワンダーランド2017」は、六本木・東京ミッドタウン3階、サントリー美術館で8月31日(木)まで開催されています。そのほか、番組では、沖縄の石垣島に暮らす88歳のおばあちゃんを追いかけたドキュメンタリー映画「海の彼方」を紹介しました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「WONDER VISION」
放送日時:毎週日曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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