J-WAVE日曜朝6時からの番組「WONDER VISION」のワンコーナー「SARAYA ENJOY! NATURAL STYLE」(ナビゲーター:野村友里)。5月29日のオンエアでは、「東京喫茶店研究所」二代目所長を務める難波里奈さんに喫茶店の魅力をお聞きしました。
「二代目所長」といっても、難波さんは日中は日本橋で働き、所員も難波さんお一人。仕事が終わると喫茶店探訪のために街に繰り出します。喫茶店にハマったきっかけはなんだったのでしょう。
「古着のワンピースが好きで、それが馴染む場所を探しているうちに、喫茶店巡りが始まりました」とのこと。「洋服から入ったんですか!」と思わぬ理由に野村も感心。
「東京喫茶店研究所」の初代所長は芸術家の沼田元氣さんで、1冊目の本の装丁をしてくださったことがきっかけで二代目を譲り受けたそうです。これまでに足を運んだ喫茶店は1,600店以上。喫茶店に行ったトータル回数では5~6,000回通っているそうで、昨年には『純喫茶へ、1000軒』という書籍も出版されています。
「平日は会社や家の周辺を。休日になると路線図を見て、まだ降りたことのない駅で降りて喫茶店を探します」という難波さん。当初は情報誌を見てお店を巡っていましたが、掲載されているお店はみんな行ってしまったそうです。そんな難波さんが喫茶店で注目するポイントをお聞きしました。
「まずは外観から。看板のフォントや色。さらに、ドアノブの形や色、椅子やテーブルのデザイン、照明の明るさやカバーの形、マスターの服装、シュガーポットの種類、コーヒーカップの形も気になります。店名の由来も気になりますし、店名の入ったオリジナルのコースターや紙ナプキンなどもチェックします」とのこと。この話を聞いた野村も「確かに、看板がかすれていると気になりますね」と興味を寄せていました。
そんな難波さんに「今日の気分」で、おすすめの3軒を選んでいただきました。
■「王城」(東京・上野)
紫色の看板に黄色の店名。シャンデリアもあって古き良き昭和感が漂う店内。オーナーさんが漢方の先生をされているので、生姜ミルクやナツメミルクなど、「知らずに飲んで身体に効く」メニューが楽しめる。
■「ジュリアン」(神奈川・藤沢)
おすすめは「ペアソーダ」。緑色とピンク色のソーダが一つのグラスに入って出てくる。片方には生クリームが、もう片方にはバニラアイスが乗っていて、見た目も美しい。
■「ダンテ」(東京・西荻窪)
山小屋風の店内。全席禁煙で禁煙なので珈琲の香りも十二分に楽しめる。
ちなみに、「ジュリアン」のソーダのグラスはお店に4つしかないそうで、「グラスが割れちゃったらこのメニューは消滅しかねないので、行かれた方は大事にしてください」と、もはやお店の方の立場に立って紹介していました! 難波さんは自分で注文をする時も、お店にとって負担がかからないように、原価が低いものを考えて注文するそうです。
ここまで難波さんを夢中にさせる純喫茶。その魅力はどこにあるのでしょう。
「純喫茶は自分にとって部屋のような感じで、気を抜いてくつろげる場所です。シャンデリアのある店内など、お店の個性が散りばめられていて、コーヒー一杯の値段で入場できる、昭和博物館のようなものだと思っています」
現在は、夏に向けて3冊目の書籍を作成中。手に取って頂けたら、足を運びたくなるような内容にしたいということです。気にはなっているものの店内に入ったことはないという方も、純喫茶の世界に一度ハマると抜けられなくなるかもしれません。
【関連サイト】
「SARAYA ENJOY! NATURAL STYLE」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/style/
二階堂ふみ「喫茶店の○○には要注意」でもそれが魅力(2016年05月23日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1628.html
小谷実由の“喫茶部”活動 「喫茶店は刺激的な場所」(2016年04月01日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/04/post-1291.html
「二代目所長」といっても、難波さんは日中は日本橋で働き、所員も難波さんお一人。仕事が終わると喫茶店探訪のために街に繰り出します。喫茶店にハマったきっかけはなんだったのでしょう。
「古着のワンピースが好きで、それが馴染む場所を探しているうちに、喫茶店巡りが始まりました」とのこと。「洋服から入ったんですか!」と思わぬ理由に野村も感心。
「東京喫茶店研究所」の初代所長は芸術家の沼田元氣さんで、1冊目の本の装丁をしてくださったことがきっかけで二代目を譲り受けたそうです。これまでに足を運んだ喫茶店は1,600店以上。喫茶店に行ったトータル回数では5~6,000回通っているそうで、昨年には『純喫茶へ、1000軒』という書籍も出版されています。
「平日は会社や家の周辺を。休日になると路線図を見て、まだ降りたことのない駅で降りて喫茶店を探します」という難波さん。当初は情報誌を見てお店を巡っていましたが、掲載されているお店はみんな行ってしまったそうです。そんな難波さんが喫茶店で注目するポイントをお聞きしました。
「まずは外観から。看板のフォントや色。さらに、ドアノブの形や色、椅子やテーブルのデザイン、照明の明るさやカバーの形、マスターの服装、シュガーポットの種類、コーヒーカップの形も気になります。店名の由来も気になりますし、店名の入ったオリジナルのコースターや紙ナプキンなどもチェックします」とのこと。この話を聞いた野村も「確かに、看板がかすれていると気になりますね」と興味を寄せていました。
そんな難波さんに「今日の気分」で、おすすめの3軒を選んでいただきました。
■「王城」(東京・上野)
紫色の看板に黄色の店名。シャンデリアもあって古き良き昭和感が漂う店内。オーナーさんが漢方の先生をされているので、生姜ミルクやナツメミルクなど、「知らずに飲んで身体に効く」メニューが楽しめる。
■「ジュリアン」(神奈川・藤沢)
おすすめは「ペアソーダ」。緑色とピンク色のソーダが一つのグラスに入って出てくる。片方には生クリームが、もう片方にはバニラアイスが乗っていて、見た目も美しい。
■「ダンテ」(東京・西荻窪)
山小屋風の店内。全席禁煙で禁煙なので珈琲の香りも十二分に楽しめる。
ちなみに、「ジュリアン」のソーダのグラスはお店に4つしかないそうで、「グラスが割れちゃったらこのメニューは消滅しかねないので、行かれた方は大事にしてください」と、もはやお店の方の立場に立って紹介していました! 難波さんは自分で注文をする時も、お店にとって負担がかからないように、原価が低いものを考えて注文するそうです。
ここまで難波さんを夢中にさせる純喫茶。その魅力はどこにあるのでしょう。
「純喫茶は自分にとって部屋のような感じで、気を抜いてくつろげる場所です。シャンデリアのある店内など、お店の個性が散りばめられていて、コーヒー一杯の値段で入場できる、昭和博物館のようなものだと思っています」
現在は、夏に向けて3冊目の書籍を作成中。手に取って頂けたら、足を運びたくなるような内容にしたいということです。気にはなっているものの店内に入ったことはないという方も、純喫茶の世界に一度ハマると抜けられなくなるかもしれません。
【関連サイト】
「SARAYA ENJOY! NATURAL STYLE」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/style/
二階堂ふみ「喫茶店の○○には要注意」でもそれが魅力(2016年05月23日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1628.html
小谷実由の“喫茶部”活動 「喫茶店は刺激的な場所」(2016年04月01日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/04/post-1291.html
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