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夜中まで学校ではしゃいでOK? 海外の学校イベント事情

夜中まで学校ではしゃいでOK? 海外の学校イベント事情

J-WAVE金曜午前の番組「-JK RADIO-TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「TOKYO CROSSING」。9月5日のオンエアでは、イギリスとアルゼンチンの学校行事事情をピックアップ。

日本の学校行事というと運動会や学芸会、遠足なんかが思い浮かびますが、海外はどうなのでしょうか。まずはイギリス、ロンドンの番組通信員・小林紀美さんに話を聞きました。

イギリスでは学校行事が多いのは毎学期末なのだそう。では、どんな行事が行われるのでしょうか。

「学芸会みたいな催しがあって、お遊戯会があったり、楽器を習っている子どもたちの​発表会があったり、歌を習っている子どもたちの合唱があったり。​スポーツをやっている子は、校長先生からの表彰セレモニーみたいなものもあります」(小林さん)

この行事、観覧するためには日本にはない独特なルールがあるのだとか。

​「催しごとに親が呼ばれます。チケット制になっていて午前の部、午後の部とありますが、チケットがないと見ることができません。​チケットは席を確保するため。大家族で見に来たりするイギリスならではです」(小林さん)

確かに、映画なんかでも家族で学校行事を観に行くシーンがあったりしますよね。席についている保護者は、しっかりチケットをゲットしているんですね。

では、一方アルゼンチンの学校行事事情はどうなのでしょうか。ブエノスアイレスの番組通信員・竹内佐知子さんに聞きました。

「こちらの学校では、新学期は8月の2週目からです。​冬休み明けに行われるのは、作文大会、朗読大会など、屋内で行われる行事。​その練習が冬休み中の課題となります。​本格的に学校行事が始まるのは、今月半ばの春分の日が過ぎてから。​これを過ぎると、キャンプや運動会、美術館とか​博物館、演劇などの見学ですね。バザーもあちこちで開かれます」(竹内さん)

また、こちらの学校行事の特徴は、学生主体で行われるものがあるということ。これについては、その時間帯にびっくりです。

「12月初めに卒業なので、10月になるとすぐに卒業式にむけての​イベントが、卒業生(最終学年)の子どもたち主催で開かれます。​例えば、ダンスパーティーとかカラオケ大会など。​日本と違うのは、子どもたち主催のこれらの行事は、クラスの時間外に​行われること。学校内ではありますが、大抵、週末の夜7時ごろから夜中の​12時近くまで。遅くまで子どもたちは元気にはしゃぎ回っています」(竹内さん)

夜中まで学校ではしゃぎ回れるなんて、楽しそうな学校行事。国が違うと、同じ学校でもこんなに違ってくるんですね。

【関連サイト】
「-JK RADIO-TOKYO UNITED」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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