プロボディボーダーの白波瀬海来(しらはせ かいら)が、ボディボードを始めたころのエピソードや、インドネシア・バリ島のサヌールでの思い出などを語った。
白波瀬が登場したのは、ゲストにさまざまな国での旅の思い出を聞く、J-WAVEの番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎、秀島史香)。ここでは、10月17日(土)にオンエアした内容をテキストで紹介する。
番組は、Spotifyなどのポッドキャストでも聴くことができる。
・ポッドキャストページ
白波瀬が初めて海外で波に乗ったのは19歳。サーフスポットとして有名なインドネシア・バリ島のサヌールだったという。
葉加瀬:なじみの深い国のひとつとして、インドネシアを挙げてくださいました。やっぱり、ボディボードをしに行くんですか?
白波瀬:そうですね。インドネシアは、ボディボードをしに行く以外では訪れたことがないです(笑)。いつも行くのはバリ島のサヌールです。
葉加瀬:あそこは波がいいって有名ですよね。
白波瀬:そうですね。サヌールのあたりは少し田舎なんですけど、すごく居心地がよくて、おいしいごはんもたくさんあります。波もすごくいいので、日本人にとっても過ごしやすい場所なんじゃないかなと思います。
葉加瀬:僕もちょうどこの夏、7月だったかな、30年ぶりにバリ島に行ってきたんですよ。
白波瀬:そうなんですか!?
葉加瀬:家族でバカンスに行ってきました。若いころに訪れたときと比べると、随分きれいになったというか、かなり近代化していましたね。初めてバリ島に行ったのは、いつごろなんですか?
白波瀬:ボディボードを始めて3カ月目くらいですね。19歳の冬に行きました。バリ島にはよく雨季に行くんですけど、波が落ち着いていていいんですよね。
葉加瀬:落ち着いている海のほうがやりやすいんだ?
白波瀬:はい。乾期だと波が大きすぎるので。
葉加瀬:ビッグウェーブを求めて行くというわけではなく、ちょうどいい波があるんですね。
白波瀬:そうですね。波が大きすぎると練習にならないというか、技ができないんですよ。跳ね返されてしまったりするので。
葉加瀬:初めてバリ島に行ったときの印象はどうでしたか?
白波瀬:波がすごく透明で、「この波にいくらでも乗れる」と考えたら、本当に嫌なことも全部忘れられるような爽快感がありました。すごく気持ちよかったです。
葉加瀬:何しろ、ずっと海の中にいるわけですもんね。海がきれいで、波もちょうどよかったら、そこがいちばんということになるわけだ。
白波瀬:初めて海外で波に乗ったのがインドネシアだったので、本当に感動しました。
葉加瀬:面白い。海底が砂だと、大きな波が一度来るだけで、砂が動いて地形が変わるわけだもんね。砂がなくなると、次の波の形も変わるってことだね。
白波瀬:そうです。波がだんだん変わってくるので、それまで同じ練習をしていたのに、急に波の形が変わってうまくいかなくなることがあるんです。でも海外、特にインドネシアは海底がサンゴやリーフだったりするので、常に同じような波で練習できます。そこに感動しました。
葉加瀬:でも、海底がリーフだと足をつくのが大変じゃないですか?
白波瀬:大変ですし、転んだら体を切ってしまうこともあるので気を付けています。
葉加瀬:そうだよね。怪我をしたことはありますか?
白波瀬:あります。背中をガーッと切ってしまったり。
白波瀬:エントランスから眺められる大きなプールがあるんです。そこで朝食を食べて、そのままプールに飛び込んだり、海に行ったりしていました。スイスベルホテル(編註:現 サヌール リゾート ワトゥ ジンバー )はすごくよかったですね。
葉加瀬:レストランなら、どこがおすすめですか?
白波瀬:サヌールの街中にある一本道に、「マッシモ」というイタリアンレストランがあります。ジェラートがすごく人気で、外ではカラフルなアイスをいろいろ食べられるんですよ。でも、私はジェラートよりもレストランのほうがお気に入りです。イタリア人の方が本場のパスタやピザを提供していて、すごくおいしいんです。
葉加瀬:サヌールは、今やおしゃれなスポットになっていますからね。
白波瀬:すごくおしゃれですよね。
葉加瀬:パン屋さんのおすすめはありますか?
白波瀬:「ブレッドバスケット」というパン屋さんです。サヌールでは朝早くから営業しているパン屋さんが意外と少ないんですが、ここは朝6時、7時くらいから開いているんです。丸いクロワッサンにベーコンや目玉焼きなどを自分でトッピングして、さらにハチミツをかけて食べるのがすごくおすすめです。
葉加瀬:おいしそう!
白波瀬:お昼でも混んでいるくらい人気で、すごくおいしいので、ぜひ行ってみてください!
葉加瀬:それから、2025年にはケバヤを着たそうですね。バリ島の民族衣装ですよね。
白波瀬:はい。女性らしさが出る衣装だなと思います。
葉加瀬:きれいですよね。
白波瀬:7、8年くらい通わせていただいているので、神様にちゃんとお礼をしたいと思ったんです。それで民族衣装を着て、お参りに行きました。ただ、実際に行ってみて、そんなに軽い気持ちでお参りするものではないんだなと感じました(笑)。ずっと正座をしていたんですが、畳の上ではなく石の上なんですよ。2時間くらい正座をしていて、「これはなかなかきついな」と思いながらも、すごくいい経験になりました。海に対してもちゃんと「ありがとう」と伝えられたので、すごくよかったと思います。
葉加瀬:白波瀬さんにとって、インドネシアはどんな場所ですか?
白波瀬:私にとっては、第2の故郷です。ボディボードを楽しませてくれて、始めたころの楽しいという気持ちを思い出させてくれる場所だと思います。
白波瀬:冬に1カ月くらい合宿に行って、厳しい波で修行してから、ほかの国に行って波に乗るという、サーフィンの修行の場として知られています。
葉加瀬:修行で合宿に行ったときは、毎日どんな生活をするんですか?
白波瀬:ノースショアに泊まっていると、波が大きい日は、宿泊している場所にいても波の音が聞こえるんですよ。
葉加瀬:部屋にいてもですか?
白波瀬:そうです。波の音が「ザバーン」と聞こえてくるので、おびえながら「もう嫌だ! 朝が来なければいいのに」と思っていました(笑)。
葉加瀬:朝起きたら、まずウォーミングアップをするんですか?
白波瀬:そうですね。自分でストレッチやトレーニングをします。体が緩んだ状態ではなく、しっかり力を入れられる状態にしておかないといけないんです。しっかり集中して海に入るようにしています。なぜかというと、人がすごく多いので、そのなかで波に乗るのは大変だからなんですね。短い時間で集中力を高めて、波に乗らないといけないんです。
葉加瀬:だいたい何時から何時まで海に入っているんですか?
白波瀬:朝は基本的に6時くらいに起きて、まず波を見ます。それから海に入って、8時くらいには上がります。1回につき2時間くらいですね。それを朝、昼、夕方の3回くらい繰り返します。お昼は少し穏やかな波のところで練習したいので、場所を移動することもあります。
葉加瀬:緩やかなところでも学びがあるんですね。
白波瀬:大きな波ではできない技ができたりするので、そこで練習します。夕方は自分の好きなポイントに行ったり、さらに修行したりします。
葉加瀬:素晴らしいですね。それを1カ月続けるんですか?
白波瀬:はい。正直、行きたくはないですよ(笑)。
葉加瀬:やっぱりキツいよね(笑)。でも、自分のためなんだね。
白波瀬:そうですね。やっぱり、いい経験にはなるので。
白波瀬海来の最新情報はInstagram公式アカウント(@kyra.97)まで。
白波瀬は次回、10月24日(土)の『ANA WORLD AIR CURRENT』にも引き続き登場。
葉加瀬太郎がゲストの旅のエピソードを聞くJ-WAVE『ANA WORLD AIR CURRENT』は、毎週土曜の19時からオンエア。
白波瀬が登場したのは、ゲストにさまざまな国での旅の思い出を聞く、J-WAVEの番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎、秀島史香)。ここでは、10月17日(土)にオンエアした内容をテキストで紹介する。
番組は、Spotifyなどのポッドキャストでも聴くことができる。
・ポッドキャストページ
初めて訪れたバリ島で味わった感動
白波瀬海来は1997年生まれ、千葉県出身。学生時代は水泳選手として活動。19歳でボディボードに出会い、競技の軸をボディボードへと移した。2021年にプロ資格を取得し、国内外の大会で経験を積む。2023年には日本代表として初めて世界大会に出場し、翌2024年には3位入賞を果たす。さらに2025年には、モロッコで開催された世界大会ツアーの初戦で5位に入賞。同年の世界ランキングでもトップ10入りを果たすなど、着実に実績を重ねている。白波瀬が初めて海外で波に乗ったのは19歳。サーフスポットとして有名なインドネシア・バリ島のサヌールだったという。
葉加瀬:なじみの深い国のひとつとして、インドネシアを挙げてくださいました。やっぱり、ボディボードをしに行くんですか?
白波瀬:そうですね。インドネシアは、ボディボードをしに行く以外では訪れたことがないです(笑)。いつも行くのはバリ島のサヌールです。
葉加瀬:あそこは波がいいって有名ですよね。
白波瀬:そうですね。サヌールのあたりは少し田舎なんですけど、すごく居心地がよくて、おいしいごはんもたくさんあります。波もすごくいいので、日本人にとっても過ごしやすい場所なんじゃないかなと思います。
葉加瀬:僕もちょうどこの夏、7月だったかな、30年ぶりにバリ島に行ってきたんですよ。
白波瀬:そうなんですか!?
葉加瀬:家族でバカンスに行ってきました。若いころに訪れたときと比べると、随分きれいになったというか、かなり近代化していましたね。初めてバリ島に行ったのは、いつごろなんですか?
白波瀬:ボディボードを始めて3カ月目くらいですね。19歳の冬に行きました。バリ島にはよく雨季に行くんですけど、波が落ち着いていていいんですよね。
葉加瀬:落ち着いている海のほうがやりやすいんだ?
白波瀬:はい。乾期だと波が大きすぎるので。
葉加瀬:ビッグウェーブを求めて行くというわけではなく、ちょうどいい波があるんですね。
白波瀬:そうですね。波が大きすぎると練習にならないというか、技ができないんですよ。跳ね返されてしまったりするので。
葉加瀬:初めてバリ島に行ったときの印象はどうでしたか?
白波瀬:波がすごく透明で、「この波にいくらでも乗れる」と考えたら、本当に嫌なことも全部忘れられるような爽快感がありました。すごく気持ちよかったです。
葉加瀬:何しろ、ずっと海の中にいるわけですもんね。海がきれいで、波もちょうどよかったら、そこがいちばんということになるわけだ。
白波瀬:初めて海外で波に乗ったのがインドネシアだったので、本当に感動しました。
海底の違いが生み出す日本と海外の波の差
白波瀬は日本とインドネシアの波の違いについて「日本の波は基本的に海底が砂でできていて、いろいろな形の波が来る」と語る。一方、インドネシアなど海外では、海底がサンゴや岩でできている場所があり、常に似た形の波が来る「マシンウェーブ」が特徴だという。葉加瀬:面白い。海底が砂だと、大きな波が一度来るだけで、砂が動いて地形が変わるわけだもんね。砂がなくなると、次の波の形も変わるってことだね。
白波瀬:そうです。波がだんだん変わってくるので、それまで同じ練習をしていたのに、急に波の形が変わってうまくいかなくなることがあるんです。でも海外、特にインドネシアは海底がサンゴやリーフだったりするので、常に同じような波で練習できます。そこに感動しました。
葉加瀬:でも、海底がリーフだと足をつくのが大変じゃないですか?
白波瀬:大変ですし、転んだら体を切ってしまうこともあるので気を付けています。
葉加瀬:そうだよね。怪我をしたことはありますか?
白波瀬:あります。背中をガーッと切ってしまったり。
民族衣装で伝えた感謝とバリ島への思い
これまで25回以上バリ島を訪れているという白波瀬。お気に入りの場所として挙げたのは、初めてバリ島を訪れた際に宿泊したサヌールの「スイスベルホテル」だった。白波瀬:エントランスから眺められる大きなプールがあるんです。そこで朝食を食べて、そのままプールに飛び込んだり、海に行ったりしていました。スイスベルホテル(編註:現 サヌール リゾート ワトゥ ジンバー )はすごくよかったですね。
葉加瀬:レストランなら、どこがおすすめですか?
白波瀬:サヌールの街中にある一本道に、「マッシモ」というイタリアンレストランがあります。ジェラートがすごく人気で、外ではカラフルなアイスをいろいろ食べられるんですよ。でも、私はジェラートよりもレストランのほうがお気に入りです。イタリア人の方が本場のパスタやピザを提供していて、すごくおいしいんです。
葉加瀬:サヌールは、今やおしゃれなスポットになっていますからね。
白波瀬:すごくおしゃれですよね。
葉加瀬:パン屋さんのおすすめはありますか?
白波瀬:「ブレッドバスケット」というパン屋さんです。サヌールでは朝早くから営業しているパン屋さんが意外と少ないんですが、ここは朝6時、7時くらいから開いているんです。丸いクロワッサンにベーコンや目玉焼きなどを自分でトッピングして、さらにハチミツをかけて食べるのがすごくおすすめです。
葉加瀬:おいしそう!
白波瀬:お昼でも混んでいるくらい人気で、すごくおいしいので、ぜひ行ってみてください!
葉加瀬:それから、2025年にはケバヤを着たそうですね。バリ島の民族衣装ですよね。
白波瀬:はい。女性らしさが出る衣装だなと思います。
葉加瀬:きれいですよね。
白波瀬:7、8年くらい通わせていただいているので、神様にちゃんとお礼をしたいと思ったんです。それで民族衣装を着て、お参りに行きました。ただ、実際に行ってみて、そんなに軽い気持ちでお参りするものではないんだなと感じました(笑)。ずっと正座をしていたんですが、畳の上ではなく石の上なんですよ。2時間くらい正座をしていて、「これはなかなかきついな」と思いながらも、すごくいい経験になりました。海に対してもちゃんと「ありがとう」と伝えられたので、すごくよかったと思います。
葉加瀬:白波瀬さんにとって、インドネシアはどんな場所ですか?
白波瀬:私にとっては、第2の故郷です。ボディボードを楽しませてくれて、始めたころの楽しいという気持ちを思い出させてくれる場所だと思います。
恐怖と向き合うノースショアでの合宿生活
白波瀬は、幼いころから家族旅行でハワイにもよく訪れていたと話す。そして、現在はボディボードの修行のためにノースショアに行き、世界的に有名なサーフポイント「バンザイ・パイプライン」で練習をするという。波が非常に分厚く、危険も伴う一方で「そこで練習すると、ほかの波が怖くなくなる」と、その経験がもたらす効果について語った。白波瀬:冬に1カ月くらい合宿に行って、厳しい波で修行してから、ほかの国に行って波に乗るという、サーフィンの修行の場として知られています。
葉加瀬:修行で合宿に行ったときは、毎日どんな生活をするんですか?
白波瀬:ノースショアに泊まっていると、波が大きい日は、宿泊している場所にいても波の音が聞こえるんですよ。
葉加瀬:部屋にいてもですか?
白波瀬:そうです。波の音が「ザバーン」と聞こえてくるので、おびえながら「もう嫌だ! 朝が来なければいいのに」と思っていました(笑)。
葉加瀬:朝起きたら、まずウォーミングアップをするんですか?
白波瀬:そうですね。自分でストレッチやトレーニングをします。体が緩んだ状態ではなく、しっかり力を入れられる状態にしておかないといけないんです。しっかり集中して海に入るようにしています。なぜかというと、人がすごく多いので、そのなかで波に乗るのは大変だからなんですね。短い時間で集中力を高めて、波に乗らないといけないんです。
葉加瀬:だいたい何時から何時まで海に入っているんですか?
白波瀬:朝は基本的に6時くらいに起きて、まず波を見ます。それから海に入って、8時くらいには上がります。1回につき2時間くらいですね。それを朝、昼、夕方の3回くらい繰り返します。お昼は少し穏やかな波のところで練習したいので、場所を移動することもあります。
葉加瀬:緩やかなところでも学びがあるんですね。
白波瀬:大きな波ではできない技ができたりするので、そこで練習します。夕方は自分の好きなポイントに行ったり、さらに修行したりします。
葉加瀬:素晴らしいですね。それを1カ月続けるんですか?
白波瀬:はい。正直、行きたくはないですよ(笑)。
葉加瀬:やっぱりキツいよね(笑)。でも、自分のためなんだね。
白波瀬:そうですね。やっぱり、いい経験にはなるので。
白波瀬海来の最新情報はInstagram公式アカウント(@kyra.97)まで。
白波瀬は次回、10月24日(土)の『ANA WORLD AIR CURRENT』にも引き続き登場。
葉加瀬太郎がゲストの旅のエピソードを聞くJ-WAVE『ANA WORLD AIR CURRENT』は、毎週土曜の19時からオンエア。
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2026年10月24日28時59分まで
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番組情報
- ANA WORLD AIR CURRENT
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毎週土曜19:00-19:54