シンガーソングライターのiriが、デビュー10周年イヤーへの思いや、新曲『力説』の制作エピソードを語った。
iriが登場したのは、4月19日(日)放送のJ-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。世界のミュージックシーンからJ-WAVEが厳選した100曲を4時間にわたってお届けするプログラムだ。
クリス:相変わらずお元気そうですが、髪型が変わりましたね。
iri:はい。ちょっと切りすぎちゃいました。
クリス:これからの季節はジメジメしてくるので、短いに越したことはないですよね。最近、島に行ったそうですね?
iri:そうなんです、小豆島に行きまして。初めてプライベートでフェリーに乗って行ってきました。瀬戸内海が本当にきれいで、オリーブ園のようなところに泊まったんですが、とにかく静かで。
クリス:リフレッシュできたということですね。そんなiriさん、ただいま10周年イヤー真っただ中。この番組に初めて来ていただいたのが2017年3月です。当時のことは覚えてますか?
iri:覚えてます。デビューしたばかりでラジオもあまり出たことがなくて、かなり緊張していたと思います。
クリス:そのときは、「フロム逗子、スモーキーボイスのニューシンガーソングライター」なんて紹介しましたけど。
iri:(笑)。
クリス:相変わらずスモーキーボイスですよね。唯一無二の、という感じがします。
iri:ありがとうございます。
クリス:この10年で自分の中の分岐点ってありましたか?
iri:たくさんありました。最初のオーディションのときとか、デビューが決まったときも、武道館でライブをさせていただいたときもそうですし、分岐点はたくさんありました。曲を作るときに、誰かにあてて書くことがけっこうあったりして、いろんな角度や距離感で制作していて。そういう意味では、いろんな曲ができたなという感じがしてます。
クリス:節目という感じじゃなくて、人生が大きくここで動いたというか、パカっと未来が見えたみたいな感じかもしれないですね。
iri:まだパカっとは見えてないかもしれないです(笑)。ずっと迷いながら曲も作っていて。でも、5周年のときは自粛期間もあって、自分の音楽の在り方とかアーティストとしての在り方をすごく考えた年でした。
クリス:なるほど。でも、やっぱりいちばんの分岐点はオーディションに出ようと思ったところでしょうね。
iri:そうですね。学生のころからずっと歌手になりたい、アーティストになりたいっていう気持ちがあって、就活みたいな感じでオーディションを受けていて。もうこのオーディションに受からなかったら諦めようって思ってました。
クリス:オーディションのころは弾き語りだったんですよね。
iri:そうですね。
クリス:となると、今回の新曲は原点回帰という解釈でよろしいでしょうか。
iri:はい。10周年イヤー初のリリースになるので、原点である弾き語りのスタイルでリリースしたいなと思っていました。
クリス:たぶん、iriさんってけっこうダンサブルというか、ビートの効いたR&Bやヒップホップ寄りなイメージがあると思うんですよね。今回は弾き語りで、タイトルが「力説」。でも、かなり肩から力を抜いて歌ってる感じがしました。
iri:曲を書いているときに、この「力説」というワードがたまたまふわっと浮かんできて。たしかに、力説しているかと言われるとあれなんですけど。静かに熱く語っている感じです。
クリス:メッセージですよね。歩み寄ってくるような、そんな曲です。でも「力説」っていうタイトルをつけるということは、自分の中では強いメッセージだということですよね。
iri:やっぱり自分の大切な人、たとえば古くからの友だちとかだとすごく力説しちゃうんですよ、私。そういう大切な人に向けて書いた曲です。
クリス:デビュー前は、それこそギター1本でいろいろなところで弾き語りをしていたんですよね?
iri:はい。ギター1本でジャズクラブとかカフェで、弾き語りしていました。最初は曲が少なかったので洋楽のカバーとかもしていたんですけど、だんだん自分の曲の『会いたいわ』とか『brother』を弾き語りで演奏するようになりました。
番組ではここで『力説』をオンエアし、聴き終えたクリスはあらためて感想を語る。
クリス:僕はこの『力説』という曲、目から鱗という感じだったんですよ。いままでのイメージと全然違う感じがして。
iri:そうなんですよ。最近は昭和チックでレトロなものや、和のテイストに惹かれていて、ジャケットも今回は水墨画っぽい感じにしています。
クリス:これがアコギだったら、けっこうフォークだよね?
iri:そうなんです。本当は最後まで弾き語りでレコーディングしようと思ってたんですけど、そこまでやるとストイックすぎるかなと思って、最終的にはトラックメイカーと一緒につくりました。でも気持ち的にはそれくらい、音を削ぎ落としました。
クリス:根っこはフォークなのかもしれないですね。昭和の吉田拓郎さんとか、かぐや姫じゃないけど、そこに精通する何かがある感じがします。サウンド的に他にこだわったポイントはありますか?
iri:いわゆるトラックものやダンスミュージックだと、声を持ち上げたりキラッとさせるんですけど、かなりマットに仕上げてもらいました。ブレスもすごくリアルにしていて、バンドもスタジオの中で“せーの”でレコーディングしたわけではないんですけど、楽器の位置みたいなものにもすごくこだわって作っています。
iri:最近ゲットしたんですけど、歌うときにウォーミングアップで使う小さい笛をいつも持ち歩いてます。口を閉じてその笛をくわえて空気を吐いていくんですけど、その状態でメロディーラインを歌ったりすると発声にすごくいいというか。声に力がほしいときに、それをくわえてトレーニングしています。笛を使うと声の立ち上がりがいいというか。
クリス:なるほど、声の筋トレみたいな感じで面白いですね。
続いて、iriが引いた質問は「最近、涙を流したのはいつ?」。
iri:私、すぐ泣くほうなので、ライブとかでもすぐ泣きます。より涙もろくなってますね。
クリス:最近泣いたのはいつですか?
iri:このあいだの健康診断なんですけど(笑)。
クリス:なにか恐ろしいことを言われたんですか(笑)。
iri:いや、採血が本当に耐えられないんです。痛みというか、注射が耐えられなくて、本当に涙が出ました。
クリス:そうなんですね。僕は見ますよ、採血。
iri:えっ!
クリス:僕も怖くて見ない自分がいたんだけど、あれって、ちょっとしたトラウマじゃないですか。だから、あるとき「よし、見てやろう」と思って。「ああ今、よし、入ってる」って。
iri:強い……。私はいつも遠くを見たり、振り返って後ろを見たりします。
最後に、10周年イヤーを飾るライブツアーについて抱負を訊いた。
クリス:6月から全国6カ所をめぐるZeppツアー「iri 10th Anniversary LIVE "DoT"」を開催するそうですね。この「DoT」ってなんですか?
iri:「DoT」は点のドットです。今回は6カ所のツアーで、今までアルバムを6枚出してるんですけど、それぞれの会場でアルバム1枚ずつから何曲かを抜粋してやろうと思っています。その会場に来た人じゃないと、聴けない曲があるっていう。
クリス:面白い試みですね。今まで聞いたことがないです。どんなツアーになりそうですか?
iri:今年の1月末にアニバーサリーイヤーをスタートさせる「Episode.0」というイベントがあって、そこから10周年をスタートさせています。デビューした日が10月26日なので、6月のツアーからその日に向けて今年は盛り上げていきたいなと思ってます。
iriの最新情報は公式サイトまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
iriが登場したのは、4月19日(日)放送のJ-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。世界のミュージックシーンからJ-WAVEが厳選した100曲を4時間にわたってお届けするプログラムだ。
プライベートで初めて小豆島へ
『TOKIO HOT 100』には2025年5月以来、ほぼ1年ぶりの出演となったiri。ナビゲーターのクリスはひさしぶりに会った感想を伝える。クリス:相変わらずお元気そうですが、髪型が変わりましたね。
iri:はい。ちょっと切りすぎちゃいました。
クリス:これからの季節はジメジメしてくるので、短いに越したことはないですよね。最近、島に行ったそうですね?
iri:そうなんです、小豆島に行きまして。初めてプライベートでフェリーに乗って行ってきました。瀬戸内海が本当にきれいで、オリーブ園のようなところに泊まったんですが、とにかく静かで。
クリス:リフレッシュできたということですね。そんなiriさん、ただいま10周年イヤー真っただ中。この番組に初めて来ていただいたのが2017年3月です。当時のことは覚えてますか?
iri:覚えてます。デビューしたばかりでラジオもあまり出たことがなくて、かなり緊張していたと思います。
クリス:そのときは、「フロム逗子、スモーキーボイスのニューシンガーソングライター」なんて紹介しましたけど。
iri:(笑)。
クリス:相変わらずスモーキーボイスですよね。唯一無二の、という感じがします。
iri:ありがとうございます。
いちばんの分岐点はオーディション
続いてクリスは、iriにあらためてこの10年の思いを尋ねる。クリス:この10年で自分の中の分岐点ってありましたか?
iri:たくさんありました。最初のオーディションのときとか、デビューが決まったときも、武道館でライブをさせていただいたときもそうですし、分岐点はたくさんありました。曲を作るときに、誰かにあてて書くことがけっこうあったりして、いろんな角度や距離感で制作していて。そういう意味では、いろんな曲ができたなという感じがしてます。
クリス:節目という感じじゃなくて、人生が大きくここで動いたというか、パカっと未来が見えたみたいな感じかもしれないですね。
iri:まだパカっとは見えてないかもしれないです(笑)。ずっと迷いながら曲も作っていて。でも、5周年のときは自粛期間もあって、自分の音楽の在り方とかアーティストとしての在り方をすごく考えた年でした。
クリス:なるほど。でも、やっぱりいちばんの分岐点はオーディションに出ようと思ったところでしょうね。
iri:そうですね。学生のころからずっと歌手になりたい、アーティストになりたいっていう気持ちがあって、就活みたいな感じでオーディションを受けていて。もうこのオーディションに受からなかったら諦めようって思ってました。
新曲『力説』は原点回帰の弾き語り
iriはデビュー10周年イヤーの第1弾となる新曲『力説』を4月1日に配信リリースした。力説
iri:そうですね。
クリス:となると、今回の新曲は原点回帰という解釈でよろしいでしょうか。
iri:はい。10周年イヤー初のリリースになるので、原点である弾き語りのスタイルでリリースしたいなと思っていました。
クリス:たぶん、iriさんってけっこうダンサブルというか、ビートの効いたR&Bやヒップホップ寄りなイメージがあると思うんですよね。今回は弾き語りで、タイトルが「力説」。でも、かなり肩から力を抜いて歌ってる感じがしました。
iri:曲を書いているときに、この「力説」というワードがたまたまふわっと浮かんできて。たしかに、力説しているかと言われるとあれなんですけど。静かに熱く語っている感じです。
クリス:メッセージですよね。歩み寄ってくるような、そんな曲です。でも「力説」っていうタイトルをつけるということは、自分の中では強いメッセージだということですよね。
iri:やっぱり自分の大切な人、たとえば古くからの友だちとかだとすごく力説しちゃうんですよ、私。そういう大切な人に向けて書いた曲です。
クリス:デビュー前は、それこそギター1本でいろいろなところで弾き語りをしていたんですよね?
iri:はい。ギター1本でジャズクラブとかカフェで、弾き語りしていました。最初は曲が少なかったので洋楽のカバーとかもしていたんですけど、だんだん自分の曲の『会いたいわ』とか『brother』を弾き語りで演奏するようになりました。
番組ではここで『力説』をオンエアし、聴き終えたクリスはあらためて感想を語る。
クリス:僕はこの『力説』という曲、目から鱗という感じだったんですよ。いままでのイメージと全然違う感じがして。
iri:そうなんですよ。最近は昭和チックでレトロなものや、和のテイストに惹かれていて、ジャケットも今回は水墨画っぽい感じにしています。
クリス:これがアコギだったら、けっこうフォークだよね?
iri:そうなんです。本当は最後まで弾き語りでレコーディングしようと思ってたんですけど、そこまでやるとストイックすぎるかなと思って、最終的にはトラックメイカーと一緒につくりました。でも気持ち的にはそれくらい、音を削ぎ落としました。
クリス:根っこはフォークなのかもしれないですね。昭和の吉田拓郎さんとか、かぐや姫じゃないけど、そこに精通する何かがある感じがします。サウンド的に他にこだわったポイントはありますか?
iri:いわゆるトラックものやダンスミュージックだと、声を持ち上げたりキラッとさせるんですけど、かなりマットに仕上げてもらいました。ブレスもすごくリアルにしていて、バンドもスタジオの中で“せーの”でレコーディングしたわけではないんですけど、楽器の位置みたいなものにもすごくこだわって作っています。
最近泣いたのは、健康診断の採血
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』では、ゲストの素顔を引き出すランダムな質問を用意している。恒例の「ガチャ」でiriが引いた質問は、「常にストックしているものや、持ち歩いているものはありますか?」。iri:最近ゲットしたんですけど、歌うときにウォーミングアップで使う小さい笛をいつも持ち歩いてます。口を閉じてその笛をくわえて空気を吐いていくんですけど、その状態でメロディーラインを歌ったりすると発声にすごくいいというか。声に力がほしいときに、それをくわえてトレーニングしています。笛を使うと声の立ち上がりがいいというか。
クリス:なるほど、声の筋トレみたいな感じで面白いですね。
続いて、iriが引いた質問は「最近、涙を流したのはいつ?」。
iri:私、すぐ泣くほうなので、ライブとかでもすぐ泣きます。より涙もろくなってますね。
クリス:最近泣いたのはいつですか?
iri:このあいだの健康診断なんですけど(笑)。
クリス:なにか恐ろしいことを言われたんですか(笑)。
iri:いや、採血が本当に耐えられないんです。痛みというか、注射が耐えられなくて、本当に涙が出ました。
クリス:そうなんですね。僕は見ますよ、採血。
iri:えっ!
クリス:僕も怖くて見ない自分がいたんだけど、あれって、ちょっとしたトラウマじゃないですか。だから、あるとき「よし、見てやろう」と思って。「ああ今、よし、入ってる」って。
iri:強い……。私はいつも遠くを見たり、振り返って後ろを見たりします。
最後に、10周年イヤーを飾るライブツアーについて抱負を訊いた。
クリス:6月から全国6カ所をめぐるZeppツアー「iri 10th Anniversary LIVE "DoT"」を開催するそうですね。この「DoT」ってなんですか?
iri:「DoT」は点のドットです。今回は6カ所のツアーで、今までアルバムを6枚出してるんですけど、それぞれの会場でアルバム1枚ずつから何曲かを抜粋してやろうと思っています。その会場に来た人じゃないと、聴けない曲があるっていう。
2026年Zepp Tour 開催決定!
— iri (@03iritaama) January 31, 2026
iri 10th Anniversary LIVE “DoT“
FC先行チケット受付開始https://t.co/zoTkC0tOZC#iri_10th#iri_DoT pic.twitter.com/DdWFSQv0iA
iri:今年の1月末にアニバーサリーイヤーをスタートさせる「Episode.0」というイベントがあって、そこから10周年をスタートさせています。デビューした日が10月26日なので、6月のツアーからその日に向けて今年は盛り上げていきたいなと思ってます。
iriの最新情報は公式サイトまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
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